サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

昔のアイスキャンディーは「最大3本当たり」くじつきだったんだぜ!

こんにちは。

 毎日、暑いっすね。僕も出勤時には駅のコンビニでキンキンに冷えた烏龍茶を買い、そこでがぶ飲み。この間は女子大生っぽい店員さんを前に名曲「およげ!たいやきくん」の替え歌でまいにち、まいにち僕らは鉄観音!」と歌い、その場で苦笑されました。そんな話なんてどうでもいいや。

 

 

庶民の味方、ガリガリ君の値上げ 

 さて本題。夏の暑い日に恋しくなるのは冷たい飲み物とアイス。だけどアイスキャンデーについてはどの店舗もほぼ赤城乳業ガリガリ君が独占の状態であり、選択の幅も狭い印象。

 

www.akagi.com

 

 その庶民の味方であるガリガリ君も、昨今の不況や材料費の高騰でガリガリ君が25年ぶりに値上げを決定。その値上げについてお詫びした赤城乳業の話題がニュースになる現在。いや~世知辛い、世知辛い。

 

www.j-cast.com

 

 多くのユーザーはその値上げを受け入れたみたいでしたけれども、僕としては1本100円にしてくれてもいいのでアイスの当たりを最大で3本にしてくれないかな?とか思ったりもします。いや、昔はあったんですよ。当たりが出たら最大で3本もらえるアイスキャンディー。

 

 

立たされん坊というアイス、みんな覚えてるかな?

www.youtube.com

「もうしません」の文句で3本当たり。
「ごめんなさい」の文句で2本当たり。
「気をつけます」の文句で1本当たり。

 

 最大で、アイスが3本当たるという太っ腹な商品でした。その他にも映像や写真では今回、発見できなかった雪印(現:メグミルク)の「スロットアイス」やフタバ食品の「1、2、3」など、30年ほど前までは3本もらえる当たりつきのアイスって結構あったんですよ。その頃を知っている自分としてはアイスキャンディーを食べていてあたりが出ても「1本当たりってケチくせぇな」と思ってしまう。

 

 

 ※当たりが出たらもう1枚!とかないかな?

 

 

シン・ゴジラで思い出したマイナーなゴジラグッズを語ろう

こんにちは。

 

現在、日本各地の映画館で公開中の「シン・ゴジラ

shin-godzilla.jp

 

 日本怪獣映画の古典であり、今も最新であリ続ける怪獣王「ゴジラ」。脚本・監督がエヴァンゲリオン庵野秀明監督ということもあって公開前から話題性も高く、作品の評価を知人などに聞いた限り概ね高いそうな。 実を言うと僕自身、ゴジラは苦手。物心ついた頃に見た再放送の映画がひどく怖かった記憶のせいか、どの作品もTVでの再放送を多少見た程度だったりします。もちろん半世紀以上の歴史を誇る怪獣王に敬意は抱いているけど苦手なもんは苦手なのよ。

 さて本題。今、述べたように実写のゴジラは苦手だけど、デフォルメ版のゴジラにはそれなりに思い出もあったりします。僕が小学4年生の頃に流行った「ゴジランド」というキャラグッズ。覚えてません?

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 ご覧の通り、ゴジラモスラなどがアニメっぽくデフォルメされたキャラの商品。駄菓子屋などに行くとシールとかノートなどの商品が売っており、僕の学校では集めている子も結構いました。もう30年くらい昔の話。調べた限りだとこのキャラは駄菓子屋で販売するブロマイドなどを作っていた「山勝」というおもちゃメーカーが商品展開をしていたそうな。その後、90年代になって学習研究所(学研)が子どもの教育用アニメソフトとしてビデオ販売もしたという話も。

 

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www.youtube.com

ゴジラウィキペディアで調べたら、こんな情報がありました。

ゴジラ - Wikipedia

以下、引用。

 

すすめ!ゴジランド(1994年、1996年)

学習研究所による学習アニメ。登場怪獣はゴジラ、ゴジリン(雌のゴジラ)、モスラアンギラス、バラゴン、メカゴジララドン。ブロマイドなどの商品展開時期は1985年前後で、10年後にアニメ化されたもうひとつのゴジラワールド。このブランクの期間はなにをやっていたのか非常に気になっているところではありますけども、なにせ情報がない。このキャラについて詳しい人がいたらぜひ情報下さい!

