こんにちは。
勇者の偉大なる父親「オルテガ」の扱いがひどい
小学生だった頃に「Ⅰ」を遊んで以来、大人になって「Ⅷ」で卒業するまでお世話になった、ゲームです。 オールドファンである僕はやっぱり作品の原点でもあり、物語の完成度がずば抜けている「勇者ロトシリーズ」の原点ともいうべきⅢが大好きですが、未だに納得できていないものが、勇者の親父であるオルテガです。
アリアハンという島国の勇者オルテガが世界制服の野望を抱く「魔王バラモス」討伐の冒険に出たのち、行方不明となって以来16年。その子どももまた勇者である父の思いを継いで、宿敵バラモス打倒を目指そうと冒険に出発する。
ドラクエⅢのだいたいの物語はこんな感じです。物語の主人公である勇者は多くの困難を乗り越えて、物語の最大最後の敵と戦う直前で偶然、消息不明だった父に出会うんだけど・・・
父:勇者オルテガ
オルテガ=単なる海パン男
物語の序盤に出てくる盗賊「カンダタ」と色違い。覆面で半裸のグラフィックのせいで、マジで感動がふっとびました。いや、そりゃファミコンソフトの当時の容量は少なかったので、専用グラフィックを作るキャパシティが足りなかったんだとは思いますよ。だけど、こんなキャラよりもっと騎士っぽいモンスターを使ったらいいじゃない。敵キャラの「さまようよろい」の色違いとかさぁ。
どう考えたってコレよりはいいでしょうに。
後のリメイク版ではさすがにこれは・・・と制作スタッフも思ったのかグラフィックも以下に変わってましたけど。
小さな2Dキャラになって戦っているリメイク版オルテガ
海外版だとカッコいいオルテガ。みんな知ってた?
ちなみに海外版ファミコンのドラクエⅢだと、オルテガのグラフィックはこうなっているとか。
海外版の父、オルテガ
以下、実際のゲーム動画
DragonWarrior3 Ortega vs King Hydra / 北米版ドラクエ3 オルテガ対キングヒドラ - YouTube
当時、少年ジャンプのファミコン攻略コーナー「ファミコン神拳」の別冊ドラクエⅢ攻略本もエニックス出版のドラクエサイドストーリー集「モンスター物語」や「ドラゴンクエストⅢ 知られざる伝説」でもオルテガは髭面だったので本来、この海外デザインがオフィシャルであり、日本版は容量が足りなくなったため別の敵キャラを流用せざるを得なくなったのかも。
ゆう帝、ミヤ王、キム皇の三人が懐かしい。
ドラクエⅠ〜Ⅲのモンスター誕生秘話やモンスターの生活習慣を描いたエピソード集
ドラクエⅢの本編で描かれなかったサイドストーリー集。
とにもかくにも今年でドラクエ30周年、おめでとう。
※ここまでのロングセラーになるとは僕も思わなかった。