サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

NHKから国民を守る党と小説「NHKにようこそ」

こんにちは

 梅雨の三連休を過ぎて、世間と各党ともに7/21の参院選に向けて動きがさらに活発になってきている今日この頃。ここでは特定政党の応援や批判は控えておこうと思いますけども、批判はさせてもらう。そんでもって本日、話題にさせていただくのはこの党。

NHKから国民を守る党

www.nhkkara.jp

 

NHKスクランブル放送実施」を条例として制定させるなどの公約を元に各自治体の地方選などに出馬して全国トータルで20数人議席を獲得しているミニ政党です。そんでもって今回、満を持して参院選出馬を果たしたものの、所属候補の政見放送は見た人を唖然とさせるほど酷い。僕もいくつかYoutubeで観たけど頭を抱えたくなりました。その政見放送の動画をここで紹介するのはこのブログの質を下げるので控えておきますが、この人たちってなんでしょうね?マジで。百歩譲って現在のNHKの放送体制について政党として批判するならまだわかるんだけども(党の公約実現可否は別の問題)党首が放送で「カーセックス」と声高に叫び、その他の候補者も放映中に大声で絶叫したり、なんかもうむちゃくちゃ。党首がそこまでカーセックスにこだわるなら、いっそのこと党名を「新党カーセックス」にでもすりゃいいのにと思います。

 

 以前、僕はマック赤坂など「泡沫候補」と呼ばれる人を取材したドキュメンタリーの映画「立候補」について書いたけど、彼らの言動や行動などには知名度が足りないためパフォーマンスに走らざるを得ない候補者たちの悲哀のようなものを感じることができました。だけどこの党の候補者は、みんな楽しそうな表情なのがどうにも気になりました。政見放送Youtubeか何かと勘違いしているような無邪気さ、外に向けたメッセージではなくてあくまでも自分たちの支持者だけに向けた内輪ウケ狙いっぽいノリ。はっきりいってこのNHKから国民を守る党の放送は引きこもりたちの自己満足の域を出ていない代物で、およそ「政党」とは呼べない「サブカル」だという印象を僕は持ちました。

 

 さて本題。NHKの正式名称は皆さんもご存知の通り「Nippon Housou Kyoukai(日本放送協会)」ですが、この小説ではNHKとは「Nihon Hikikomori Kyoukai」

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滝本竜彦 著 NHKにようこそ!

 

 大学中退後、引きこもりニートになり自らの境遇は謎の組織の陰謀であるとの妄想に走った青年とその青年を引きこもり状態から救おうと目論む少女の物語。角川書店の月刊エースで漫画になり、その後アニメにもなったメディアミックス作品です。ただ僕も内容はほとんど覚えていません。ただぼんやりと、小説とマンガはそこそこ楽しめた記憶はあります。この頃から社会問題になっていた青少年たちの引きこもりやカルト宗教にまつわる諸問題などを題材に構成された、典型的なサブカル小説です。これも20年近く前に書かれた小説ですが、まさかNHK政見放送を内輪向けの罵詈雑言を発して悦に浸っているリアルな「Nihon Hikikomori Kyoukai」からバッシングを受けることになる未来を誰が想像しえただろうか?というところで本日はこれにて。あ、漫画は今無料で読めるそうなので、興味ある人はどうぞ。

 

web-ace.jp

 ※サブカルの本質とはどこまでいっても「その場だけの娯楽」であり、それを政治というリアリズムに持ち込まれたら困る。

 

 

 


 

参議院選挙の投票にはこち亀の「日本道楽党」をよろしく!

 こんにちは。

 

 先週から本格的にスタートした参議院選挙。サブカル関連の雑学ブログでありながら何度も皆さんによびかけておりますが、ここでも述べさせていただきます。

 

「選挙に行け!だれに投票したらいいのかわからない!とかほざく奴はただのバカ」

 

 この件についてはあんまりくどくど言っても仕方ないので、本日はこの辺にとどめておこう。

 

 さて本題。本日のブログのテーマは「選挙に行っても投票先を決められない」というバカなあなたにおススメの政党」

 

 

日本道楽党の紹介、その公約

 与野党の党首も全国各地を回って演説やメディアを通じた党首討論会などで選挙民の支持を得るべく、熱戦を繰り広げておりますけど、衆議院参議院問わず選挙の時期になると、いつも僕の記憶をふとよぎる政党があります。その名も日本道楽党。もちろん実在する政党ではありません。マンガの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で、両津が日本の政治に満足いかないから、いっそのこと自分が政治家になってやれ!と考えて旗揚げした政党です。

