サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

ジャンプ50周年!!誰も語らない「あの作品」を語る

こんにちは

 本日のテーマは今年で1967年の創刊以来、50周年になる「週刊少年ジャンプ」。おっさんとなった現在の僕も愛読する漫画雑誌です。50周年っていう記事の題名で「ん?」と思った人もいると思うけど、実を言うと少年ジャンプは「ウルトラセブン」と同い年。

arrow1953.hatenablog.com

  そして近日中にも書こうと思っている「リカちゃん人形」とも同い年でもあります。「ジャンプ」、「セブン」、「リカちゃん」。長きにわたって男の子、女の子たちの良き友人であり続けるこの三者を誕生させた1967年というのは日本のサブカル史にとって重要だと僕は考えています。

 さて本題。この少年ジャンプの創刊50周年を祝うために、集英社はこのようなイベントを企画。

shonenjump-ten.com

 また、東京メトロでも集英社とコラボで「ジャンプスタンプラリー」を7/15〜8/31まで実施。

www.tokyometro.jp

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 ポスターには創刊間もない頃から発行部数650万部を越えた90年代の初頭を支えた人気作のキャラが所狭しと並んでおります。だけども、このポスターには僕と同世代のジャンプ読者にとって忘れる事のできないキャラたちが描かれていません。そのキャラたちとはコレです。

 

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左:独身、非モテをよくネタにされていたイラストレーターの「どいん(土居孝幸)」

中央:大洋ホエールズ(現在:横浜ベイスターズ)ファンで、後にゲーム「桃太郎シリーズ」作成。人気ゲームクリエーターとなった「さくちゃん(さくまあきら)」

左:当時は駆け出しだったけど、気づいたらこれまた人気ベテラン声優。小さい胸ネタなどで、読者にいじられていた「ちさタロー(横山智佐)」

奥:デザイン事務所の経営者ながらも貧乏の似合うキャラとして、多くの読者から愛されていた「榎本◯歳(榎本一夫)※◯印には当時の実年齢が入る」。以外に知られていないけれど、日本の誇るRPGドラゴンクエスト」のロゴデザインを手がけた人でもあります。

この4人の担当する読者投稿コーナー「ジャンプ放送局」。いわゆる読者のお便りコーナーです。
※上記以外にも担当者はいるけど、僕にとって全盛期はこの4人の担当時代。

 当時、人気絶頂だったドラゴンボールの名場面を読者がギャグでパロった「ドラゴンボールのパロディ特集」、読者の周りにいる変人たちのエピソードを紹介する「奇特人間大賞」ほか、読者の考えたドラクエ風のモンスターを46都道府県分集めてデータ化して、強さを競い優勝者を決める「JBSクエスト」など多岐に渡る企画に、読者も盛り上がりました。

 このコーナーはハガキの投稿者が掲載数、ネタのおもしろさによって獲得できるポイントを競うものであり、半年間で獲得できたポイントで優勝者が決まるというのが最大のウリ。その掲載ネタのクオリティも高く、このコーナーだけで単行本が販売された程でした。ちなみにこのコーナー、掲載漫画の人気を競う読者アンケートで他の連載をぶっちぎり、アンケート3位になったこともあったそうな。

 このジャンプ放送局トータルで13年継続。投稿常連の中には後継の投稿コーナー「ジャンプ団」の構成・漫画原作などを手がけるライター「井沢ひろし(投稿時代のペンネーム:どんちゃん)」や、「もやもやさまぁ〜ず」などの構成を手がけている放送作家の「北本かつら(投稿時代のペンネーム:竜王は生きていた)」などのプロもいるため、このコーナーは図らずも作家や声優など、現在のエンタティンメントを支える人材を育てた養成所であり、なにより桃太郎シリーズとドラクエ誕生にも部分的に関わっていた(さくまあきらドラクエ原作者である堀井雄二と友人)ことなどを考えても、これを雑誌のおまけ的ポジションにある読者コーナーとは呼べません。
このジャンプ放送局そのものが壮大な作品だったといってもいいでしょう。もうこういう読者コーナーは現れないだろうなぁ。

 

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暑い夏の日に聴きたい唄=センチメンタル・バスだろやっぱり

