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サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

MASTERキートンReマスター -2話のサッカー選手について-

漫画/アニメ MASTERキートン

こんにちは

まだMASTERキートンのベスト10は大好き話が多すぎて絞りきれていません。そこで、とりあえず本日は続編の「MASTERキートンReマスター」のQUEST2「親愛なるアントニヤヘ」について。

 

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このエピソードはキートンが、クロアチア共和国の街「ドゥブロヴニク」にいるロベルトという男を首都ザグレブまで護衛するお話です。作中でサッカー好きのロベルトはクロアチアや旧ユーゴすラビア出身のサッカー選手の名を複数挙げています。

・世界最高のMFともいわれているルカ・モドリッチ
直接フリーキックだけでハットトリック(1試合で3得点)を達成した「グランシニストラ(偉大なる左足)」のシニシャ・ミハイロヴィチ
ACミランで背番号10を背負っていたズボニミール・ボバン

この他、物語に出てきませんがクロアチアと旧ユーゴスラビアには現在に至るまで、名選手がたくさんおります。

 

・ジェニオ(天才)の愛称を持つデヤン・サビチェビッチモンテネグロ
・Jリーグで名古屋グランパスに在籍したこともある「ピクシー」の愛称で愛されたドラガン・ストイコビッチセルビア

 


横浜F・マリノスvs名古屋グランパス・ストイコビッチ監督ボレーシュート - YouTube

※サイドへ蹴りだされたボールを革靴でダイレクトシュートを放ちゴールしたピクシーの名古屋グランパス監督時代。
・イタリアのインテルで、長友の先輩チームメートだったデヤン・スタンコビッチセルビア
などなど。まだたくさん挙げたいけどもこの辺で。

上述したボバン、ストイコビッチサビチェビッチが在籍した旧ユーゴスラビア代表チームはその当時「東欧のブラジル」ともいわれるほどテクニックに優れた選手が多くいたために90年代の前半において、ワールドカップやEUROなどの国際大会では常に優勝候補に挙げられる強国でした。ただ残念ながらこの旧ユーゴ代表のチームは91年から始まったユーゴ紛争のため消滅。当時のサッカーファンの失望はそうとうなものだったでしょう。

 ※旧ユーゴチームについては、以下を参照

サッカー10:幻のユーゴ・ドリームチーム、前編

サッカー11:幻のユーゴ・ドリームチーム、後編

サッカーユーゴスラビア代表 - Wikipedia

 

旧ユーゴは分裂後、現在以下6ヶ国になっています。

クロアチア共和国
セルビア共和国
スロベニア共和国
モンテネグロ
マケドニア共和国
ボスニア・ヘルツェゴビナ

ユーゴ崩壊後のワールドカップ出場国を調べるとこんな結果でした。

98年 クロアチアセルビア・モンテネグロ連合
02年 クロアチアスロベニア
06年 クロアチアセルビア・モンテネグロ
10年 スロベニアセルビアモンテネグロとは分離)
14年 クロアチアボスニア・ヘルツェゴビナ

分裂後も急ユーゴのなかから2ヶ国は強豪の集うヨーロッパ予選を勝ち抜いているのをみると、旧ユーゴの時代はどんだけ強かったんだろう?と思います。

もしも、ユーゴスラビアが分裂していなかったら98年から2014年までのワールドカップで優勝を手にしていたかもしれない。「民族」「国家」みたいなイデオロギーに翻弄されたってロクな事などない。この「親愛なるアントニヤヘ」はそんなことを考えさせました。