 

 物語の起こりは1980年代の後半。両津が「円高だから海外のミニカーが安くなっていると思ったのに、全然安くなっていないぞ!どうなっているんだこの世の中?」と、どうでもいいことで激怒しているところから始まります。後輩の中川たちに「それは日本の政治が悪いからで、自分の意見に近い人を代表として選んで政治に反映してもらうための手段が選挙である」と選挙公報を手渡されながら怒りを静められるものの、候補者の写真を眺めていても誰に投票したらいいかまったく分からない。だったら自分が政治家になるのがてっとり早い!と比例代表参議院選挙に出馬するために、中川に資金援助を申し出ます。でもって旗揚げした政党こそが両津の日本道楽党。その公約を見てみましょう。

 

①1日3時間労働、週休4日の実現 

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 出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治) 集英社

 

②音楽/映像ソフトの低価格化

現在だったらダウンロード販売の低価格化ってとこかね?

 

自動二輪限定制度廃止

僕はバイクのらないので、その有難みがわからない。

④学校(小学校〜高校?)の週休4日制

これは子どもにとって嬉しいだろうけれど、その都度行楽にいっては金もかかる。並行で賃金上昇とレジャー施設の低価格化もお願いしたい。

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 出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治) 集英社

⑤全国民給食制度による家事負担軽減

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  出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治) 集英社

 この公約はこれ全体主義っぽくてこわいけど、家事労働の低減には賛成。

 

 そんでもって道楽党の目指しているこの国のビジョンは

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 出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治) 集英社

 

「企業の歯車になるな!」 

 

 これは正論。企業や組織の歯車=組織の子飼いっていう意識は集団倫理の観点で考えてみてもマイナス。最近頻繁に起こっている、企業や官公庁での不祥事っていうのは、倫理の履き違えをきっちり指摘できる社員がいなかったがための事件であったことを、僕らも私達は学ぶべき。

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 出典:こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治) 集英社

 

 

日本が今後目指すべきは

 

GNP世界最下位
完全失業率100%
失業保険料、年間500万円

 

 コレ30年近く前のネタなんだけどこの頃から日本人は働き過ぎっていわれてるよな。両津は日本道楽党の党首として熱弁を振るい、周囲からの喝采を浴びます。だけども、いかんせん知名度に乏しい。そこで政見放送ではインパクト絶大なデーモン小暮閣下を思わせるコスプレで出現。その放送が「風雲児」扱いされたことをきっかけに芸能人の口調モノマネなどを交えた「パフォーマンス路線」にシフトすることになります。さてその結果やいかに?

 両津と日本道楽党はその後どうなったのか?興味のある人は、単行本でどうぞ。

 

残念な政治家を選ばない技術 [ 松田馨 ]
価格:799円(税込、送料無料)

 

※政治家が残念なのか?残念な政治家を選び続けている選挙民が残念なのか?

 

ウルトラマンタロウ自ら本で語った「日本」という国。

こんにちは。

 今週7/6からON AIRとなる「ウルトラマンタイガ」。

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 先日のブログ記事で触れたとおり、このタイガという若きウルトラマンは僕ら世代のヒーロー「ウルトラマンタロウ」の息子です。さらにこの番組ではタイガのほかアニメの「ザ☆ウルトラマン」主人公、ウルトラマンジョーニアスと同じ故郷「U40」出身のウルトラマンタイタスや、ウルトラマンオーブと同じO-50出身のウルトラマンフーマなど嘗てのウルトラヒーローとかかわりを持つキャラクターも登場するそうな。

 

 

 

 ウルトラマンタロウの書いた本

 さて本題。40年以上前に遠くの星から愛と勇気を地球に教えに来てくれたヒーロー「タロウ」。そのタロウが自ら本を書いて、ウルトラマンたちの戦いとこの国について語ってくれていたのを皆さん知ってます?