こんにちは。

 本日は久々に「今週のお題」ネタでブログを書いてみようと思います。テーマは「私の夏うた」。
 自分が物心着いた頃から現在に至るまで聞いてきた、夏をテーマとする数多くの歌。世間の皆さんはだいたいどういった曲を連想するんだろうと思って、以下のサイトを調べてみました。

 

www.joysound.com

 

 

music.oricon.co.jp

 これらのサイトにあるのはまさに夏を代表する曲でありどれも10年、20年と夏が来る毎に人々の記憶から思い出されて口ずさまれ続けることでしょう。だけど、僕がこのブログ記事で強く推したい曲は上記サイトにはありませんでした。それなりにヒットした曲で、ドラムが刻むリズムも心地いい名曲だと思っていたんだけど、現在となっては殆ど誰も語ることのない夏のうた。「センチメンタル・バス」の「Sunny Day Sunday」をこのブログで推したいと思います。

センチメンタル・バス - Wikipedia

 98年のユニット結成後、99年に同曲がポカリスエットのCM曲に抜擢されたこともあって、圏外をうろつく立場からいきなりオリコンベスト10にランクイン。その後、いくつか曲を発表したもののオリコン10位どころか20位以下を彷徨うこととなり、気づいたら活動を辞めていた、まさにひと夏の思い出ユニット。このCMに出ていた後藤理沙の可愛さもまた、特筆に値しますけど現在の後藤理沙については、特に言う事もありません。

 

www.youtube.com

 このCM放映時、僕は大学4年生。いってみりゃ学生というモラトリアム時代最後を飾った夏のうたということになります。あのアホみたいに長い夏休みや部活の合宿、バイトに明け暮れながらゼミで提出する映画制作のシナリオ執筆。映画作成。どれも懐かしいけどその思い出はもう断片的なものとなっており、明確な記憶とは言い難いものとなりました。その楽しかった!!という感情もひょっとしたら自分の中で美化・改竄されているもので、本当の所はそんなに色鮮やかなものでもなかったのかもしれない。あの頃のゼミの仲間や大学時代の友人、その当時好きだった女の子の表情。どれももやがかかっており、彼らの声や記憶にあることばも、年々ノイズがひどくなっています。たぶんもう数年後には僕は彼らの名前さえ忘れるかもしれません。薄情だけど。

 だけど。僕はあの学生時代最後の夏の質感を、絶対に忘れない。青臭いけどまだ「夢」というものを信じており、それを実現するためにどうしたらいいんだろうか?と足りない頭で考えて、足掻いていた日々を忘れない。周りに元気が出るものが欲しいと思っていた時にこのメロディが気に入り、携帯電話の着信曲に選んだ曲こそが、この曲でした。なんかセンチメンタルな文章になったな。こっ恥ずかしいけれども、たまにゃいい。

 

 

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今週のお題「私の『夏うた』」

ウルトラセブン50周年!みんな意外に知らないセブンの知識

こんにちは。

7/8よりスタートしたウルトラマンの新作「ウルトラマンジード」。

m-78.jp

 

 メインライターを務めているのは売れっ子のミステリー作家「乙一」っていうだけで期待も大きくなるっていうもんですけど、現在までのエピソードを観た感想としてはただ、おもしろい。自分の出生の秘密を知らなかった少年「朝倉リク」が怪獣出現をきっかけに自らが悪のウルトラマン、「ベリアル」の息子だった事実に戸惑いながらも、人々の危機を放っておけない。そんな葛藤や苦悩をを抱えて戦う正統派主人公に好感をもっている今日、この頃です。前作のウルトラマンオーブより好きかもな。
 この7月8日はウルトラマンの故郷である「M78星雲」に絡めたのか単なる偶然か分からないところではありますけれども、本日のブログではこの新人ウルトラマンではなく、ウルトラシリーズでオールドファンからもっともアツい支持を受け、今年放映50周年の「ウルトラセブン」を語ろうかなと思います。

 さてこのウルトラセブン。基本データは以下の通り。

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身長 :40メートル
体重 :35000トン
得意技:頭部のブーメラン「アイスラッガー
     額のビームランプから打つ「エメリウム光線
             腕をL字に組んで垂直に立てた右腕から放つ最強技「ワイドショット」など
家族 :ウルトラマンタロウの従兄弟、ウルトラマンAの従兄弟(義理)