 他にも今回の「シン・ゴジラ」から連想するゴジラのマイナーグッズがもうひとつあります。それは怪獣版のチョロQ「チョロ獣」。

チョロ獣

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チョロQ/チョロ獣について詳しく知りたい人は以下のホームページ参照。

 

「チョロQ学園」

http://www11.atpages.jp/choroq/history/1983.html

筆者のチョロQ愛に感動。

 

 チョロQとはデフォルメされたデザインのゼンマイ駆動によるミニカー。1980年におもちゃメーカーのタカラ(現:タカラトミー)発売で、現在も新商品が発売されているロングセラーなおもちゃです。

チョロQ Q-eyes|タカラトミー

 このチョロQは当初、ベンツやポルシェ、ワーゲンなど国内外の乗用車をベースにしたデザインがほとんどだったんですけど

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コロコロコミックで80年代に連載されたチョロQ漫画ゼロヨンQ太」モデル。うわ懐かしい。以下ホームページより

チョロQ

この後に戦車をベースにしたコンバットチョロQなど車だけにとどまらないラインナップも続々発表されました。前述のチョロ獣もそのひとつです。ウルトラマンゴジラシリーズなどが揃ってお、ゼンマイで走らせると口から火花が飛ぶ。こんな感じでした。

www.youtube.com

 そんな懐かしのおもちゃですが「チョロ獣」を調べるうちに、こんなものも発見。

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こんな商品、あったの?

 この商品を調べたところ発売は2001年。コレって巨人ファンにはメジャーで一般的にはマイナーアイテムなのか巨人ファンと一般にとってもマイナーなのか、あるいは僕が知らないだけでメジャーな商品なのか。謎は深まるばかり。皆さんの情報をぜひおまちしています。

 

 

 

※北海道には「ゴジラのたまご」という名前のスイカもあるそうな。知ってた?

 

田中正造の人物伝を読めば政治の本質とは何かが分かる。

こんにちは。

 

 昨日は都知事選から日本の政治や選挙について、愚痴っぽい記事を書いてしまいました。どの候補者を選んでも政治は何も変わらない。自分の考えに近い候補者は当選が厳しい。候補者がどんな人物かピンとこないので、知名度に頼ろう。そういう時にこそ、僕らは「自分はどんな政治を望んでいるのか?」という国民の政治参加の基本に帰るべき。僕の求めている政治の基本。それは田中正造です。

田中正造(1841〜1913)

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 幕末に栃木県小中村で誕生。若い頃に村の名主を経て明治になり、栃木県会議員を経て国会議員になった人物です。この人物は日本で初の郊外事件である足尾銅山事件で公害に苦しむ人々を助けるために、明治天皇に直訴を試みて失敗に終わりました。この史実だけを見ていると田中正造は苦しむ人々を助けられなかった「歴史の敗者」だけど、その政治家としての倫理や先見性はもっと評価されていい人物です。

 田中正造の考える政治理念。それは「政治は道徳である!」という信念でした。その道徳を養うものは学問であるとの考えを持っていた田中は、自由民権運動の時代に私財でを主宰。学生を相手に以下のテーマなどについて、議論を行ったりしています。

①「死刑制度の是非」
②「行政における政府の領分」
③「女性の選挙権」 
④「人権は平等か」

 現在じゃなくて明治時代にですよ?このエピソードだけをもってきても政治家としての田中正造という人物がどれだけ突出した知識人だったかわかります。

 