 

ウルトラマンの愛した日本

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表紙に燦然と輝く「ウルトラマンタロウ 著」

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 この本ではウルトラマンタロウが兄貴分の初代ウルトラマンウルトラマン80、更に平成ウルトラマンのゼアス~ゼロの戦いを振り返り、ウルトラマンの歴史と共にあった昭和~平成とは何かをタロウが語りかけます。タロウ曰く「地球語にはあまり堪能ではないため光の国の言語を理解できる小説家「和智正喜」さんが翻訳にあたったのこと。また「ウルトラマンの愛した日本」といいながらアメリカで放映された「ウルトラマンUSA」や「ウルトラマンパワード」、オーストラリアの「ウルトラマングレート」の戦いなどについても光の国で映像として保存されているというアーカイブでの戦闘場面を参考に語るあたり、ヒーローとしての誠実さというか律義さを感じます。

 

ウルトラマンの戦う敵は何か?

 この本のテーマを一言で言い表すとしたらこれに尽きます。戦後復興から科学技術の進歩で人々誰もが幸せになれるという夢を抱くことのできた一方、その流れに取り残されて不遇な環境に追いやられた人々もいた高度成長真っ只中の地球にやって来た初代。科学技術の発達が大国主義と結びつき、日本や世界各国が東西の2つに分かれて対立を深め、争い始めた頃に現れたウルトラセブン。人々が行動成長期のなかで成長優先、利益優先のため目を背け続けていた「公害」などの社会問題がクローズアップされる世相の中「帰ってきた」ウルトラマンジャックウルトラマンA(エース)。そしてウルトラマンタロウ。本来はレオや80ほか平成ウルトラマンにも触れておきたいけどこの辺にしておきましょう。

 

 タロウは本の中で初代ウルトラマンの時代は「宇宙の時代」「光の時代」だった。と語ります。そしてその眩い光はいつしか人々の心を覆う不穏な闇を生じさせ、初代からタロウ。さらに後の平成の世に続くウルトラマンたちも「人類や社会の抱える闇」と、戦うことになっていっくのです。

ウルトラマンと人間の自立

 そんなふうに半世紀以上もウルトラマンたちは人間社会の明るい未来、つまり「光」とは対極にある「闇」と戦い続けてきたともいえるのですが、それはまた言い換えると人々の「ヒーロー」への依存を描き続けてきた歴史、でもあります。では人間の力だけではその闇に抗えないのだろうか?

 

 いえ、そうは思いません。昭和ウルトラの物語を改めて振り返ると人間がウルトラマンに頼らず怪獣に勝利するというエピソードも少なくありません。特に最後の戦いで人間が怪獣と戦い、勝ったケースはなんと4割強。

 

初代   → ペンシル爆弾を使って科学特捜隊が初代を破ったゼットンに勝利。
セブン  → セブン勝利。
ジャック → ジャック勝利。
エース  → エース勝利。
タロウ  → 東光太郎がタロウの能力を捨てて戦い、バルキー星人に勝利。
レオ   → レオ勝利。
80              → UGMが80の力を借りずに冷凍怪獣マーゴドンに勝利。

アニメのザ☆ウルトラマンは世界観が異なるので除きます。

 

 こうしてみると昭和ウルトラ7作品のうち、3作品が物語を締めくくる最後の戦いでウルトラマンの力を頼らず人間が怪獣に挑み勝っています。そしてこれは僕の解釈だけどウルトラマンにはシリーズを通じて「人間の自立」というテーマも込められていたのではないかと思うのです。

 

 この中でも特に好きなのはタロウの最後の戦いです。タロウ=東光太郎は同居していた健一という少年が大事な家族を失って失意の底にいるのを見て、健一を励ますため自分がウルトラマンだと正体を語り「僕も君もタロウに甘えていた。僕もタロウの力にはもう頼らない」といって変身アイテム「ウルトラバッジ」をウルトラの母に返却。タロウの力を捨てたの見て「変身できなくなったタロウなど怖くもない!」と、ほくそ笑む侵略者のバルキー星人と生身の身体で最後の戦いに挑みます。

 

 ヒーロー特撮番組でありながら、最後の最後に自ら戦う人間たちの物語をエピローグに半分近く持ってくる「ウルトラマン」。僕はその構成に制作の「ヒーローに頼る危うさ」の訴え、そして「超人を頼らなくても困難を克服できる人間そのものへの信頼」みたいなメッセージが込められているように思えてなりません。昭和~平成を経て、次世代に受け継がれたウルトラマンも確かにおもしろい。だけど、やはりなにか物足りないなと思っているのは、おそらく現在のウルトラ番組に先述したメッセージを読み取りづらいからかも。まぁそんな古いおっさんのウルトラ愛を子どもたちに押し付けるのも野暮。タロウの子ども、タイガの物語を楽しませていただきましょう!