 数多いるウルトラ戦士の中でも3本の指に入るメジャーなキャラクタではあるけれども、どんなキャラっていうかその人物像については意外に広く知られてはいません。中にはビジュアルを覚えているものの名前が頭に出てこなくて、ついウルトラマンセブン」とかいって間違える不届きな輩もいます。なので最初に覚えていただきたいのはウルトラセブンの本名。 

ウルトラセブンの本名は「恒点(恒星)観測員340号」

コレはウルトラ好きだったら知っていて当然な常識だけど、一般的には知られていません。名前どおり元々セブンは地球防衛が役目じゃなくて、太陽系の航路図作成に必要となる情報を得るために地球周辺を訪れて、その周辺の観測業務を行っていた「ヒーロー界の伊能忠敬とも呼べるキャラでした。そして地球に立ち寄っていた時、異星人がこの星を狙っていることを知って放っておけなくなり、人類を守るため「ウルトラ警備隊」と共に戦う事を決意してくれたお人好しなヒーローなのです。ちなみにウルトラセブンは先述した「ウルトラ警備隊」7人目の隊員という意味を表しているコードネームです。さらに補足だけど「ウルトラマン」というのも元々はハヤタが名付けたものであり、正式名称ではありません。M78星雲でウルトラの父を筆頭大隊長とする銀河警備隊の中で地球の防衛任務に就いた隊員に与えられるコードネームが「ウルトラマン」なのです。

②最もパラレルワールドを生きるウルトラ戦士である

本編のウルトラセブンは宇宙人・怪獣との戦いで受け続けたダメージや疲労のため、最後の戦いに勝利した後に上司の指示に従ってM78星雲に帰っていくところでエンディング。以降はその後を継いで地球で戦う事になったウルトラマンジャック帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンAウルトラマンタロウなどの「ウルトラ兄弟」3人目の兄貴分として弟分たちの戦いをサポートする立場になりますが、コレと別の流れの時間軸にいるウルトラセブンも存在します。それを描いたのがセブンの30周年に作られた「平成ウルトラセブン」と呼ばれるビデオ作品。純粋なウルトラセブンの続編で、ウルトラ兄弟はまったく登場しません。
 物語は最後の戦いから30年。再び地球を訪れたセブンが、戦いを通じて実は「地球の先住民族を滅ぼして地球を奪った侵略者こそが人間」だったと知り、苦悩を抱えるという非情に重くて暗い物語のため、未だに僕は手を伸ばしていません。ウルトラ兄弟の3番目の兄貴。僕にとってセブンはそうであってもらいたい。 


 

 

 上述のシリーズとは別にセブン40周年で作られた「ULTRASEVEN X」についても言及。こっちの物語は同じ地球でありながら、とある湖を境目に存在するもうひとつの地球。そこは高度な情報化によって人類が徹底管理されており、その世界を狙う異星人たちとの戦いを繰り広げるという設定で、セブンのSF的世界や物語の怪奇性、人間社会の風刺など本来の味わいを損なわず、新たなセブンを作りあげたっていう点で評価されてもいいと思うんだけど、今ひとつマイナーな扱いなのでぜひ、多くの人に知ってもらいたい良作。僕は好きだなこの作品。 

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左がセブンXで、右がセブン。筋肉量が圧倒的にでかく大きくなっているのが特徴です。

 

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③ウルトラ6兄弟で最も面倒見のいい兄貴

M78星雲出身のウルトラマンを主人公とする作品で、最も客演が多いのはこの人。強敵に負けた兄弟の前に現れアイテムを授けたりするほか、同じくピンチに現れて共闘(返り討ちにあうこともある)したり、時にはタロウの誘いを受けて地球でバーベキューを食べたり、極めつけは自ら人間「モロボシ・ダン」として地球防衛軍の隊長を務めたり、なんだかんだいって主役を譲った後もよくみかける「地球びいき」な宇宙人。後輩の危機には「俺が助けに!」と率先して地球に来るのは常に面倒見のいい性格っていう事もあるんだろうけれど「役目が終わったら地球をブラブラして遊んで帰ろっかな?」みたいに地方への出張を楽しみにするサラリーマン的な発想もあるんではなかろうか?そういや、本編以外でも空想上の孤島「怪獣島」に住む怪獣たちの微笑ましい生活ぶりと戦いを描いたコミカルな番外編「ウルトラファイト」でも怪獣の喧嘩仲裁に苦慮する面倒見の良さを発揮していましたな。

