サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

クリスマスイブで孤独な野郎どもにとっておきのエロ画像をくれてやる

こんにちは。

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 クリスマスイブも明け世間はもうクリスマス。恋人や家族などと過ごした人、仕事でソレどころじゃなかった人。そして恋人は欲しいんだけど今年も彼女を作れずにイブの夜をエロゲーやエロアニメなどで自らの孤独を慰めた人。そんなヤローどもに、エロティックでなおかつアカデミックなとっておきの萌え触手モノのエロ画像をプレゼントだ!

 

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葛飾北斎作:蛸と海女(19世紀初期)

 富嶽三十六景などで世界的に有名な浮世絵師「葛飾北斎」のエロ画像(春画)。「艶本(現在でいうところのエロ本)喜能会之故真通(きのえのこまつ)」にある作品です。この間、たまたまこの作品を直接生で見る機会があり、女性と触手っていう組み合わせは江戸時代からあったという事実を再認識してしみじみ感心させられました。そんなこんなでメリークリスマス。まぁぼくは36年彼女のいないクリスマスを過ごしてきたけど。

 

萌えは時代をも越えた。なんだかなぁ・・・

 

 

ドラミちゃんは最初の設定で、ドラえもんの彼女だったんだぜ!

こんにちは。

 現在、ひまを見つけてはブログ記事としておもしろい(と自分では思っている)のに読者数が少ない頃に書いたため、ほとんどの人に読まれていなかったブログ記事をリライトしています。今回はそのなかで雑学として人に話すと驚かれることも多い、ドラえもんの準レギュラーキャラのドラミちゃんについて。

 ドラえもんの妹、ドラミちゃんは最初、読者の公募キャラで、ドラえもんのガールフレンド的なポジションだった。現在とはかなりデザインが異なっていますけどね。 

 

ド・ラ・カルト ドラえもん通の本 小学館文庫 より 

 

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この記事で参考にさせてもらったド・ラ・カルト ドラえもん通の本 小学館文庫

 この本によるとこのドラミちゃん登場の次回予告時、ドラミはドラえもんの妹という設定はまだなかったみたいです。このドラえもんの照れ表情などを見る限り作者の藤子・F・不二雄さんはドラえもんの「ガールフレンド」という設定を最初、考えていたんじゃないか?と思われますけど実際は多少違ったようです。

 
 実をいうとドラミちゃんはドラえもんの登場人物ではなく、最初から「ドラミちゃん」という僕らの知ってるドラえもんとは別の漫画の主人公でした。物語は、のび太の遠い親戚にあたる「のび太郎(顔はのび太そのもの)」の家にやってきた子守ロボット「ドラミ」がドラえもんのとよく似たひみつ道具を用いて、のび太郎と海底や地底などを冒険するというアドベンチャー風の物語だったのです。
 ドラえもんひみつ道具で日常生活に騒動を起こすSF(すこし・ふしぎ)なコメディータッチの物語。これに対して、ドラミちゃんはひみつ道具を使った地底探検や日本→サンフランシスコ間の海底横断探検など正統派SF(サイエンス・フィクション)で読者を未知の世界に誘う冒険譚。このように、ふたりの物語の出発点はまったく異なるものでした。後にドラえもんは「のび太の恐竜」「宇宙開拓史」など映画「大長編ドラえもん」という形でドラミちゃんの世界を引き継いでいき、ドラミちゃんはドラえもんの妹として準レギュラーで合流。現在はドラえもんの妹で作中でも優等生でかわいいキャラとしてそのポジションを確立させました。

 映画ドラえもんの原点はドラミちゃんにあったというのはなんとも興味深いなぁ。

 ド・ラ・カルト ドラえもん通の本 小学館文庫 より 

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のび太(左)のび太郎(右)の出会い。この二人は似ているんだけども、遠い親戚。

 

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飲み会の席でセクハラな上司を撃退した下品な女の子たちの武勇伝

こんにちは

 世間はもうすっかり年の瀬で、忘年会も多くなってくるこの時期。

 

 

 

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飲み会で上司のセクハラを撃退!