 「政治は道徳」。だからこそ政府は「国の発展のためといえど、民の権利や尊厳を奪ってはいけない」国益のために国民を虐げる政治を許しませんでした。また、その道徳を汚すものとして、中央集権を批判。そのために地方自治は中央の干渉を退けて独立独歩であるべきとしました。実際に地元の政治家と地域の業者の癒着に対して「官府に対して旨く情実を訴えて保護金の拝借を許されるのは手柄である」という風潮について

「業者が地元の政治家に仕事を中央から貰ってきてくれと泣きついて来たのに対して、そういう頼みをヘラヘラ聞いてやったりする。そんな奴は政治家じゃねぇし、そんな企業も地方の政治を腐らせるだけだ!」と手痛い発言を浴びせてもいます。

 こんな感じに本日は田中正造の考えていた「政治のあり方」についてを本日は紹介しましたが「田中正造の政治理念なんて、しょせん単なる理想論」とお思いの人も多いのでしょう。

 

そのとおり。

 

 僕だってその理想が現実でまかり通ると思ってません。だけど僕を含めて人間っていう存在は、自らの理想を掲げなかったら、自分を甘やかそうとする弱い存在だと思っています。だから理想なんてのはハードルが高けりゃ高いほどいい。
 

 生きていりゃ誰だって知識や経験、教養などから作られた自分なりの「道徳、理想」をもっているはず。そうしたらそれに従って票を投じることこそが田中のいう「政治」なのでしょう。僕は田中正造の人生に感銘を受けたからなるべく「国」「自治体」などのシステムではなくあくまで「そこで生きる民」に目を向けている候補を選ぶけど、皆さんはどんな人を選ぶのか。どっちにせよ、いい年こいて無投票、白票はみっともないのでやめたいもんだね、お互いに。

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※もっと日本史で注目されてもいい人物だと思うんだけど。

 

週刊文春の見出しでしか政治家を判断できない僕ら。

こんにちは。

 

 来週の日曜に控えた東京都知事選。メディアの世論調査では小池候補リード、増田候補追走、鳥越候補はなんと失速だそうな。もっともまだ投票先を決めていない「無党派層」も数百万人程いるため、最後の最後で大逆転という結果も充分ありえるとの話だけど、鳥越候補の逆転は素人の考えだけども、かなり厳しい。この間の週刊文春の記事は鳥越陣営に、相当のダメージを与えた印象です。

 

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 記事の話が事実であってもそうでなくても世間は関係ない。この見出しこそ大事なのだから。この都知事選を通じて、僕は日本の政治に失望させられています。現在の自民党を支持できないため、僕としては野党側候補を応援しているのは事実なんだけど、今回のケースと逆に小池・増田候補がなんらかの疑惑を引き金に大きく支持率を下げ、鳥越候補有利といった展開だったとしても同じ失望を感じたでしょう。

 結局、この国の人々の多数が政治家を判断する大きな材料って、週刊文春の見出し程度のものだからです。考えてもみて下さい。今回の都知事選のきっかけであった舛添前都知事の辞職を煽ったのは、週刊文春の立て続け批判記事でした。確かに舛添前知事の行為はコソ泥みたいだったし、偉そうな会見も褒められるものではありません。批判を受けて当然。だけど知事は続けさせるべきでした。知事を続けさせて、こういう金に汚い人を直接的、間接的に選んだ自分たちのバカさを衆目にさらすことこそ都民の責任であり、物事の「スジ」であると思うからです。

 

 だけど都民はメディアにのっかって自分たちの責任や、人を見る目のなさを棚上げにして「舛添やめろ!」の大合唱。そんでもって辞任後、鳥越叩きのキャンペーンで鳥越候補失速。確かに出馬時会見で見る頼りなさげな印象や前回の選挙で次点だった宇都宮さんとの関係などで僕も応援に乗り気でなかったけど、あれだけ都民が舛添を叩いたんだったら、それを公認した自民党のことも許さないだろうなと思っていたら、そんなことをもう忘れたようになんだかんだいって自民を離党していない小池候補や舛添と同じ穴のムジナの増田候補に乗り換え。