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ウルトラセブンに関わる人たちのサイドストーリーが豊富にある

ここではウルトラセブンでなく、セブンに魅せられた人たちの物語を紹介。最初に紹介するのは、ウルトラセブンのDVDを見て、その世界にどっぷり浸かった女子高生「△□◯(みすまる)ナナナ」(みすまる=340号、ななな=主題歌の「セブン!セブン!セブン!」を表している)とその友人たちのセブンの知識を巡るコメディーの「セブンきゅ〜ぶ」。少女らはセブンの知識を極めるため部活サークル「セブン究部」を作り、世間に対して「ウルトラセブンマンセブンというなぁ!」と叫びながらディープな世界にどっぷり浸かっていくという作品。作中にはセブン本編で使われたセリフとその引用エピソード話数も多数紹介されているので、分かる人には分かるけど、わからない人にはまったく分からないマニアック作品。ちなみに本編で殆ど知られていないものの代名詞として「子門真人の歌っている海外版ウルトラセブンのテーマ曲」というネタもあったけど、俺はその曲を収録しているCDを持っている。

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 お次は以前のブログ記事で紹介させてもらった「セブン」制作に携わる人たちの群像ドラマ「私が愛したウルトラセブン」。92年にNHKドラマ放映されました。


 

詳細は以下の記事。

 

arrow1953.hatenablog.com

  このドラマをNHKで再放送してくれないかなぁ。セブン50周年なんだからさ。 

都議会選挙の結果に僕が満足も納得もできない理由について

こんにちは

 

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 NHKの選挙速報結果が全部出揃ったあとでこの記事を書いています。

headlines.yahoo.co.jp

各政党の選挙前議席数→今回の議席数の推移は以下の通り(無所属は除く)

都民    0→57
自民  57→23
公明  22→23
民進    7→  5
共産  17→19
ネット  3 →  1
社民      0 →  0
維新   1 →  1

※こうしてみると公明はともかく、無党派層を取り込んできっちり議席を伸ばしたのは都民ファーストの書いを除いて共産党だけというところが次回以降の選挙のポイントになったりするかも。

www.nhk.or.jp

前回と今回の投票率の推移

前回 43.5%
今回 51.3%(小数点二位を四捨五入)

 僕はブログで何度も安倍政権や自民の「改憲」について批判的な記事を書いているため、今回の選挙結果に満足をしていると思っている人もいるかもしれないけど、そんなことまったくありません。あまりにも投票率が低すぎる。前回と比べ10%ほど上がっているのは喜ばしいけれど、まだまだ足りない。この程度の人数だったら「俺らは常に有権者に監視されている」というプレッシャーを政治家にはかけられない。挙げ句、今回みたいな事は今後も起こりうるなというききかんがあるため選挙権を持つ半数の人たちが投票に足を運ばないとはどういうことだお前らと激高したいくらいの失望です。確かに、今回の結果は現政権の歯止めになるかもという意味では安堵もしているけど、僕が本当に求めているのは選挙やデモを通じての権力と有権者との緊張感です。

 このブログを読んでいる人に勘違いされたら困る事だけど、僕自身ネット界隈で言われている「サヨク」ではありません。ただ、サブカルを愛するものとして民主主義を重んじているだけであり、それを軽んじるような政党や権力には、たとえ自民だろうが民進だろうが共産だろうが批判をさせてもらいます。自民の批判が多いのは、この10年前後にわたる自民の民主主義軽視的な政治があまりにもひどいため、批判をせざるを得ない。というだけの事です。
 サブカルは表現の自由の保障、マジョリティをあざ笑ってパロディ化する批判精神をも含めて「言論」であり、それも包括して社会はあるべきという民主主義な考えが前提にあることで成り立っている。というのはアニメ制作だった20代のときから変わっていない僕のポリシーであり、僕に言わせりゃサブカルを愛しながら民主主義を軽んじる政治に声を上げないってのは単なる無責任です。

