サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

大人になってダイの大冒険の「アバン先生」のすごさがわかった

こんにちは。

 

先日ブログで取り上げた週刊少年ジャンプドラゴンクエストダイの大冒険」の宿敵、「魔王ハドラー」について思うことを書きました。 もう20年以上の作品なのに大きな反響をいただいた事も驚きだったけど、それだけこの漫画が多くの読者に愛された傑作だったと言う事でしょう。 

また、この記事最近やたら検索から来る人が多かったのでどうしたんだろう?と思っていたら、ドラクエゲームアプリの特典で「アバン先生」のアイテムが貰えるって話だったことを知りました。

www.dragonquest.jp

みんな大好きなのね、勇者の家庭教師アバン先生。

 

さて本題。

前回のブログでも書いたけど「魔王ハドラーは」物語序盤には小悪党としての登場ながら、クライマックスで主人公であるダイたちの最大の宿敵に昇華したことで、雑魚して使い捨てられることのなかった稀有なキャラであります。

 

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最初はドラクエの「竜王」を思わせる風貌で表情も「スケールの小さい悪党」という感じだったこのキャラ。

その後、ダイたちの前に何度も立ちふさがるも失敗。正攻法じゃ勝てないと、卑劣な手段に手を染めりゃダイの仲間に苦言を呈される始末。

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痛いところを突かれて焦るハドラー。

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そんなハドラーも最後に腹を括り、自ら肉体を強化改造。生身の肉体を捨てて怪物になり、ダイに正々堂々と挑む姿には僕を含め多くの読者が共感。

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いやほんとに手に汗を握ったのよこの当時。

 

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同じキャラとは思えないほどに表情も変化。ちなみにこの場面は多少ネタバレだけどダイとの決戦で敗れた後、物語最大の敵である大魔王バーンの右腕の罠に落ちたダイたちを最後の力を振り絞って救援。脱出不可な罠に諦めそうになっているダイたちを叱咤するアツいせりふを語りかけているところです。

 

前回の記事のおさらいっぽくなりましたけど、こんな風にハドラーを変化させたのはダイたちの師匠「アバン」へのこだわりでした。

 

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勇者の家庭教師こと「アバン先生」は15年前、魔王だったハドラーを倒した元勇者であり、その後自分の意思を次ぐ弟子を育てる事に腐心。

 

物語の最初から最後までダイの相棒であり続けた魔法使い「ポップ」

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アバンと共に戦った戦士、僧侶の娘「マァム」

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アバンの一番弟子なんだけど実は魔王ハドラーの部下に育てられた複雑な人間ヒュンケル。

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だいたいこんなメンツ+αでこの物語では最後の戦いに挑むことになります。

だけど肝心のアバン先生は7話で物語からリタイア。ダイに勇者になるための特訓を施している最中に、いきなり現れたハドラーと対決をすることに。15年もの歳月を経て力量の衰えている現在の自分ではハドラーに勝てないと、自爆魔法の「メガンテ」を使う事に。

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これ読んでほんとに驚きでした。なにせ、アバンは連載スタート時から女性ファンも多くついた人気キャラだったので、自爆で退場というのは思いつかなかった。 原作者の三条陸さんの話では連載と同時にダイ以上の人気キャラとなったので、このメガンテを使ってキャラを退場させた時には女性ファンから抗議が殺到して驚いたけど、同時にそのあまりの反響の大きさに感動した、との事。作中で弟子たちからの愛されっぷりがすごいのは当たり前だけれど、ふと考えたらハドラーってすっごくアバンが好きだったんだなと思っちゃいました。

自らの手でアバンに勝利しながらも、その弟子たちを脅威とみなして執拗に追い続けた挙句、自分の人生の目的は「アバンの弟子に勝利する事」であってその他には興味ないと結論。自分の勝利した宿敵は今もなお、意思となって弟子の心に生きている。その弟子達に勝利してこそはじめて「アバンに勝利する」ことであるという考えは少年マンガの王道であり心アツくさせます。
でもって正々堂々の決闘でダイに敗れた後は、その身を挺してバーンの罠に嵌った宿敵を守って「最後まで諦めない強い心こそ、アバンの使徒の最大の武器ではなかったのか」と最大級の賛辞。ここまでの執着っぷりはもう、「愛」といっていいんじゃないでしょうか。

物語で主人公たちの師匠としてその成長を促しただけでなく、その敵キャラにも愛されて且つ、成長させた究極の家庭教師。ここまで物語に大きな影響を与えた師匠キャラって他にいるのかな?

このアバンとハドラー。二人の関係は物語終盤で思わぬ結果になり、これまた驚き。

まぁともかく読んでみ。損しないから。

 

 

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