こんにちは。
先週は父の日。でしたけど僕にとってこの日は単なる休日出勤の日でした。働けど、働けど老後は2000万円を貯めなきゃならぬのに貯まらない。思わず掌をじっと眺めたくなる石川啄木な日々を過ごしております。その掌に握る一握の砂を国会議員にぶつけてやろうか?って前置きはこの辺にしてそろそろ本題。
五味太郎の教育論を、全国のパパは読むべき
さて。娘も生まれて頼りないながらも父親となった僕。娘を今後どんな子に育てたらいいかについて考えたりすることもよくあります。子どものうちから学歴社会のこの国で苦労することないように、教育にお金をかけるべきか。自分も学歴は苦労した面もあるので子どもに同じ思いをさせたくない。猛勉強させて有名国立、私立進学。そんでもって有名企業に就職を!って考える親御さんの気持ちも分からなくありません。
だけど僕の持論は男も女も勉強より愛嬌!いくら勉強ができたって、人に好かれなかったら何もできない。逆に人から愛されれば案外人生って、どうにでもなると思っているので、僕としてはなによりもまず愛嬌のある子に育って欲しいと思っています。あと
娘と毎週プリキュアを見ている身としては「Hugっと!プリキュア」の、キュアエールみたいな他人に寄り添える心を持った大人になってもらいたいとも思っているけれど、それはもう親のエゴなのであまり押し付けるのはやめておこうかな。
野乃はなのなりたいイケてるお姉さんというのは「他人の痛みに寄り添える感受性や優しさと、時には自分や他人の人生、生き方を否定する圧力に堂々と立ち向かう強さを持った女性」となり、その逆にいる大人というのはカッコ悪く尊敬にも値しない人物となります。
歴代プリキュアの中で「キュアエール」のみが持つ強さ - サブカル 語る。
「勉強より愛嬌?」「他人の痛みに寄り添える感受性?」そんな理想論なこといってもこの国じゃ学歴が幅を利かせているじゃないかって?んじゃここで、そう思っている全国のお父さんたちに童話作家の五味太郎さんの子育てに関する名言をご紹介。
「今の親ってとりあえず高校出ときなさいって子供にいってるんだよ。失礼だよね、親って。自分の子供に『高校を出ないと、食べていけない』とかいうわけだよ。食べていけるよ!」
この学歴社会をあなたは笑えるか?
コレを読んだ時に頭を殴られましたね。確かに、考えてみたらナニが何でも学歴って考え方は子どもの持っているポテンシャルを信じてないということでもある。自分の子どもがそういった空気に勝てないと思い込んでいるだけで、自分の子どもの持つ才能や生きていく逞しさを心底信じられれば「学歴?あってもなくてもいいじゃん」って心から言えると思うのです。
だけどそれは本当に勇気のいることだと思う。学歴に逆らって生きていけるのか?と人に問われたら、僕は堂々と首をタテには振れません。だけど「高校を出なくても食べていけるよ」っていってやることで逆に子どもの心にある「枷」が外れて、自分自身のウリと魅力を必死に探そうとするきっかけになり、子どもが見つけて育てた自分の魅力とウリで大成っていうことだってありえる。
学歴を正面から否定もできないし、それを積極的に肯定するだけの人生っていうのもおもしろくない。だから僕はせめて「学歴社会には表面的に従っておけ。でもそういう空気がくだらないと思った時に、その空気を覆して生きていくための武器だけは持っておきなさい」程度のことを言えるお父さんにはなりたい。
日本政府の考えている教育
※今回、この記事を読んで僕の娘やその友達、子どもたちに何ができるのだろうか?をおぼろげに考えていて、以前書いていたこのブログ記事をリライト。この上記リンクの記事は所得や地域などの違いで生じている学力格差についてのべているんだけど、僕は
逆説的なアプローチで「教育」ってなに?と思ったことを書いてみました。「教育」というものについては皆さん様々な意見がおありでしょう。だけど、自民党。いや、安倍政権。テメーらはダメだ!許さん!
以下、政府官邸のホームページ。
以下、引用。ウソだと思ったらリンク先読んでみて。マジで書いてあるので驚いた。
教育における行政の役割
子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう
どこまで国民を愚弄するんだこの国のお偉いさん。ふざけるな。
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※漫画家の山田玲司さんと各分野で「個」を手放さずに戦っている人生をおくる人達との対談。今回のブログで紹介させてもらった五味太郎さんは3巻。
今週のお題「おとうさん」