 

 


 

 

※本のあとがきには「また会おう!」とタロウがいっていたけど、まさか息子が会いにくることになると思わなかっただろうなぁ、タロウ(笑)

五味太郎の教育論を実践できる勇気が欲しい

こんにちは。

 先週は父の日。でしたけど僕にとってこの日は単なる休日出勤の日でした。働けど、働けど老後は2000万円を貯めなきゃならぬのに貯まらない。思わず掌をじっと眺めたくなる石川啄木な日々を過ごしております。その掌に握る一握の砂を国会議員にぶつけてやろうか?って前置きはこの辺にしてそろそろ本題。

 

 

 五味太郎の教育論を、全国のパパは読むべき

 さて。娘も生まれて頼りないながらも父親となった僕。娘を今後どんな子に育てたらいいかについて考えたりすることもよくあります。子どものうちから学歴社会のこの国で苦労することないように、教育にお金をかけるべきか。自分も学歴は苦労した面もあるので子どもに同じ思いをさせたくない。猛勉強させて有名国立、私立進学。そんでもって有名企業に就職を!って考える親御さんの気持ちも分からなくありません。
 

 だけど僕の持論は男も女も勉強より愛嬌!いくら勉強ができたって、人に好かれなかったら何もできない。逆に人から愛されれば案外人生って、どうにでもなると思っているので、僕としてはなによりもまず愛嬌のある子に育って欲しいと思っています。あと
娘と毎週プリキュアを見ている身としては「Hugっと!プリキュア」の、キュアエールみたいな他人に寄り添える心を持った大人になってもらいたいとも思っているけれど、それはもう親のエゴなのであまり押し付けるのはやめておこうかな。

 

野乃はなのなりたいイケてるお姉さんというのは「他人の痛みに寄り添える感受性や優しさと、時には自分や他人の人生、生き方を否定する圧力に堂々と立ち向かう強さを持った女性」となり、その逆にいる大人というのはカッコ悪く尊敬にも値しない人物となります。

歴代プリキュアの中で「キュアエール」のみが持つ強さ - サブカル 語る。

 

 

 

 「勉強より愛嬌?」「他人の痛みに寄り添える感受性?」そんな理想論なこといってもこの国じゃ学歴が幅を利かせているじゃないかって?んじゃここで、そう思っている全国のお父さんたちに童話作家五味太郎さんの子育てに関する名言をご紹介。

 

 「今の親ってとりあえず高校出ときなさいって子供にいってるんだよ。失礼だよね、親って。自分の子供に『高校を出ないと、食べていけない』とかいうわけだよ。食べていけるよ!」

 

この学歴社会をあなたは笑えるか?

 コレを読んだ時に頭を殴られましたね。確かに、考えてみたらナニが何でも学歴って考え方は子どもの持っているポテンシャルを信じてないということでもある。自分の子どもがそういった空気に勝てないと思い込んでいるだけで、自分の子どもの持つ才能や生きていく逞しさを心底信じられれば「学歴?あってもなくてもいいじゃん」って心から言えると思うのです。
 

 だけどそれは本当に勇気のいることだと思う。学歴に逆らって生きていけるのか?と人に問われたら、僕は堂々と首をタテには振れません。だけど「高校を出なくても食べていけるよ」っていってやることで逆に子どもの心にある「枷」が外れて、自分自身のウリと魅力を必死に探そうとするきっかけになり、子どもが見つけて育てた自分の魅力とウリで大成っていうことだってありえる。

 

 学歴を正面から否定もできないし、それを積極的に肯定するだけの人生っていうのもおもしろくない。だから僕はせめて「学歴社会には表面的に従っておけ。でもそういう空気がくだらないと思った時に、その空気を覆して生きていくための武器だけは持っておきなさい」程度のことを言えるお父さんにはなりたい。

 

www.mm-nankanoffice2.com

 

日本政府の考えている教育

※今回、この記事を読んで僕の娘やその友達、子どもたちに何ができるのだろうか?をおぼろげに考えていて、以前書いていたこのブログ記事をリライト。この上記リンクの記事は所得や地域などの違いで生じている学力格差についてのべているんだけど、僕は
逆説的なアプローチで「教育」ってなに?と思ったことを書いてみました。「教育」というものについては皆さん様々な意見がおありでしょう。だけど、自民党。いや、安倍政権。テメーらはダメだ!許さん!