 お酒を味わうのはいいけど、気をつけていただきたいのが酒の勢いに負けて、ついついハメを外し過ぎるというパターン。酒の席で「無礼講」の大義の元に行う、調子こいた行動がモラハラだの、アルハラだのセクハラだのといった騒ぎになり、法律問題に発展!みたいな事もあるため、そういう席でも自制心はもっておきたいものです。

matome.naver.jp

 

 意外に酒の席で周囲に話した下ネタが後々、女性に「セクハラ」であると言われる事もありえるので、僕は原則的に下ネタで笑いを狙いに行きません。

 

shachiku-festival.com

 

 セクハラってこんなにも溢れてるのね。僕は本日会社で飲み会があったので、ビクトル・ユゴー原作のミュージカル「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を1人8役の声を使い分けて唄う特技で周囲をビビらせました。

 さて本題。「セクハラ」の対応といって思い出すのは以下のお二人の体験。

①セクハラな上司の発言を上回るセクハラ

 僕の友人、Mさん(女性)。IT業界で知り合いになり、この人とも長い付き合いになりますけど彼女も僕と同じく冗談大好き。だけどその冗談のレベルが僕よりもエグいのが問題で、この人も僕と同じくまったく異性にモテませんでした。そんな彼女が20代だった頃に、飲み会の席でセクハラにあったそうです。彼女の部署には酔っ払うとやたら女性の身体に触ろうとしたり、強引に肩を組まされてカラオケでデュエットさせたがったりする「セクハラの防止啓発ビデオに出てきそうなエロ上司」がいたそうな。
 

    この友人Mさんも他の女性の時と同じように飲み会の時にカラオケのデュエットを強いられて、「めんどくせーなー」と思いながらそれに付き合っていたとか。そんでもってそのデュエットの最中、正義感に溢れる同僚の女の子が勇気を振り絞ってそのセクハラ上司に「そういうカラオケの強制みたいなマネってセクハラじゃないですか!?」と発言。その女の子の声に会場静まり返っちゃったそうです。周囲にいた人たちもセクハラ上司も気まずい雰囲気。勇敢な女の子もセクハラだと叫んだはいいけど重くなりすぎた空気に戸惑っていたとか。そんな中、Mさんが気にしたのはこの同僚の女の子が上司への批判を訴えたことで職場いじめが起こること。そこでMさんはその空気を和らげるために、セクハラ対応で上司に向けて軽いジョークをいったのです。

 

「別に肩を組んで歌を唄うぐらいのこと、セクハラとか思っていませんよ!セクハラっていうならコードで身体縛ってマイクを股に突っ込む程度のことをしなきゃ」

 

 会場は彼女の冗談に凍りつき、微妙な空気は更に混迷を深めていき、ただちに飲み会は散会。その後、上司が女性の身体を触ろうとする事はもうなかったそうな。友人はその時について「私的には軽い冗談だったんだけど、その上司からしたらセクハラでやり返された感じだったんじゃない?だけどこの冗談、職場全員にもキツいもんだったっぽくてしばらくの間、誰も私と積極的に話してくれなくなってそっちのほうがオッサンのデュエットよりキツかった」と笑いながら語っていました。セクハラ対応としてベストだったかどうかはわかりませんけど、彼女の頭の回転の早さについては高く評価せざるをえないと思ったエピソードでした。 

②セクハラな上司を超える天然ボケ

 そしてもうひとり。「セクハラ」と言って忘れられない女性は、同じチームで働いていたFさん。この人は下品ではないんだけども、周囲も驚くほどの天然キャラ。だけどIT分野の知識は文句なく優秀な人でした。そんな彼女と僕で組み、ある企業でそれなりに大きいプロジェクトを手がけていました。これまたもう10年ほど昔のことになるかな。Fさんと僕、その他のメンバーで力を合わせてどうにかプロジェクトを成功させた後、優しいクライアントが僕ら技術者を労うための飲み会を企画してくれたのでした。ただ、この頃の出向先はみんないい人だったけどいい年のおっさんが多くいたため、いつも職場の中で下ネタが駄々漏れな状態。今みたくコンプライアンスという概念が定着していない頃には、そういう光景がどこでもあたり前にありました。
 さてその飲み会でも、おっさんは下ネタを連発。「ちんぽ」「ちんぽ」という単語を小学生みたいに大声で連発してはそのお店で注目を浴びておりました。僕は他人のふりをしたかったんだけど、その「ちんぽ」という単語を響き渡らせている座席の中央にいたため、逃げることもできません。あまりに恥ずかしいので、さっさとやりすごして帰りたいと思っていた時、そのFさんが初めて大声で「もういい加減にして下さい!」と怒鳴ったのです。普段おとなしい彼女だっただけにそのインパクトも絶大で、僕らは驚きました。Fさんはさらに続けました。