 あんたらは舛添と、舛添と同じく税金で甘い汁を吸っていただろう自民党に怒っていたんじゃないの?あの怒りは税金でいい目を見ていた舛添へのやっかみでしかなかったの?だとしたら、たとえ小池候補や増田候補が知事になったとしても同じような疑惑が発覚したらこの国の人たちはまたも瞬間湯沸し器みたくヒステリックに騒ぎたてるでしょう。そして猪瀬、舛添と同じく「選んだ自分たちの責任」を考える事もせずに「辞めろコール」の後で選挙。いい候補者、政治家がいないと愚痴り、候補者そのものの知名度や雑誌のネガティブキャンペーンを頼りに票を投じる。そんでもってまた疑惑発覚。辞めろコール。選挙。また疑惑発覚で辞めろコール。こういった文春で始まり文春で終わるループのような情景が今後も続くことになっていくのかもしれない。

 

 吊り広告などの見出しをたよりに政治家を選び、公約や候補者の背景にあるものも考えない。現在の政治家がダメだというくせに手垢がついていない候補を選び、長い時間をかける事を覚悟の上で、有権者と政治家でお互いに政治を育てていこうという気概もない。あまりにも失望大きいので僕はもう選挙権を放棄したくなってくるわ。

  

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高校野球を「爽やか」とかいってる人って何なの?

こんにちは。

   毎年、この時期になってくると「高校野球」ファンが自分たちの出身校や地元高校の野球部があーだこーだと語り、あんまり興味ない僕にも話を振ってきたりします。

 

 

有名高校の野球部員は所詮、高校の営業部隊

「AMちゃんの高校なんてどうなの?」

   どうなの?って言われても僕の出身校は都立の弱小高校。おまけに都内でも指折りのヤンキー校だったので、正直バッターボックスにバットを持って立っているよりも、釘バット持って他校のヤンキーたちを待ち伏せているほうがお似合いっていう環境だったのと、僕自身も野球に全く興味ないため常に、どーでもいいイベントの上位にランクしています。そんな高校野球はどの学校も健全な高校球児たちの正々堂々たるスポーツマンシップ溢れる大会かというと、そうでもない。毎年どこかの学校が喫煙や部内でのいじめの実情などが大々的に報道されることによって出場停止処分を受けたりしていたりもする。でもって、こういう事件が起こると「健全な高校野球を汚しやがって!」と怒る人も多いんだろうけど甲子園出場、優勝のため全国を回って有望な選手を集めてくる強豪校と甲子園出場、あるいはプロになるため強豪校への進学を希望する学生達の関係って爽やかさとは程遠いめっちゃドライなもんなんじゃないか?と想像します。

 

徹底的な勝利を渇望するプロフェッショナリズム 

 甲子園に出場することができれば学生は自分の抱く夢を実現することとなり、学校だって強豪校の実績、プライドを保てる。その両者の利害を一致させるものは勝利のみ。だから学生も「野球部を勝たせてやるから、俺の好きにさせろ!」と調子ぶっこくだろうし、学校もお互いのWIN=WINを守るためだったら、うるさいことなんてわざわざいったりしませんって。っていうか逆に今回の不祥事みたいなトラブルを起こしてきた学生の心の奥底にあったであろう「野球部を俺の活躍で勝たせてやる!だから俺の素行に文句いうな!」という姿勢はある意味、プロフェッショナリズムを強く感じなくもありません。ってなことで本題。本日紹介させていただくのはこの作品。

  

 

実録!関東昭和軍 - Wikipedia

 

 

 高校野球にまつわる不祥事やカネなどをネタとしている「負」の高校野球マンガ。「高校野球ハ戦争。組織の勝利のために己を捨て、戦う兵士になろう!甲子園は就活だ!」こんなことを作中で堂々と語る監督、コーチに徹底的な体育会気質に染まっていった結果、ヤクザ関係者に強烈な就職のコネを持つ部員たち。そんな奴らの物語は多くの強豪校がやってもうた野球部員たちの不祥事を思わせます。この漫画のエピソードを虚構だろう?と笑う人も多くいることでしょう。だけど健全な高校野球の成れの果てにいたのが「清原だった」ことを僕たちは覚えておくべき。