 

以下、政府官邸のホームページ。

www.kantei.go.jp

以下、引用。ウソだと思ったらリンク先読んでみて。マジで書いてあるので驚いた。

 

教育における行政の役割

 

子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう

 

どこまで国民を愚弄するんだこの国のお偉いさん。ふざけるな。

 

 

※漫画家の山田玲司さんと各分野で「個」を手放さずに戦っている人生をおくる人達との対談。今回のブログで紹介させてもらった五味太郎さんは3巻。

 

今週のお題「おとうさん」

たったひとりで戦争を戦ったお父さん「金子徳好」について語る

こんにちは。

 本日は父の日。全国のお父さんは家族のみんなに感謝されました?

 

 世間的には父の日って「お父さんありがとう!」っていうフレーズの飛び交う日なんだろうけれども僕の場合、日常を振り返ってみると妻や娘からの「ありがとう」というメッセージを貰えるほど頑張っているのかな?とつい考えこむこともあったりします。原則的に僕は妻と娘の「コンシェルジュ」でありたいと思っているけども、なかなかその理想を現実にするのも難しいもんです。

 

 さて。本日のテーマは父の日っていうことなので「サブカル界のお父さん」について。とりあえず現在のサブカル界でお父さんとして話題になっているのはウルトラマンタロウでしょうかね。

 

m-78.jp

 

 来月7日からON AIRとなるウルトラマンタイガはウルトラマンタロウの息子。ここ数年のウルトラマンは「ニュージェネレーション」という呼び名を冠しており、セブンやベリアル(厳密にいうとベリアルは昭和でもないか)など昭和のウルトラマンの世界観で活躍したキャラクターの息子たちが物語の主人公を務める傾向にあります。まぁ俗にいう「世代交代」っていうやつなのでしょう。そして今回はタロウの「タイガ」とその他のウルトラマンが新たな物語を紡いでいくことになります。

 

 子どもの頃に現役のヒーローだったセブンやタロウが親になり、次世代にウルトラマンの歴史を繋いでいくのはちょっぴり淋しさもありますけど、嘗て子どもだった僕らの愛したウルトラマンを現在の子どもがまた愛してくれるっていうのも嬉しいもんです。

 

あー、だけどウルトラの父は「おじいちゃん」になるな。

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©円谷プロダクション 

 

 

 まぁウルトラマンタイガについてはまた放映を見て思うことを書き連ねていくとしてそろそろブログの本題。この父の日だからこそ、たったひとりで戦争を戦った「金子徳好」さんという人物について本日は語ります。この記事もまだ読者がそんなにいなかった頃書いているんだけど、今回どうしてもまた語りたかったのでリライト。

 

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 この金子さんという人物。昭和40年代にたった一人でベトナム戦争を相手に戦った偉大なお父さんなんです。金子さんは団体職員として勤務していたある日、同僚との飲み会でベトナム戦争について議論。戦争を巡っての意見はだんだん熱を帯びていき、金子さんはお酒の勢いもあってか「アメリカのベトナム侵攻に反対の意思を示すぞ!!」と、声高らかにベトナム戦争反対を宣言。その場にいた同僚もいいぞ!と盛り上がったものの自宅に電車で帰宅中「とんでもないことをいってしまった。」とひどく後悔するハメに。自分の発言は酒の席でのものであって、実際にやるわけにいかない。と考えた金子さんは「会社の同僚と語り、ベトナム戦争アメリカについての抗議を記したゼッケンを胸につけて仕事することになった。君は僕を止めてくれるな!!」と、奥さんに相談。そんな提案をしたらきっと妻は自分の意見に大反対するはずだ。妻の反対を理由にアメリカへの抗議活動をやめたという話なら、みんなもきっと納得するだろうと思っていたら奥さんもまたベトナム戦争否定派だったため金子さんの話に大反対どころか大賛成。奥さんは張り切ってゼッケンを作り、数日後の朝には出来上がったゼッケンを渡して「お父さん、がんばって!」といって笑顔で金子さんを見送ったそうな。奥さんに止めて欲しかったのに図らずもダチョウ倶楽部の「ゼッタイに押すなよ!」的な前フリをすることになった金子さんは「これでもう後には引けないぞ」と腹をくくってゼッケンを身につけ職場へ。通勤途中も職場でも奇異の目で見られながらも、たったひとりで孤独なベトナム戦争との戦いを始めたのでした。今で言えばこのロゴをあしらったシャツを着て仕事にいくような感じなんでしょうか?

