サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

女装少年の恋物語、ゆびさきミルクティーはもっと評価されていい

こんにちは

 最近の傾向なのか、僕が購読しているブログでもオススメマンガベスト記事が増えています。 

 

hitode99.hatenablog.com

 

 くそっ!先を越された!という悔しさはありますけど、こういった他人の好きな漫画がどういう作品かを語る文章は、その人の持つ人間性や人柄などが見えて、たいへん興味深い。先を越されたとはいったけれど、たぶん僕はこういう記事は書かないでしょう。めんどくせーから。

 さて本題。今回は僕がよく遊びに行ってるネットタイガーさんと、最近ブログのアクセスが増えているとの事で調子ぶっこいてる勢いに乗っているヒトデさんのマンガレビュー記事を参考にしましたがその他のマンガレビュー記事を読んでも載っていなかった、僕のお気に入りの作品を本日は紹介。今回の紹介作品はコレ。

  

 宮野ともちか

ゆびさきミルクティー白泉社

 

 どんなマンガかっていいますと、女装男子高校生と少女2人の三角関係。とあるきっかけで女装をすることになり、そのプロセスで自分自身の持っていた「少女的」な 可愛さに目覚め、女装に魅入られた少年の物語です。物語の主人公である少年と、少年の幼なじみの中学生、眼鏡の似合うクラスメートの優等生。この3人の繰り広げる三角関係が話の中心ですが、特筆すべきは、この作品は従来の恋愛漫画でありがちな「AとBの女の子がいる。、君はどちらを選ぶ?」という単純な2択問題じゃない点。 この少年が最も愛しているのはあくまでも「女装した自分自身」なのです。だから少女たちの恋のライバルはお互いであり、最大の敵は女装してそこらの女の子よりも可愛くなった主人公というややこしい構成になっています。またこの少年も 「少女みたいな可愛い自分」だけでなく、「自分のことを好きになってくれる子を側に置ける男としての自分」も愛しているため少年は少女2人からの想いに曖昧な態度で応えて関係を長続きさせたいと思い、その都度揺らぎます。
 つまり、少年は男としての自分も、少女としての自分も愛しているため、自分自身のアイデンティティーをモラトリアム化しようともがき続ける羽目に陥っていくのです。だけど、その少年も声変わりや身長の伸びなどの成長によって、自分が女装できなくなるという現実に直面します。また、少女たちも婉曲な表現、直接な 表現を巧みに使い分けて、少年に直情的な 感情をぶつける事で、曖昧な空間を砕こうとしていきます。

 「女装ができなくなってきている自分」「想いを寄せている2人の子を、いつまでも側に置いておけない自分」。変わっていかざるを得ない現実に対峙することで少年がどのような選択をするのか。興味があったらぜひどうぞ。

 

  

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