ポケモンGO、ポケモンGOと騒いでいる大人がバカに見えて仕方ない。

こんにちは。

 

昨日からでしたっけ?日本でのポケモンGOダウンロード開始って?ごめんなさい、僕、全然興味ないのでわかりません。そんな僕が「ポケモンGO」をテーマにブログを書くのもどうなのよ?と思う人もいるだろうけど、まぁお付き合いを。

 

  

君らの騒いでいるもんは単なるデータだ

 さて本題。ポケモンGOとは、任天堂と関連会社のポケモン、米国のゲーム会社ナイアンティックの3社共同開発のスマホ専用アプリ。ユーザーは外を歩き回って、モンスターを探索。スマホがモンスターを探知してカメラの液晶でそれらを捉えられたらアイテムのモンスターボール」で捕まえて育成。育てたモンスターを使ってユーザー同士対戦できる。モンスターたちの出現場所と時間はランダム。だそうな。

 

www.pokemongo.jp

 

Pokemon GO - Wikipedia

 

 ふーん。このゲーム、世界中でヒットしてるんだー。と本当に他人事な自分です。っていうか、いい年した大人たちが夢中ってバカか?例えばアプリをダウンロードした子どもたちに「◯◯◯にモンスターがいる!連れてって!」とせがまれて一緒に探しに行くという話ならまぁ、分からなくもありません。または新しモノ好きでとりあえずダウンロードしとこう。んでもって、会社出勤時や帰宅時にモンスター捕まえたら、それを見せて会話のネタにするというのもアリ。90年代中盤にポケモン誕生ということは現在30歳前後までがリアルなポケモン世代。ジェネレーションギャップを解消するツールとして有効に活用するというパターンも考えられるでしょう。そういう「お約束」のなかでクールにゲームを使うのだったらまぁ、まだ理解できなくありません。だけど

 

ポケモン」について語るバカな政治家 / メディア

app.famitsu.com

 

 こんなこと政治家に質問する方も、答える方もどうかしている。さらには海外でこんな記事も。

 

www.gizmodo.jp

 

 このゲームで歩きスマホ中の転倒や、交通事故発生というケースも多発しているとの事で、全国紙ではこんな社説も書かれる始末。

 

 

mainichi.jp

 

以下、同新聞の社説引用。

 

 

現実の世界とゲームを融合させた斬新さや、屋外で楽しめること、根強い人気を持つキャラクターを使っているのがヒットの理由だ。減収が7年続く任天堂の株価も急上昇した。ゲームと提携したサービスを提供する企業が現れ、集客効果を狙う観光地もあるようだ。一方で、米国などでは歩行中や自転車の運転中にゲームに夢中になって交通事故に遭う利用者がいる。池への転落や強盗被害も起きている。宗教施設や原子力発電所の敷地などゲームにふさわしくない場所にポケモンが出現し物議を醸している。

 これらは日本でも起きうるトラブルだ。政府の内閣サイバーセキュリティセンターは配信開始前から「危険な場所に立ち入らない」「歩きスマホは大変危険」などと事故防止の対策を呼びかけている。利用者はマナーと安全を最優先に考え、配信する側は危険な場所にポケモンを出現させないなどの配慮が必要だ。

 

 

 

 この国で今、最も大事なものは「たかがゲームのデータに大人がうかれるんじゃない!」という当たり前のことばではないかと思います。アニメとゲームという畑違いではあるけれど、かつてサブカルの作り手だった自分から見たらこの現象はすっげー気持ち悪い。大手メディアや政治家が「たかがゲームに騒ぐな!」といわない言論環境に違和感を持たざるを得ません。

 

