サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

困った女どものくれたバレンタインで困るチョコ

こんにちは。

 本日は皆さんお待ちかねのバレンタインデー。

 

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出典:フルタ製菓CM 

 

 話題に直接絡まないけど、フルタ製菓のチョコのCMに出ていたフルタマンっぽく、呟いてみましょう「やぁみんな、チョコ食べてる?」

 

 このバレンタインデーというのは「菓子メーカーやデパートの販売戦略、過剰な広告に先導されて思考を放り投げ、狂ったように踊り続ける大量消費主義の権化共の大騒ぎ」。いやいや女性が男性に愛を贈る日であります。ただ、この女性が男性に贈る日っていうのもかなり古い価値観っぽい。

 

ヴァレンティノの祝日であるバレンタインデーが、「女性から男性に愛を告白してもよい日」とされたのも、日本独自のものだそうだ。NHK英会話番組のむか~しのテキストには、米国ではむしろ男性から女性にプレゼントを贈る日と書いてあったと、例によってうろ覚えの記憶がある。ああ、google:海外のバレンタインデー で検索すればいいのか。 さらにそれが、「女性が義理チョコを配る日」ということになってしまった。もちろんサプライヤー主導のものであろうが、こんな誰も幸せにしなさそうな習慣が、なんで定着したのかこそが謎だと思う。 しかし近年さらにのさらに、それが「自分にご褒美をあげる日」に自然発生的に変化を遂げているのだとしたら、消費者の自分で考える力を舐めるなバーカバーカくらいの快哉を叫びたい気分である。

いまどきのバレンタインデーは「自分にご褒美をあげる日」になったのかな? - しいたげられたしいたけ

  消費者ナメてました。と素直に反省。

 

www.watto.nagoya

 

 

 

本命チョコなんて妻以外貰ったことない

 別に自慢でもなんでもありませんけれど、僕は生まれてこのかた、本命チョコなんて結婚前の妻以外から貰ったことありません。高校2年生まで女子たちに小学生のいじめみたく「AM菌」と呼ばれたり、大学で石を投げられたりなど女性からはマジで嫌われていたので「女子にモテる」なんていう思い出はありません。だけど女子から石を投げつけられて「側に来んな!」と言われたのは、正直ショックでしたけどね。ただそれも普通の人が味わえない貴重な体験だと思うと美味しくもある。とりあえずその石を投げてきた子に「お前は全共闘か!」とツッコんだ、もう20年前になります。

 

 

いらない!困った女からもらったバレンタインチョコ

 さて本題。人生において「モテ」とは遠く離れた世界で生きていた僕もバレンタインにチョコや贈り物を貰ったことはあります。どれも「愛情」でなく「義理」と「人情」でコーティングされた挨拶的な意味を持つ儀礼の贈り物」なのでそこから恋に発展する事もなく、それをもらってヘンなカン違いに走るほど僕も馬鹿ではありません。だけどあらためて振り返ると「もらっても困る。寧ろイヤだ」と思わされたチョコを貰ったことがあったので、今日のブログはそれらについて書いてみたく思います。

 

girl.sugoren.com

※結構いるのね、困るチョコを貰った男って。

 

①粉末チョコ

 会社で女性社員が男性社員全員に「義理チョコ」として板チョコを配ってくれた時のこと。その中で僕をひどく嫌っていた女性が僕に手渡してくれたのが銀紙の中でベッキベキのコナゴナに砕いてある板チョコでした。「コレってチョコじゃなくてココア?」って聞きたくなったんだけどそれをいったらめんどくさくなりそうなので僕は何も言わず受け取り、その粉末になったチョコをカップに入れて、ココアを作って飲みました。別に人の好き嫌いにケチをつけるつもりはないんだけど僕の何が気に入らなかったんだろう。ただそういうパフォーマンスを見せるってことは相当僕がキライだったんだろうな。

 

 

②チョコとそれを買った領収書

 コレは何かっていうと話は学生の頃にさかのぼります。話友達の女子から「AMちゃんにチョコあげるよ」と、チョコを手渡されたのです。その子は当時つきあっていた男はいないとのことでしたけどいかにも店頭で売っていたものを、買って手渡しました!という感じの、まったく気合いの入ってない義理チョコに勘違いする要素なんぞありません。僕も「お、ありがと」と普通に受け取ってめでたしめでたしって思っていたけれど、その子はチョコといっしょに「コレも」っていってチョコの領収書を僕に手渡したのでした。

 

 皆さんだったらコレを貰ってどうします?僕はとりあえず、その領収書に書かれていた金額を1000円で払いました。900円前後だったのでお釣りはもらってなかったと記憶しています。その後。その女子からもらったチョコの話を友人たちとしていたら「領収書?そんなの俺たちもらってねぇぞ」という、意外な反応。チョコと領収書を貰ったのは僕だけだったのです。その女子の行動は今でいうところのツンデレだったのか。それとも僕に向けての単なる冗談だったのか。今更どうだっていいけどさ。

 

blog.sapico.net

※こちらは旦那さんにバレンタインデーの贈り物のネタが尽きた!とお悩みのブログ。だったらチョコと一緒に領収書ってのはいかがですか?

 

 

※今さら「バレンタインデー」にときめく年でもないんだけど、10代でそのときめきを味わえなかったのは寂しくもある。 

 

今週のお題「わたしとバレンタインデー」