サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

卒業式前に告白!俺の失敗エピソードは想像を超えていた

こんにちは。

 今日のブログは「恋バナ」。

 

 

卒業できない恋という物語

 このエピソードもブログを始めて読者さんも少ない頃に書いたため、殆どの人に読まれることもなかったので、リライトして紹介させていただきます。常連読者さんにはもう、おなじみの悲劇の失恋物語。今、思い出しても胸が苦しくなるっていうか、その結末があまりに想像のナナメ上をいっていたため、困惑させられるっていうか。そんな物語。確か、渡辺美里が「幾つになっても卒業できない失恋」について歌っていたけれど僕の場合だと卒業っていうか「失恋の強制退学」でした。その方が後を引かないため、結果論的には良かったので複雑な心境ではあるけど。

 

友達以上恋人未満を越えた関係

 さて本題。大学1年だった頃、僕には好きだった女の子に贈ったクリスマスプレゼントのせいでこっぴどくフラれた僕はその後もめげずに2年生になり、別の女の子を好きになりました。その子はアルバイト先で知り合い、大学も別だったんですけど業務の合間の雑談でウマが合ったこともあってか気づいたらバイト先だけでなく、二人で待ち合わせて出かけたりしていました。「今日、渋谷で5時ね!」ってお前は鈴木雅之か。

 

 そのアルバイトは平日の18時〜21時でほぼ週に3〜4日。休みもなんだかんだ言って行動を共にしていたのでほぼ毎日会っている感覚。顔を合わさない日も電話していた程でした。大学2年から大学4年までそんな関係が続き、この友だちとも恋人とも言えない関係が楽しくもあり、もどかしくもあった日々。普通の感覚だったらコレはほのかな相思相愛っていうやつで、僕か彼女かどちらかが踏み込めば恋人になれる!と思っても当たり前じゃないっすか?自分自身も卒業を控えていたのでこれをダラダラ続けるのはもうできないと思ったことと周囲の後押しを受けた事もあったので、意を決して告白しました。数十秒、数分の間を置いた後に彼女が呟いたひとこと。

 

 

「ごめんなさい、AM君と付き合えない・・・」

 

 その答えは意外でもあり、ある意味で納得もできる不思議な感覚に僕を陥らせました。いっしょに友だちでい続けた時間の長さがそうさせたのか。離れる事も近づく事もできない、紙一重の関係が逆に僕らを遠ざけたのか。鼻腔の奥が痛くなり、目の前の風景は濡れたまつ毛のためにぼやけて僕には見えました。何をいったらいいのか僕も分からず、ただ「友だち以上、恋人未満ってやつか」と、使い古された陳腐な言い回しをぼそっと口にした時、彼女はこういったのでした。

 

「AM君は友だち未満だから・・・」
「友だちでもなかったのか!?」

 

怒りも度を越えると悲劇でなく喜劇 

 いやね、驚いた。ほんと驚いたマジで。僕は想像を超える彼女の回答に怒り、怒鳴ったつもりだったんだけど周囲からすると単なる大声ツッコミ。っていうか実際に言われてみ?船場吉兆の若旦那のごとく頭が真っ白になるから。結局の所、彼女は前々から思いを寄せていた大学の同級生とお付きあいをすることになったため僕だけただひとり。この思いもよらない青春のどんでん返しに、もう人間不信手前でした。ついでにいうと彼女の自宅には僕もよく遊びに出かけており、そこで彼女のお母さんと世間話をダベることも多かったためか、お母さんとも仲良くなっていたんですよ。僕の失恋を知って、その娘のお母さんは「ごめんねAMちゃん!私は、娘とはAMちゃんと付き合ってもらいたかったのよ」と心配して電話をかけてくれたんだけど僕としては「それを僕に言われても困る」と返答。そりゃそうだよな。さらにお母さんは「こんなことになっちゃったけどAMちゃん、また家に遊びに来てね」といってくれたんだけど、そりゃムリっす。と、答えるのが精いっぱいでした。

 

 それ以来、その彼女と僕はほとんど話をする事もなく、いつのまにか携帯電話の番号もつながらなくなっていたのでその発言は本心だったのか「友達以上恋人未満」をいい間違えたのかを確かめる術もありません。「友だち未満って言い間違えだろ?」と質問できればよかったかもと思ったりすることもあるけど、このエピソードを「20年を経ても未だ解けない青春の謎」「一人では解くことのできないい愛のパズル」として、飲み会の席で語るのが自分にはお似合い。またこの失恋エピソードはべつの衝撃的失恋エピソードの伏線になっているんだけど、それについてはまた、別の機会にあらためて。

 

torentoren.com

 

※告白せずに後悔するのと、告白してトラウマもんのひどい思いをするのはどちらがいいんだろうか ?

kaimyou.biz

 

 

 

※単純に相手が自分のことをきじゃなかったからじゃねーの?

 

 

 

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 ※「失恋の特効薬は失った恋(心)を別の恋(こころ)に『変』えることである」。