「いい年した男性が、大きな声で下品なことを叫んで・・・このお店には女性もいるんですよ!!」

 確かにごもっとも。だけど、ソレ以上はクライアント批判になりかねないので僕やプロジェクトチームのリーダーはとてもひやひやさせられていました。そして彼女のトドメのひとこと。

「せめてちんぽでなく、ペニスとか言葉を選んで下さい!
 

クライアントはそれを聞いて勢い良く口に含んでいたビールを吹きました。気づいたら

 

「同じだろ馬鹿野郎!」と僕は勢い良くツッコんでいました。

  

 あらら?この記事読んだことあるぞ。と思った読者さんもいるかもしれません。実はこのエピソード、このブログで紹介したいのでFさんに許可をもらおうと思ったら、まだ結婚もしていないのでダメ!といわれちゃったので「男性」としてこの人のことを書くという条件で許可をもらい、以前書いていたエピソードでした。めでたい事にこのFさんは今年結婚したそうなので、あらためて本人の許可を得て記事を執筆。Mさんにも連絡してみたところ「あのセクハラ話、おもしろいでしょう?なんだったらAMちゃん、もっと盛ってもいいけど」とこのブログに書くことを許してくれました。ただ僕がわざわざこのエピソードを盛る必要もないかと思います。インパクトありすぎなので。

 

 

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秋葉原のツンデレカフェ(喫茶)で怒られた体験について

こんにちは。

 先日の話になりますが、お仕事の都合で久々に秋葉原に行きました。そんなこんなで今日のブログテーマは「ツンデレカフェ」

 

 

 

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秋葉原=電気街からオタクの街に 

 電車を降りて駅前に立ったと同時に、目の前に現れるのは「オノデン」。同時に脳裏に響いてくるのは、800ものCMソングを手がけているという「CMソング女王」こと、のこいのこさんの歌う「オノデン坊や」の曲。石丸電気サトームセンと並ぶ秋葉原の象徴でもあるこの店舗は相変わらず健在ですが、それでもその周囲にある萌えキャラのポスターで彩られたゲーセンや漫画専門の本屋、ゲームショップに勢いを奪われている光景を見ていると秋葉原が「電気街」と言われてた頃も今は昔。その良き時代を知っている自分が、なんだか浦島太郎になった錯覚さえ覚えます。時代の変化に思いを馳せ、オノデンのビルを見つめる自分に声をかけるのはメイドの格好のお姉さん。もうその格好が当たり前になりすぎてメディアの露出も減っている印象だけど、メイド喫茶もまだまだこの街の人気スポットとしてたくさんの外国人を集めているそうなメイド in Japanだけに。

 

ツンデレカフェ(喫茶)に行ってみた感想

 そんなどうでもいいダジャレはともかくとして、本題。秋葉原というと思い出すのは以前、同僚と足を運んだ「ツンデレカフェ(喫茶)」。世間には萌え萌えな格好のメイドのお姉さんたちがキツイ接客と甘えモードな接客を使い分けてお客さんの倒錯気味なリビドーを悶えさせる「勝手にやってろ」的なサービスを売りにする店があり、興味を持ったというかそういう欲望を抑えられない同僚に誘われたので、どんなお店なのかを体験してみようと思って出かけました。もう6年程前かな。文章だけでは説明できないので、詳しく知りたい読者はこちらの動画もどうぞ。

 

www.youtube.com

 

ツンデレカフェ(喫茶)で怒られる理不尽さ

 んでもって「ツンデレカフェ(喫茶)」に入った感想は?というと、単なる接客態度の悪い店。僕はその時にアイスココアを注文したんですけど、持ってきたウエイトレスの娘っ子はドンっ!!と溢れんばかりのココアをこぼしそうな勢いでテーブルに置き、「アンタが欲しいって言うから持ってきたんだからね!」と僕に対して大声で怒鳴ったのでした。