 この選挙投票率の低さは本当にどうにかならないものか。ツイッターを試しに検索すると、今回の都議選の結果についての悲喜こもごもは語られているけど、この投票率の低さについての言及は殆どない。これってやっぱり問題だよなと思います。今後、この都議選をきっかけに政治が変化をみせていくとなったら話は変わってくるかもしれませんが。そういう意味でこの都議選が今後の「日本と選挙」の関係のターニングポイントになってくれたらと思う。

 今回の大敗を受け、自民もムリヤリな政治運営はヤバイと考えるだろうし、党内で安倍おろしも本格化する可能性大。民進も共産とは手を組まないと偉そうにいって野党連合に本気ではなかったけれどこの結果はもはや無視できないはず。都民ファーストも自民・民進・その他の集合体のために政策や人事などを巡る分裂は避けたいところ。こう考えると都政も国政も見どころ満載で、政治に興味を持つには充分なファクターは揃ったんだよね。あとは僕らが政治についてをどう考えるか。僕らの暮らしている町、国をより良く出来るのは議員の首根っこを掴める選挙権の有権者である僕らだけだという事を自覚するべきなんでしょう。

 

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※議員なんて「先生」とかいって崇めるもんじゃなく、僕ら有権者が選挙権をちらつかせ、扱う「民の下僕」。くらいの意識でちょうどいい。

日本の選挙で投票率が低い根本的な理由について

こんにちは。

 あと2日に迫った東京都議選。最近は安倍首相の森友・加計疑惑だけではなく、その他議員や閣僚のあんな問題、こんな問題なども含めて与党への不満が募っており、その傲慢ぶりに対して一矢報いてやろう!みたいな感情で都議選への関心も非情に高まっているそうな。

 

www.huffingtonpost.jp

www.huffingtonpost.jp

www.asahi.com

これらの体たらくぶりに、さすがに都民も頭にきたのか「投票に行く」との回答が9割。

www.tokyo-np.co.jp

 まぁ、それはそれで結構なことなんだけど、こういった権力への怒りに任せた形の投票率アップというのは正直なところ、感心できません。逆にこういった傾向というのは、この国の人たちが本当の意味で選挙の大切さを理解できているとは言えないと僕は考えているためです。この国の選挙への無関心さでもっともらしく言われているのが「誰に入れたらいいか分からないから」という理由。その他にあった興味深い意見も以下のサイトなどでいくつか提示されているけれどどれも瑣末なもんであって、実のところ根源的な理由はやはり選挙の重要さを分かっていないからであり、なんで僕らが選挙の重要性を理解できていないのだろうかっていうとそれはおそらく「選挙を通じて政治を変えられたという成功体験」がないからなのでしょう。

 

matome.naver.jp

 

 ここで僕がいう「政治を変えた」というのは嘗ての政権交代を成し遂げたことをいっているのではありません。実際に票を投じて、自分の意見や将来にビジョンに近い人が政治家となった結果、その意見がきちんと政治に反映されたんだ!という実感をもつ事ができたのかどうか?という経験に乏しいっていう話です。
 メディアで注目を集めがちなのは衆議院参議院などの国政選挙や、都道府県の首長を決める知事選など大規模なものがほとんどですが、都道府県や各区市町村の議員を決める「地方選挙」というものはある意味、国政選挙よりも大事なものです。地方選で選ばれる議員は僕らの「衣食住」の拠点になる「街」をどう作っていくべきかについてのデザインを担っているからです。中学で公民の授業を受けている人にはあらためていうまでもないことですけど。
 今回の都議選も「与党」「野党」の代理戦争みたいな図式で語られているために、人々の興味が集まるのは「与党」「野党」対決の勝敗に偏っています。だけど、本来政治はどっちが勝利してどっちが負けたかの二元論ではなく、その選挙を経て僕らの生活がどう変わるか、どう変わったかを問うことこそが本質であるべき。それを身近に実感できるのは「国」という大きな共同体でなく、自分を含めた周囲の顔が見える「僕らのまち」という共同体の選挙だと思うのです。地域の住民が自分達の暮らすコミュニティのグランドデザインを考え、それに近い考えを持つ人材を議員として選び、意見や政策を吟味しながら街をつくっていく。その経験を経て人々は政治参加へのメソッドを学び、選挙民が政治家と連携して生活を変えたという実感、成功体験を積むことで「国」づくりへつなげていく。従ってこの都議選も「僕ら都民の生活をどうより良くしていくか」ということがまず第一なのです。もちろん「与党」に対してノーをつきつけるという意味も大事だけど。

