サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

センチメンタル・バスの曲は今でも暑い夏に聴きたくなる

こんにちは。

 本日は久々に「今週のお題」ネタでブログを書いてみようと思います。テーマは「私の夏うた」。
 自分が物心着いた頃から現在に至るまで聞いてきた、夏をテーマとする数多くの歌。世間の皆さんはだいたいどういった曲を連想するんだろうと思って、以下のサイトを調べてみました。

 

www.joysound.com

 

 

music.oricon.co.jp

 これらのサイトにあるのはまさに夏を代表する曲でありどれも10年、20年と夏が来る毎に人々の記憶から思い出されて口ずさまれ続けることでしょう。だけど、僕がこのブログ記事で強く推したい曲は上記サイトにはありませんでした。それなりにヒットした曲で、ドラムが刻むリズムも心地いい名曲だと思っていたんだけど、現在となっては殆ど誰も語ることのない夏のうた。「センチメンタル・バス」の「Sunny Day Sunday」をこのブログで推したいと思います。

センチメンタル・バス - Wikipedia

 98年のユニット結成後、99年に同曲がポカリスエットのCM曲に抜擢されたこともあって、圏外をうろつく立場からいきなりオリコンベスト10にランクイン。その後、いくつか曲を発表したもののオリコン10位どころか20位以下を彷徨うこととなり、気づいたら活動を辞めていた、まさにひと夏の思い出ユニット。このCMに出ていた後藤理沙の可愛さもまた、特筆に値しますけど現在の後藤理沙については、特に言う事もありません。

 

www.youtube.com

 このCM放映時、僕は大学4年生。いってみりゃ学生というモラトリアム時代最後を飾った夏のうたということになります。あのアホみたいに長い夏休みや部活の合宿、バイトに明け暮れながらゼミで提出する映画制作のシナリオ執筆。映画作成。どれも懐かしいけどその思い出はもう断片的なものとなっており、明確な記憶とは言い難いものとなりました。その楽しかった!!という感情もひょっとしたら自分の中で美化・改竄されているもので、本当の所はそんなに色鮮やかなものでもなかったのかもしれない。あの頃のゼミの仲間や大学時代の友人、その当時好きだった女の子の表情。どれももやがかかっており、彼らの声や記憶にあることばも、年々ノイズがひどくなっています。たぶんもう数年後には僕は彼らの名前さえ忘れるかもしれません。薄情だけど。

 だけど。僕はあの学生時代最後の夏の質感を、絶対に忘れない。青臭いけどまだ「夢」というものを信じており、それを実現するためにどうしたらいいんだろうか?と足りない頭で考えて、足掻いていた日々を忘れない。周りに元気が出るものが欲しいと思っていた時にこのメロディが気に入り、携帯電話の着信曲に選んだ曲こそが、この曲でした。なんかセンチメンタルな文章になったな。こっ恥ずかしいけれども、たまにゃいい。

 

 

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今週のお題「私の『夏うた』」