 

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 最初はもう、すぐにでも辞めたいと思っていた金子さん。だけどそんな金子さん本人の思いも知らず周囲はその行為について拍手喝采。新聞やTVのニュースで話題を知った人からの激励や寄付などが集まるようになっていき、世論は本人を差し置いて金子さんの行動に賛否両論の議論を巻き起こします。やがて金子さんの行為が現地ベトナムにも伝わり、金子さんはベトナムで英雄扱いを受けることに。胸に着けているゼッケンとベトナムのVIPとの写真は現地の博物館に展示されることになり、金子さんは国民的なヒーローとして尊敬の眼差しを受けるようになります。

 

 

 結局、ベトナム戦争終結まで金子さんはゼッケンをつけ続けることに。その年月は実に8年。何度も辞めたいと思ってもゼッケンによるたったひとりの反戦活動を続けたのは、妻や自分を応援してくれている周囲の励ましを裏切るわけにもいくまいという誠実さ。そして何よりもと戦争という行為を許せないという、強い想いだったんじゃないかと僕は思う。そしてその想いを捨てずに戦いを続けた金子さんは真に強い人だったんだろうと僕は思っています。

…ん?この話題とサブカルを結びつけるのはちょっと強引だろう?っていやいや、この金子さんはサブカルとの関係大アリです。金子徳好さんって90年代に作成された「映画のガメラ」でおなじみの金子修介監督のお父さんなんですよ。この他、金子監督の弟であり脚本家でもある金子次郎さんもご自身のブログでお父さんについて言及されていました。

 ジロッカーの世界征服計画:『ゼッケン8年』金子徳好著 電子書籍化! (ブログ)

 親父だったら今の日本を見て何と言うだろう。と呟かれていたのが印象的でした。僕もそう思う。

  

 

今、ViViで自民Tシャツ、グノシーで安倍のビデオレター貰えるぞ!

こんにちは。

 

 本日のテーマは記事のタイトルどおり女性ファッション雑誌の「ViVi」と、スマホのニュースアプリサイト「グノシー」のキャンペーンについて。

 

 

 これは何かというとツイッターで「ViVi」が行ったキャンペーン。年号が変わってから行っている自民党のプロモーション的っぽい「#自民党2019」というハッシュタグをつけてツイートすると、袖に自民のマークをあしらったTシャツを抽選で貰えるというもの。

 

www.vivi.tv

 

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 この自民Tシャツの中に、こんなレアデザインものもあるそうな(うそ)。

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 このキャンペーンの問い合わせ先は以下のリンク記事などによると「「#自民党2019」プロジェクト事務局」になっているということで、これは参院選を控えた自民の公職選挙法違反という批判も多く寄せられているそうな。

 

lite-ra.com

 

www.huffingtonpost.jp

 

 で、そんでもって次。

gunosy.co.jp

 

 スマホなどのアプリニュースサイト「グノシー」が「日本政治王決定戦」なるクイズ大会を行い、合計35問の中で最も正解数の多かったユーザー1名様には政治王の称号と安倍総裁からのお祝いビデオレタープレゼント!歴代総理の中でも最も貧弱な語彙と対照的に最も表情豊かな安倍総理から直々のお祝い!

 

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 きっとそのビデオレターでもこんなふうに表情を目まぐるしく変えながら優勝者を「ジューシー、ジューシー」「政治に詳しくないこんな人たちに負けるわけには行かなかったんですね」と褒めたたえてくれるでしょう。

 

 冗談はこの辺にして本題。この場ではこれらのキャンペーンについて「政治的」などと批判するのを控えておこうと思います。でも僕は率直に知りたい。

 

このTシャツとビデオレター欲しいか?

 

 どんなマーケティングでこの企画が成立しているのか、僕、本気で分かりません。だって日常ってただでさえ政治の話題なんてタブー!みたいな空気が漂っているってのに自民のロゴをつけたTシャツなんて、着たがる若者なんているのだろうか?ネトウヨな人たちを除けば別段国民から人気があるわけでもなく「他にいないから」っていうだけで6年総理をやっているだけのこの人のビデオレターなんて欲しいのか?大量生産したDVDを駅前で配るっていうならつい受け取っちゃったっていうこともあるだろうけど、消極的な理由で総理をやっている人物のビデオレターを積極的にみんなは欲しがるものなのか?最近の自民ってほんとうにやることが政治だけじゃなく人気取り戦略もめちゃくちゃになってきてると思うんだよなぁ。

 

 まぁ余計なこととは思うけれども、そんなことよりもみんなが不安がっている「年金」や「消費税」などについて国会できっちり説明を心がけるべきじゃねーの?