現実と虚構を区別できないこの国

 90年代の湾岸戦争時、この時代のある若者が戦争の映像を観て「まるでゲームみたいだ」といったことをきっかけに、たちは「現実と虚構を区別できない世代」だと叩かれたことがありました。その指摘が適切なのかどうかは別としてこの時代には現実とサブカルの間には、明確な線が引かれていた事だけは確かだったと思うのです。ところが今、この国は政治も経済も文化もサブカルという虚構に飲み込まれているように僕には思えてならない。この国は本気でサブカルと距離を置くべきだと思う。

 

 そしてポケモンGOムーブメントに乗り切ることができないことに寂しさを抱いているブログ読者がいたら、僕はこう言いたく思う。

 

あなたは大人として間違っていない。

こんなもんで騒いでいる世の中のほうがおかしいんだ。

 

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ポケモンって全シリーズ合わせるとモンスターの数は700を超えるとか。ほんとにすげーわー。

 

お題「ポケモンGO」

「超光戦士シャンゼリオン」という特撮作品について

こんにちは。

 なんだかんだで始まった都知事選。このタイミングでこそ紹介したい特撮作品があるので本日はその話題。都知事選に絡んだ特撮っていったらアレ以外ないだろ?っていう読者さんも多い事でしょう。その特撮とは超光戦士シャンゼリオン

 

 

 

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©東映

 

超光戦士シャンゼリオン - Wikipedia

 

シャンゼリオンってどんな特撮作品?

 そのメチャクチャな物語や演出が話題になり、あまりに時代を先取りしすぎた「伝説の特撮」として知られているだけでなく、現在もマニアックな人気を誇る作品。先駆的過ぎたがためにこの作品が一般ウケすることもありませんでした。ただ提供がゲームメーカーのセガだったのを考えると、マニアックな作人になったのもさもありなんという印象。以下あらすじ。

 

ハードなSF特撮か?と思いきや

 人間界と異なる異世界「闇次元」から来たダークザイドという集団が人間を狙い、現実世界に侵攻を開始。これに挑むべく政府は特務機関『SAIDOC』を極秘に設立する。SAIDOCはダークザイドとの戦いのため、人間を戦士「シャンゼリオン」に変身させる強化スーツを開発。適合者に選ばれた戦士はシャンゼリオンになり、ダークザイドとの戦いに身を投じる。 

 

想像の斜め上なシャンゼリオンのダメっぷり 

 ただ、このシャンゼリオンに変身することになった主人公、涼村 暁(すずむら あきら)はダメ人間。偶然手に入れたシャンゼリオンの変身能力を他人に隠そうとせず自慢したり、勝利のためにヒーローにあるまじき卑劣な手段を使ったり、自分の身を守るため敵に命乞いしたりなど、その身勝手な振る舞いを敵キャラからも「お前そういうの、どうかと思うぞ!」と説教されたりもする、ある意味最も人間くさいヒーローです。

 

宿敵との決戦の舞台は東京都知事 

 そのヒーローが物語のクライマックスで宿命の敵と戦った舞台こそ、なんと東京都知事選」。敵の組織ダークザイドの幹部である暗黒騎士ガウザーはシャンゼリオンとの戦いを繰り広げる傍ら、黒岩 省吾(くろいわ しょうご)なる人物を名乗り、「黒岩相談所」所長として人間社会に馴染めない仲間を励ましたり、仕事を仲介したりしていた。そして「人間を、人間世界のルールに則って征服する」という真面目なポリシーを持っていた黒岩は人間社会での仕事で得たお金を政治資金にして都知事選に立候補。涼村と激しい選挙戦を戦って、見事、当選をはたすのです。知事になった黒岩の目指すものは

 

東京都を独立国家として樹立させ、自ら初代皇帝になるという野望。

 

 日本政府に対して東京都独立クーデターを起こして皇帝の座につき、最強の軍事国家を目指して全世界を征服してみせる!と高らかに吠える黒岩に「国の将来を左右するものはやっぱり有権者の賢明な判断だろうな」と思わざるを得ません。 7/31に行われる都知事選。熟慮のうえで票を投じなくてはいけない!!とこのマイナー作品を通じて強く思ったりする今日、この頃。

  

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※あらためて再評価されていい作品だと思う!