サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

赤ペン先生も驚き!進研ゼミのファミコン用ソフトについて

こんにちは。

     本日のブログのテーマは「進研ゼミ」と「赤ペン先生」。ベネッセの顧客情報流出事件発生から、もう数年。ベネッセというと進研ゼミでおなじみの会社ですが僕、たまに送られてくる営業の漫画小冊子がけっこう好きだったんですよね。物語はこんなふうな展開。

 

   成績の悪い男の子の主人公が学校で、塾に通う優等生から憧れの女の子の前で「人間のクズ」並みに罵倒されまくって深い失意を抱き、自宅に帰ると郵便受けには進研ゼミからの入会案内!それを手に取り「僕でもコレだったら成績が上がる!!」なんていうあまりにも根拠の乏しい自信を抱き入会。んでもって数ヵ月後で成績アップ。憧れだった女の子からの好意を得ただけでなく、塾通いの優等生も進研ゼミに入会。物語の主人公にとっても会社にとってもまさに「ひと粒で二度おいしい」エンディング。こういったご都合主義な物語によって入会した僕の友人も進研ゼミをやっていましたけど、その友人は筋金入りといっていいバカでした。最初、どんな生徒でも赤ペン先生は教科ごとのキャラクターを書いて丁寧に、やさしく指導してくれます。テストの回答で正解だと「よく理解できているね!」「中間テストの準備は万全!」みたいなふうに。答えが不正解でも「おやケアレスミスかな?」「公式を完ぺきに覚えて間違いを減らそう!」とかいって会員を発奮させてくれたりします。ただ、このボクの友人は本当にバカなので同じ問題を同じテストで、何度も間違う。それでもきっと赤ペン先生は優しく友人を指導したことでしょう。僕にゃぜったいにできない。もし僕が赤ペン先生だったら最初のうちは「あらら?このミスもったいないな」だとか「この間違いに気をつけようね!」とか励ましたりするけど同じ間違いを何度も出されたら最後には赤マーカーペンででっかく

 「ふざけるな!」「バカ野郎」とかぜったい書きたくなります。じゃどんな人が赤ペン先生になるんだろう?とか思ってたらこんなブログを発見。

赤ペン先生給料: 赤ペン先生になりたい

 

 大変だなぁ赤ペン先生。そんな赤ペン先生の仕事もインターネットや電子端末、ソフトの普及等で今後厳しくなるのでは?とも思いますけど、実を言うと僕が小学生だった30年ほど前に進研ゼミはゲームを通じて勉強できるというのがウリの専用ファミコンソフト「スタディBOX」というゲーム教材を販売していたことは意外に知られておりません。

 

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ファミコン スタディボックス プレイ動画

‐ ニコニコ動画:GINZA

 

 ただ、このスタディBOX。厳密にはソフトではありません。ファミコンの本体に周辺機器をつけて、その周辺機器に教材として定期的に送られてくるカセットテープを再生させてゲームを通じて勉強できるというのがウリのシステムだったそうな。小学生の頃、自宅に届いた進研ゼミの広告マンガでこれを知ったクチですがブログを書いてて気になったのが、この本体の写真。この本体の右下にある「FF」のマークに注目。これは88年以降のファミコンソフトや周辺機器につけられるようになったブランドマークですが、僕の記憶では、スタディBOX発売は86年頃。んでもってその後、パッタリこの機器の広告マンガも来なくなったので「人気なくてすぐ販売終了したんだろう」と思っていました。だけどウィキペディアで調べてみたらこの商品は80年代後半から94年までの間、第三世代までモデルチェンジを続けながら販売されていたそうな。ほんとだったらウィキペディアだけに頼るのではなくほかの資料をあたって調べるところだけど、なにせマイナーすぎる商品だったため、ロクな資料がないのが現実。このブログを読者さんで有力情報を持っていたら、詳細を教えて下さい。ちなみにこのブログに使っているのはモデルチェンジ後の機器。初期モデルは以下ブログ。

ファミコン時代・ファミコンチラシ・スタディボックス

なんかディスクシステムそっくりなフォルムだったんだな。

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ちなみにスタディBOXについての詳細情報を調べられるのはこのサイト。


【年末年始企画】掃除中にFC用電子学習教材「スタディボックス」発見! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト


持ってます - スタディボックスファミコン)のレビュー

| ジグソー

 

※久々にファミコンについて書いていたら遊びたくなってきた。コレ買おうかな。今のゲームってグラフィックがすごいけどこういう陳腐なゲームってシンプルで飽きないんだよなぁ