 英国の政治家ジェームズ・ブライス(1832~1922)はこういった考えから地方自治「民主主義の学校」と呼びました。ただ、現在の日本では都市機能の集中化のせいで生活拠点と日中の活動拠点が二分化されているため、生活拠点であるまちは飯を食って寝るだけの拠点となっている。そのため街で活動する機会を殆どもてず、コミュニティーという概念が崩壊しかけている「町」という共同体では、地方選挙が国政選挙以上に興味を持てないものになっている人も多くいるのだろうと思えるのです。

 

arrow1953.hatenablog.com

 

 上記のブログ記事で紹介した漫画の「クニミツの政」ではフィクションの自治体において実施される市長選が舞台でした。漫画はドラマティックなフィクションで、現実じゃない。僕たちはそう思い込んでいるけど本当にそうなのか?ひょっとしたら僕の町にも、読者であるあなたの街にも主人公の武藤国光のような一本気な人材が、街頭で熱意を込めた政策を語るパンフレットを僕らに手渡しているのかもしれない。僕らが無意識に捨てているパンフレットには、街の生活を魅力あるものに変化させる可能性のあるアイディアが詰まっているかもしれない。
 「政治を熟成させていくためには地方自治など小さい規模から地道に、時間をかけて「市民」「国民」が街や国のあり方を考えていく以外ない」からこそ、僕はこの国で多くの人たちに選挙に関心をもってもらうため、まずなによりも各政党は「地方選挙」に重きを置いてもらいたい。そして僕らもそれに応えるところから、この国の民主主義はやり直さなきゃいけないんじゃないか?と考えています。

 ってか、僕も選挙に出馬できたらいつかやってみたいな。周囲の無所属議員たち「日本野鳥の会」をもじった「日本野党の会」を結成して、双眼鏡片手に、呑気に居眠りぶっこいている議員を野鳥みたく数えて国民にその数を公開するという公約を掲げてやろう。

 

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※この本を参考にして、選挙に当選できた!って人がいたら情報下さい。

憲法改正についてを考える前に読んでおきたい少年マガジンの作品

こんにちは

 森友と加計学園を皮切りに何かと常に騒がしい現、安倍政権。先日は「憲法改正」について、こういったニュースも報道されました。

news.yahoo.co.jp

 僕自身は憲法をどう考えるかというと改正に反対、つまり護憲の立場にいますけどこの国の将来を考えたうえでこの国の人たちが憲法改正、護憲どちらを選ぶべきかについてを熟慮して意見を戦わせた結果、改正を選択するというのであったら仕方ないとも考えています。この改憲案で焦点になっているものは、いうまでもなく憲法9条。現在の自衛隊のあり方などについても実に多くの意見があるため単純に答えなんて出せる筈がない。それこ、そこの9条というテーマは現行憲法制定後、70年を経ても未だ解釈を巡って議論が続けられている。そんな奥深いテーマをたった3年で改正!なんて軽々しくいうのは僕にいわせりゃ「護憲」「改憲」と立場は違えども誠実に意見を戦わせ続けてきたこの国の戦後史の冒涜以外の何物でもありません。

 さて本題。「護憲」「改憲」という立場で論じられる機会の多い憲法9条。この9条についてどう考えるべきなのか?という問いについてユニークな意見を提示したマンガがかつてありました。

 

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突撃め!第二少年工科学校

週刊少年ジャンプの「ろくでなしBLUES
週刊少年サンデーの「今日から俺は
週刊少年マガジンの「疾風伝説 特攻の拓

 このマンガは僕らの世代を熱狂させた、90年代少年漫画雑誌三大ヤンキー漫画作品のうち「特攻の拓」の作画を手がけた所十三先生が2000〜2001年に少年マガジンで連載された作品です。物語は中学の卒業後、架空の自衛隊養成学校に入った少年「国尾守(くにおまもる)」の成長を描いた「ヤンキー×ケンカ×自衛隊」=青春みたいな公式になっています。でもこの作品は前作「特攻の拓」に比べあまり注目もされていなかったためか、あっさり終了。だけどこの物語のエンディングで主人公の国尾が語った「自衛隊とは何なのか?」という問いかけについては現在こそ評価されるべきじゃないか?と思っています。その国尾の主張をここで実際に読んでみましょう。

