サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

ドラゴンボールで最もおもしろいのは本編でなく、漫☆画太郎の描いた公式の外伝である

こんにちは。

 本日のテーマは久々のドラゴンボール。この作品についてはまた、じっくり書きたいと思っていますが、漫画の内容をあらためて振り返った時、実はこれほどユーザーのニーズに応えて物語をダメにした。はっきりいうと連載の長期化で作品を駄作化した漫画ってないんじゃないかなというのが僕の考えになります。ことわっておきますけど、僕はドラゴンボール大好きです。だけど、物語構造を考えていくと、この作品はやはり駄作だった。僕にとってのドラゴンボールとはそういう作品なのです。作品を愛しているということと作品の評価は別。これはハッキリさせておきます。

 

 さて、本題。ドラゴンボールの物語を幾つかに分解するとこんな具合になります。

ブルマとの出会い編(ドラゴンボールをめぐる冒険活劇)
天下一武道会編(テーマは悟空の武道家としての誕生)
ドラゴンボール探索編→レッドリボン軍
天下一武道会編(テーマは師匠超え)
ウィキペディアではここまでを「孫悟空少年編」としている。

ピッコロ大魔王編
天下一武道会編→ピッコロ決戦編
ウィキペディアではここまでを「ピッコロ大魔王編」としている

サイヤ人
フリーザ
人造人間編
魔人ブウ 

 しかし。ドラゴンボールにはこの枠の中に入らない「外伝」があるのです。最近はドラゴンボール外伝としてこのような作品も注目をあびています。

www.shonenjump.com

 ドラゴンボール好きの少年がひょんなことで、ドラゴンボールの世界に転生。しかも自分の転生した姿は敵役にとって噛ませ犬的なポジションの「ヤムチャ」だった!みたいな物語だけど、ドラゴンボール外伝で本当におもしろいのはこの作品じゃなくて、今から20年近く前に天才漫☆画太郎により書かれた「ドラゴンボール外伝」だと僕は思う。この外伝は他社の漫画雑誌や同人誌でなく少年ジャンプ誌上で掲載された、つまり集英社やジャンプ編集部公式の作品なのです。どんな作品だったのか?どうぞ。

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 出典:ドラゴンボール外伝(漫☆画太郎)_集英社

 舞台は現実の小学校。金八先生風の熱血教師が、偏食のため給食を食べられずに学校に残っている児童に向かいあい、愛のこもった指導を行っている場面から始まります。 
児童の好き嫌いを決して許さない先生と、ぜんぜん給食を食べる様子を見せない児童。先生はそこで、壁掛け時計を示します。

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 出典:ドラゴンボール外伝(漫☆画太郎)_集英社

 この漫画の舞台は水曜日で、すでに午後7時を回っています。この漫画が掲載された80年代~90年代の水曜日夜7時。それはドラゴンボールのON AIRの時間でした!児童は焦ります。給食は食べたくない…だけどドラゴンボールは観たい。っていうより絶対に観なけりゃいけない!給食を急いで食ってダッシュで帰りゃギリギリ間に合うかも・・・だけど、給食はクソまずい!

 

 児童の胸に押し寄せる焦燥、葛藤。その先にある児童の選択と衝撃のラスト!続きは以下の単行本で。

 

漫☆画太郎は好き嫌い分かれるけど、天才ではあると思う。