サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

自民の18歳向け選挙パンフレットを若者ウケよくするアイディアを提案

こんにちは。 

 本日のテーマは「18歳の選挙権」。先日、自民党が発行した若者向け選挙啓発パンフレットの「国に届け」を読みました。先入観に振り回されないためにも感想をネットで先に読まず目を通したけど、俺だったら怒るねというのが僕の率直な感想かな。 

ではそのマンガをページ別に解説。

 18歳選挙パンフレット「国に届け」 | 自由民主党

 

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 はい。まずパンフレットのタイトルがダメ。この作品、椎名軽穂センセの「君に届け」のパクリでしょうか?「君に届け」は寡黙なため、周囲から「コワイ」と誤解を受けているけれど誰より周囲に優しくて誠実な女の子「爽子」が自分自身の殻を破っていきながら、クラスの人気者男子「風早くん」との恋を育てていくプロセスがおっさんにはまぶしい少女漫画。その作品とパンフレットに掲載されているマンガを比べたら、雲泥の差です。
 コレは与党であり、長い間政権を握ってきた自民党発行なのでどうせタイトルをパクるなら 

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あらため「政権伝説痛(ツー)」っていうのはどうでしょう?どうせこういう冊子ってどこも客観的な視座が抜けているため、内容も客観性や批評精神に欠けた「自画自賛」なんだからそこを自虐・自嘲してやる事でバランス感覚を持った知性をアピール。俺が自民サイドの議員だったら絶対やるね。自分で自分を笑えない人間っていうのはたいていロクなやつじゃないっていうのが僕の持論なので。

 冒頭からげんなりさせてくれるクオリティーにボルテージだだ下がりだけど、漫画のページを見てみましょう。では最初のページ。 

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「軽いノリじゃダメですか?」 

ダメに決まってるだろう!と怒鳴りたくなるのを抑えてここで疑問。いや別に軽いノリでもいいんだけど、あんたら(自民)そういうわりにゃどこの選挙区も党員総動員じゃないっすか。学生のそんな軽いノリで、決められてもいいの?と思うとこの言動不一致さもよろしくありません。ちなみに学生の頃、ある選挙区の演説で候補者が「〇〇を男にして下さい!!」とうるさいことに腹を立てた友人が「男にして下さいって、お前童貞かよ!」と野次って周囲の爆笑を誘い、候補者を言葉に詰まらせたシーンを生でみましたけど、その友人みたく会話において頭の回転が早くて機転が利く人材こそ政治家にふさわしいんだろうなと思います。いまソイツがナニをやっているか分からないだけに非常にもったいない。
 漫画本編ではこの遅刻少女を鼻で笑ういけ好かない少年が登場。この少年、地元の議員の息子だそうで。もう、こういうところにも選民意識が漂っており、読者の反感を買うことは必定。政治家の息子で生徒会長=サブカルの世界観では嫌われ者のデフォルトなのを知らないんでしょうか?

  

クニミツの政の「生徒会長選挙編」で勉強しろバカヤロウ! 

  次。さてさてそんな優等生で政治にも興味ありそうな生徒会長くん。同級生との帰宅時に
なにやら政治談議。

 

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「人口が減っていくと経済にも影響が…」
「僕たちも何かしなきゃね」

 薄っ! 

 なにこの薄さ!あんたらの世代だったら「教育の機会均等」とか「景気に左右される雇用」だとか語るべきテーマだって多いだろうに!そんな表面的な大人の口真似の政治議論なんて誰の心にも響かねぇって!せめて「そういや、あの甘利って人どうなった?」「よく分からないがテレビで見ないね」程度のことは言ってみろといいたい。こういった「自己批判」できる勇気と懐の広さを見せつけてやるのが政権与党の心意気だろ?って思うんだけどもそういうのをちっともやらない。そういうところに現政権の器の小ささが見えちゃっているので気をつけてもらいたい所です。
 んでもって、物語のクライマックス。この人間性がクズで薄っぺらい生徒会長と仲良くなりたい女の子は一緒に選挙にいけば仲良くなれるチャンスと思って盛り上がっているけれどもまぁこれについてはまだ子ども故の「人を見る目の無さ」ってやつなので可愛いもんだ。んでもって、選挙当日。このクズな生徒会長。主人公の子に「誰に投票するのか決めた?テキトーに?」と変わらず偉そうな態度。女の子はその問いに「私なりに理念とか志とか調べたもん!」と頬を膨らませているけれど、散々物語で義務教育で習うことさえ知らないバカ扱いをしてきたこの子にどんな理念が理解できるというのでしょう?どうせだったら最後までバカ扱いしてドヤ顔でこういわせてみたらどうかと思うけどいかがでしょう。

「浅倉くん(生徒会長)のお母さんの所属する政党の候補者に投票するわ!だって私、スマホで調べたんだもん。結局は選挙って地盤、看板、カバン、知名度で政策や政治への情熱、理念なんてどうでもいいのね!」

 そこで生徒会長が「お前、分かってるな」と優しく頭を撫でて、めでたくエピローグ。こんな感じでどうでしょう。 

 俺、原作やるからパンフレット作り直そうぜ!そもそも教養のない女の子を男が教えてやる!みたいな古くさい価値観がミエミエのこのパンフは女性を怒らせるだけなので、僕だったら頭がエロしかない男子高校生に設定。女性候補者ポスターの胸が巨乳だどうだかで盛り上がる中、学年で成績トップの女子がそのアホさ加減を罵倒。その罵詈雑言に性的な興奮を覚えた男の子はもっと俺を罵ってくれと懇願!そしてその女の子は「私に罵ってほしかったら選挙に行け」と言うのでしぶしぶ承諾。男の子はネットでこの国の選挙について学ぶけどバカなので頭に入らない。それでも情報を集めるうちに、少年なりに政治に関心をもっていく。んでもってその選挙をきっかけに政治家を目指して、努力の末に20年後、最年少で都知事に就任。
 だけど、権力を握った少年は最初の志を忘れて税金を横領。その事がメディア報道で明らかになったため記者会見で釈明を試みたけども話は二転三転。矛盾に次ぐ矛盾の説明にひどい罵声を浴びせる報道記者。その罵声に興奮して息が荒くなっていき、あの日女子から受けた口汚い罵倒を思い起こしてハァハァ勃起しているところでエピローグ。この物語はだいたい10分程度で思いついたんけど、こっちのほうが設定にリアリティがあるんじゃない?

 

※権力者たちは気に入らない事があったらどくさいスイッチ」を使おう!とか書いてあったらイヤだな。