サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

痴漢冤罪になった男性をあざ笑うアイドルの曲が以前あったんだぜ

こんにちは

 薄手の夏服から透けて見えるブラジャーのラインが眩しい今日この頃とかいったセクハラめいたご挨拶になりましたけど、皆さんお元気でしょうか。この時期になってメディアが最近、こんなニュースをやたら伝えるようになりました。

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 日本でも以前に「痴漢冤罪」をテーマにした「それでもボクはやってない」というタイトルの映画作品を周防正行監督が作った事で大きな反響になったけど、線路に逃走とかいう文字を読んでて「それスティーブン・キングスタンド・バイ・ミーじゃねーの?」とかいいたくなります。

それでもボクはやってない - Wikipedia 

 さて本題。本日のブログ記事のタイトルだけどマジで日本の80年代、そういう不謹慎な歌があったんです。90年代以降の生まれの人には信じられないでしょうけれど、僕の世代ではこの曲、意外と周囲に知られています。この歌を歌っていたのはAKB48の先駆けといえる伝説のアイドルグループ「おニャン子クラブ」で、曲の名称は「おっとCHIKAN!」。痴漢をローマ字で「CHIKAN」と書いちゃうあたりにこの時代のお気楽さというか物事を深く考えない脳天気さが反映されているように思えてなりませんけど、どういう歌だったのかを実際にどうぞ。

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 歌詞をまんま書くとJASRACがうるせーのでおおまかな内容を紹介。満員電車でストレスをためた女子高生が、同じ車両にガリ勉みたいな格好をしているいかにも童貞っぽい男を見つけたのでそいつを使ってイタズラをしかけてイライラを発散。男の手を掴み、大声で「この人痴漢よ」と叫び、男が無実の罪で周囲に囲まれているのを見て、気分はもう最高!っていう感じ。ひどいよこの歌。

これってもう犯罪だよ秋元康先生。

 そりゃあ周防正行監督でなくても「それでもボクはやってない」って叫びたくなるよ。だけど、当時こういった歌が今で言うところの「まゆゆ」とか「さっしー」や「ゆきりん」が普通に歌っていて、みんなそれをさほど批判もせずに受け入れ買ったりしていたんですよ。もちろん痴漢は犯罪であり、許される行為ではありません。こういった歌が普通に流通していたということは、当時は現在と比べて人権についての意識が希薄だったことの証左なんだろうけどれど、そんな時代をどこかで懐かしんでいる自分もいたりします。そんなことをいったら女性に怒られるだろうけど。

 現在この歌をAKB48が歌ったら多くの非難を受けることでしょう。だけど。確かにひどい曲だけどこの作詞に僕は作為的な「バカ」さを強く感じるのです。モラルに反していることを分かっているうえでうそぶきそれを楽しんでいるような「思考のうえに成り立っているバカ」とでもいうべきか、表現が難しいんだけど。バカが何も考えずに馬鹿をやってその写真を流通させたことで、エライ騒ぎになっていく「バカッター」な話題をたまに見ますが、現在のそれと比べると80年代のバカって明らかに質が違う。この質の違いはなにかについてはいつかまた考えたいと思っています。だけどこの歌、本当にヒドいね。

  


おニャン子クラブのメンバーを君は何人言えるかな?言えても偉くないけど(笑)