サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

興味あっても、うさんくさい仮想通貨に僕が手を出さない理由

こんにちは。

 先月の後半あたりから仮想通貨「ビットコイン」の価格変動が激しくなったり、仮想通貨取引所の「コインチェック」に何者かが不正ログオンして、仮想通貨「NEM」建ての顧客資産をおよそ580億円分盗んだ!などの報道が世間を騒がせています。

 

www.nikkei.com

 

 企業の正社員でも給料が上がらない、株や先物取引に手を出そうと思っても、素人が手を出したところで大儲けできるイメージがわかない。だからこそまだ、手垢のついていなさそうな「仮想通貨」という相場で大儲けとかいう夢を見たくなるのもわからなくありません。僕もビットコインの価格変動のすさまじさを報道で見た時は「自分にも、大儲けのチャンスがあるかも!」なんて思ったりしたけど、遠巻きにニュースを見つめながらふと「仮想通貨っていうけど、そもそも通貨そのものが仮想なんじゃないのか」と思ったら、この馬鹿騒ぎがどうでもよくなってきました。

 そもそも「通貨」って何なのか?僕は「目に見えない価値を可視化したい。という人々の願い」だろうと思っています。

 

 もともとモノの持つ価値なんていうのは相対的で 常に流動的なもの。つまり、あるようでないあやふやなものです。例えばコップ一杯の水。普通に家庭の蛇口を捻って出すコップ一杯の水と、インフラ未整備の途上国で家から遠く離れた所にある井戸から汲んできたコップ一杯の水は同じ水でありながらその価値は大きく異なります。そのため人々は社会で「通貨」という共通の価値基準を作ってモノの価値を可視化した。気取った言い方をさせてもらえば「通貨」とは、人間にとって相対的な観念でしかない「モノの価値」と唯物論のバランサーというところでしょうか。ただその価値基準もどこまでいっても暫定的なものであり絶対的なものではない。僕らは見えない価値を暫定的に具現化した通貨によって資本主義社会を生きています。

 

 先述の水の例え話は多少極端だけども、実際にこの両者の水を買うとしたら当然価格に大きな差が生じるでしょう。このように通貨を軸とする経済は何らかの形で「現実」「情勢」が反映されています。物価変動や通貨レートなどには各国の政治・経済情勢、株価には企業の業績(日本の場合は、アホな首相が年金切り崩して株を買っているという実態だけど)などが理由としてそこに必ずある。だけど、この仮想通貨っていうのは価格変動の要因が調べてみてもいまいち分からない。どの仮想通貨の銘柄が上がっただの下がっただの言われても、そこに「世界情勢」を見ることができないため報道を見てもただ首を傾げるのみ。社会にあるあらゆる「モノの価値」を可視化するのが目的のくせに、仮想通貨は僕にそれを見せてくれません。だから僕にとっては仮想通貨なんてはっきりいって、どうだっていい。それを買えば、確実に大儲けできるツールだというのならまた話は変わるんですけどね。

 

 仮想通貨で儲けている人というのは才能というか特殊な感性の持ち主なのでうちらが手を出しても勝てるはずはありません。少なくても僕はその才能や感性を持っていないだけでなく、あやふやな価値を可視化したリアルな通貨の世界でもわからないことがたくさん。そんな奴が仮想通貨を買ってみても9割9分の確率で損することになるのは自明の理ってやつ。

 

 僕と似たり寄ったりの人だったら仮想通貨なんて買わないほうがいいすよマジで。

 

にほんブログ村 その他日記ブログ オタク日記へ
にほんブログ村

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マンガでわかるビットコインと仮想通貨 [ 三原 弘之 ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2018/2/6時点)


 

 

※僕はこんな本で「仮想通貨で儲けるという夢を買う」っていうのがせいぜいかな