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来年から放映スタートの新作プリキュア「HUGっと!プリキュア」の公式情報が、先日公開されました。
タイトルの字面から、30年近く前にファミコンソフト「高橋名人の冒険島」をモチーフに作られたアニメ「Bugってハニー」を思い出して自分がおっさんだってことを、あらためて認識。
Bugってハニーはこんな感じの作品。ちなみに主題歌は高橋名人自らが歌っていました。そんなどうだっていい雑談はこの辺で。
さて本題。この「HUGっと!プリキュア」のメインテーマとは「子どもを守るお母さん」。物語をカンタンに説明すると大人の女性に憧れる中学2年生の転校生少女「野乃はな」がある日、いきなり空から降ってきた赤ちゃん「はぐたん」と、世話係のハムスターみたいな妖精「ハリー」に遭遇。その「はぐたん」の持つ不思議なアイテムを狙う組織と戦うために、はなはプリキュアに変身できる力を得る。はなは組織の放つ怪物と戦いながら「はぐたん」の子育てにも励むというものになるそうな。
ネットではこの「HUGっと!プリキュア」について多くの意見が集まっており、中には「プリキュア」以前に放映されていた女の子向けアニメシリーズ「おじゃ魔女ドレミ」でも、子育てをテーマにしていたという声も。
小学生の少女たちが魔法使い見習いとなり、魔法で街の人たちのトラブルや悩みを解決するために奮闘するというコンセプトの作品で2000年前後で4年にわたってシリーズ化された作品。かなり昔だったので記憶も曖昧だったけれど、調べてみたら確かに魔法使い見習いの少女「ドレミ」が赤ちゃんを育てるというシリーズもありましたね。あ、そういや「美少女戦士セーラームーン」も途中で未来からやって来た自分の娘を守りながら戦うっていう設定になっていたな。
こんなふうに両作品とも今から20年近くも前なので確かに古いっちゃ古いんだけど、僕らの世代では子育てアニメだったらこっちのほうが馴染みがあるかも。
物語のコンセプトはHUGっと!プリキュアに近いんだけど、主人公の少女「なつみ」が育てるのは実子。15年後の自分が産んだ娘「みらい」が1992年にタイムスリップ。未来の自分の娘を、小学生の自分が育てるというSFっぽい育児コメディーアニメだったんだけど、覚えてる人いる?
このアニメはロボットアニメでおなじみサンライズ制作の作品。毎週金曜の17:00〜17:30放映だったんだけども、この時間枠は最近「スーパーロボット大戦」の新作登場が決定になってファンを驚かせた「魔神英雄伝ワタル」やロボットと魔法のコラボが印象的だった「魔動王グランゾート」根強いファンも多い近未来カーレース作品「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」など、メカを全面的に押し出していたアニメ作品ばっかりだったので、いきなりの少女育児アニメという路線転向にはかなり驚いたもんでした。
まぁ、そんな感じでこの30年間にわたる「子育てアニメ」を振り返ってみましたけども、このコンセプトは女の子にとって身近な大人の女性「ママ」に憧れるプリミティブな感情に訴える普遍のテーマなのか、又は「育児は女性の仕事」と考える男性の保守的発想によるものなのか。女性の読者にはぜひこの記事の感想を教えていただきたい。
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