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「超光戦士シャンゼリオン」という特撮作品について

こんにちは。

 なんだかんだで始まった都知事選。このタイミングでこそ紹介したい特撮作品があるので本日はその話題。都知事選に絡んだ特撮っていったらアレ以外ないだろ?っていう読者さんも多い事でしょう。その特撮とは超光戦士シャンゼリオン

 

 

 

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©東映

 

超光戦士シャンゼリオン - Wikipedia

 

シャンゼリオンってどんな特撮作品?

 そのメチャクチャな物語や演出が話題になり、あまりに時代を先取りしすぎた「伝説の特撮」として知られているだけでなく、現在もマニアックな人気を誇る作品。先駆的過ぎたがためにこの作品が一般ウケすることもありませんでした。ただ提供がゲームメーカーのセガだったのを考えると、マニアックな作人になったのもさもありなんという印象。以下あらすじ。

 

ハードなSF特撮か?と思いきや

 人間界と異なる異世界「闇次元」から来たダークザイドという集団が人間を狙い、現実世界に侵攻を開始。これに挑むべく政府は特務機関『SAIDOC』を極秘に設立する。SAIDOCはダークザイドとの戦いのため、人間を戦士「シャンゼリオン」に変身させる強化スーツを開発。適合者に選ばれた戦士はシャンゼリオンになり、ダークザイドとの戦いに身を投じる。 

 

想像の斜め上なシャンゼリオンのダメっぷり 

 ただ、このシャンゼリオンに変身することになった主人公、涼村 暁(すずむら あきら)はダメ人間。偶然手に入れたシャンゼリオンの変身能力を他人に隠そうとせず自慢したり、勝利のためにヒーローにあるまじき卑劣な手段を使ったり、自分の身を守るため敵に命乞いしたりなど、その身勝手な振る舞いを敵キャラからも「お前そういうの、どうかと思うぞ!」と説教されたりもする、ある意味最も人間くさいヒーローです。

 

宿敵との決戦の舞台は東京都知事 

 そのヒーローが物語のクライマックスで宿命の敵と戦った舞台こそ、なんと東京都知事選」。敵の組織ダークザイドの幹部である暗黒騎士ガウザーはシャンゼリオンとの戦いを繰り広げる傍ら、黒岩 省吾(くろいわ しょうご)なる人物を名乗り、「黒岩相談所」所長として人間社会に馴染めない仲間を励ましたり、仕事を仲介したりしていた。そして「人間を、人間世界のルールに則って征服する」という真面目なポリシーを持っていた黒岩は人間社会での仕事で得たお金を政治資金にして都知事選に立候補。涼村と激しい選挙戦を戦って、見事、当選をはたすのです。知事になった黒岩の目指すものは

 

東京都を独立国家として樹立させ、自ら初代皇帝になるという野望。

 

 日本政府に対して東京都独立クーデターを起こして皇帝の座につき、最強の軍事国家を目指して全世界を征服してみせる!と高らかに吠える黒岩に「国の将来を左右するものはやっぱり有権者の賢明な判断だろうな」と思わざるを得ません。 7/31に行われる都知事選。熟慮のうえで票を投じなくてはいけない!!とこのマイナー作品を通じて強く思ったりする今日、この頃。

  

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※あらためて再評価されていい作品だと思う!