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 人の生命を守る自衛隊の精神と、平和憲法の理念は相反するものではない。そもそも人間の掲げる理想っていうのは、現実的かそうでないかっていう程度の低いもんじゃない。

 

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 平和憲法の維持のためには自衛隊を放棄しなきゃいけないとか、戦争放棄の理念が現実的でないから理念を削除すりゃいいとかそんな単純な話なのか。
 東西対立の間にいたことから、最低限の自衛力という名目で自衛隊は生まれて、現在も拡大を続けてきている。今や世界でも有数の戦力を持っていながら自衛隊憲法の建前から「軍隊」とは認められていない。

 

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 だけど、恒久平和の理想を捨てる必要なんかない。大事なのはこの国の人たちが武力放棄という崇高な理想を掲げながらも実現できない現実、この憲法にそぐわない武力を持っていることを歯痒く思い、自衛隊という矛盾について考え続けることじゃないのか?

※作品の画像紹介について、今回は作者の所十三先生から快諾いただきました。

  今回、紹介させてもらったこの作品のテーマを文章にまとめてみました。 戦力放棄、恒久平和を語るものの現実問題で「防衛力」という言語のロジックを使って「武力」を手放せない。そんな矛盾を背負っている自衛隊。それについての是非をこの場では述べません。ただ、読者の皆さんに「この国の憲法について考えてみて下さい」っていう提案はさせてもらいたいと思っています。
 現実にそぐわないので憲法を変えるべきという声も一理あるし、逆にこの自衛隊や日本の抱えている矛盾を世界に堂々と発信して「平和とは何か」を訴える外交という手段もあるかもしれない。どちらにしても、こんなふうにあーだこーだと僕らはもう考えなきゃいけないのです。少なくても改憲したくて仕方ない政府の広報に踊らされる形で安易に答えを導くようなことは絶対にあってはならない。

 今後、この憲法自衛隊をどうするべきか?どう考えるべきなかについては僕らが何らかのかたちで意見を表明することなるだろうけどその際、あなたや僕はどんな答えを出すのでしょう。その意見表明についてはもはや待ったなし。どういった答えを出そうとも自由。だけどこの後に及んでも、この国の憲法について考えずにいることはもう許されないってことは自覚しておくべき。

補足:自衛隊は矛盾の存在であるべきか否か。少なくとも閣僚の好き勝手にできる存在なんかじゃないぞ。思い上がるな自民党!!

news.yahoo.co.jp

 

 

※所先生
 ブログで作品を紹介させていただくことを快諾いただきありがとうございました!


 

憂鬱でイライラの募る雨の日のあなたに、おすすめの気分がアガる歌!

こんにちは。

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 本日は今年最大の大雨。通勤、通学中に着ている服がずぶ濡れになったり、交通機関の遅延などに巻き込まれたりなどで日本各地からうんざりとした空気が漂ってます。こんな時こそ明るく歌って気分もスッキリ。ってなことで本日は歌うだけで明るく、気分もアガってくる歌を紹介。たぶんみなさんもよく知っているだろう童謡「あめあめふれふれ」の替え歌です。

news.yahoo.co.jp

強面マッチョなブラザーが〜♪


女をはべらせたのし〜な〜♪

 

 


Bitch!Bitch!

(ビッチ!ビッチ!)


Jap!Jap

(ジャップ!ジャップ!)

 


Hey!Hey!Men!

(ヘイヘイメーン!)

 

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 制作者 freevector

 コレ友人との合作の替え歌。数年前、あまりに暇だったある雨の日の勤務中に作りました。童謡オリジナルの歌詞の雨音の部分を「ビッチ!ビッチ!」と濁らせたところから発想を広げて作っており、語感の響きの良さがお気に入り。

さぁ、みんなで歌おう!

 

 

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※こんなふうに童謡っていうのは形を変化させ、時代を越えて謳われ続けていく。