 

 


 

 

この国やっぱりおかしいわ。どう考えても。

僕らはもう「自民」というDV夫を見限るべき

こんにちは。

 

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 業務に追われており、ブログ更新もめっきり減っております。こりゃイカンね。っていう僕の近況は横に置いて本題。今日のブログのテーマは国民に対する自民党のDVにそろそろ僕らも怒ろうぜ!っていう訴えになります。そこで本日はこの人にお越しいただきましょう。

 

 

自民のいうことやること、ほんとにひどい

lite-ra.com

 

 老後の安心のためといって金を吸い取っておきながら、こいつらは偉そうに「将来的に年金支給額下がるから、今のうちに金を貯めておけ!そうだな、老後のために2000万も貯めとけば充分じゃねーの?」とまるで他人事のようなことをほざいているわけですよ。この国の景気だってろくに回復していないところへ消費税を10%にするのはもう既定路線。どうやって俺らは金を貯めりゃいいのか!ふざけるな!!と怒るとこですよマジで。世間は参院選だの衆院選を合わせたダブル同日選だのといった様々な声がメディアで飛び交っていますけれども、ここまでナメられてまだ「自民や安倍の他に任せる政党や政治家がいない」とかほざくならそりゃあなた、DV被害者マインドだと言わざるを得ません。

 

自民のやってきたことってDVじゃねーか!

 いやほんとに、つくづくこう思うのよ。国民と自民って、DV夫とその被害を受けて正常な判断力がおかしくなっている人のいい妻って感じ。自民は家の蓄えを平気で抜き取って放蕩三昧。そのため家計が足りなくなっても「もっと金をよこせ!」といって税金という形で、人のへそくりや貯金から更にお金を鷲掴みにして持っていこうとする。そして将来の生活を支える根幹である「年金」もいい加減に扱っていたことが分かり、妻も大ショック。そんな妻(国民)を見かねた男性「民主党」は「自民とはもう別れるべきだ!」と国民を説得。自民のひどい浪費癖や杜撰なお金の管理に疲れた妻は自民と離婚することを決めて、民主との再婚を決意します。民主はまだ新婚のため頼りなかったけれど、妻(国民)のためにお金の使い方を改めたり、生活費を支える財源を確保しようと努力はした。だけど、どの政策を見てもイマイチ具体的な効果は見えてこない。そのうち妻もそんな民主を見て「この人を選んだ自分は大丈夫なんだろうか?」と不安になっていきます。

 

棚上げだけはうまい自民

 慣れない政治と経済の舵取りでいっぱいいっぱいになっており、焦る民主党とそれを不安そうに見つめる妻(国民)。そこへまた自民党が妻の不安に付け込んでいきます。「あいつで大丈夫なのか?」「あんな頼りない夫にお前は将来を任せられるか?」と。長い間放置していた自分たちの失策を全部棚上げして、民主に罪をなすりつけ。そして声高に民主の失敗を大声で叫び「あいつらはなにをやってもダメだ」と吹聴。そのため妻やその周囲も「やっぱり民主党は頼りないかも」とだんだん洗脳されていきました。

 民主が妻に「僕も努力するから、もう少し時間をくれないか?」と頼んでも、妻はもう首をタテにふりませんでした。民主は妻の意見を尊重して「僕と自民。どちらとの生活を選ぶか妻に決めてもらおう」という話になり、妻も全然懲りてなかったのか自民との共同生活を選択。自民は以前の生活を顧みて反省したかというとまったくそんなことはなくいつも通り、いやその浪費グセはさらにひどいものに。ついには「将来増やすための年金を使い込んだんで、将来的に金が足りねぇ。だから定年引退せずにお前も働き続けろ!何?そんなのひどい?ふざけるな!何言ってるんだ!悪夢の民主党との生活と、俺との生活、どっちがマシだ?」と恫喝。っていうのがこの国の実態。僕のこの認識、あってるよな?

 

 


 

 

※このブログ記事書いていて、だんだん頭にきた。いや以前からきているんだけども。