 「こんなの嬉しい人いるの?」というのが率直な感想であり、予定調和だとしても人に大声で怒鳴られて不愉快になったのでさっさとそのココアを飲み、会計をして出ようとしたんです。そうしたらそのココアを持ってきた子が会計カウンターでレジを売った後、うつむき加減に小声で「また・・・来て欲しい・・・とか思ってたって、私はゼッタイアンタに言ってやらないんだから!」とかワケのわからない事をほざいてきたので思わず「お前はもう恋なんてしない!なんていわないと別れた妻に強がっている槇原敬之か!」と直接、ツッコんでやりました。その意味が分からないメイド服の娘っ子は意味が理解できずにただ呆けていました。

 

あのツンデレカフェ(喫茶)はどこに行った? 

 さて、そのツンデレカフェ(喫茶)の店舗。現在どうなっているのかというとたぶんもうありません。記憶を頼りに秋葉原駅の周辺を探してみたんだけど見当たりませんでした。そのツンデレカフェ(喫茶)の店名も覚えていないけど秋葉原ツンデレカフェ(喫茶)のキーワードでお心あたりのある人はぜひ情報をお寄せ下さい。

 

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今週のお題「行ってみたい場所」

バカボンのパパと同い年である「41歳」になって物思う。

こんにちは。

 私事でたいへん申し訳ありませんが、先日の12/1で41歳となりました。「41歳」。っていうのはご存知の方も多い事でしょうが、バカボンのパパと同い年です。

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 ってサザエボンじゃねーか!このネタ、たぶん20代前半の人に話してもさっぱりわからないでしょう。この人形は90年代に大阪のとある露天商が考えて独自にグッズを作って細々と売っていたのが口コミやメディアなどを通じて全国的な規模で広まり、話題になったパチモン(ニセモノ)グッズ。著作権・肖像権の侵害で元ネタ側に訴えられたため数年で製造ストップになり、あっという間に消えたキャラクターグッズです。まぁ、そんなどうでもいい話はこの辺で。

 さて本題。バカボンパパ「41歳」という説はアニメ「元祖天才バカボン」の曲「元祖天才バカボンの春」で歌われている「41歳の春」というフレーズから一般的に広く知られるようになりましたが、実際その設定は正しいのかを、赤塚不二夫公認の公式サイトで調べました。

よくある質問 | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!

 

 バカボンのパパって何歳?という疑問についてサイトでは「41歳の春」という歌詞が有名だけど、パパだってずっと41歳というわけでもありません。バカボンの世界は私たちの考えているものと異なった時間が流れているのは確か。従ってキャラの年齢の概念も私たちと異なる。という当たり前の回答がありました。この歌の作詞を手がけたのは作者、赤塚不二夫センセ本人なんですが、なんでバカボンのパパの年齢を「41歳」と歌ったのか?これは僕の推測だけど、その理由はパパの口ぐせ「これでいいのだ!!」にあるんじゃないだろうか?
 

 バカボンパパの「これでいいのだ!」というのはある意味、物事に達観した心境でないと言えないセリフです。そして「41歳」というのは「不惑」「惑わず」の境地に達する事のできる「40歳」を超えた最初の年齢でもある。論語孔子いわく

 

「吾十有五にして学に志し(志学)、三十にして立ち(而立)、四十にして惑わず(不惑)、五十にして天命を知る(知命)。六十にして耳順(したが)い(耳順)、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず(従心)」

 

訳:「私は15歳になって学問を志した。そして30歳で自立を果たした後、40歳であらゆる物事に対して戸惑わなくなった。50歳になって自らの使命が学問を極めることであることを理解して、60歳になって周囲の話に耳を傾けられるようになった。そして70歳になり、自らの心の欲する生き方を実践できている」

 

   バカボンのパパが40歳を越え不惑の域にいるからこその「41歳」であり、「これでいいのだ」の口ぐせなんじゃないだろうか?と思ったりするんだけど、イヤ、ムリムリ。

 

 こちとら40歳の時点で迷いっぱなしの惑いっぱなし。家庭や仕事や自分自身の将来。そして自分の生きている現実社会についての問題。どれもみんな偉そうに「これでいいのだ」なんていえない。むしろ「これでいいのだろうか?」と考え、惑い、迷い、時には憤っている。本気でマンガのキャラと自分を比較はしていないんだけれど、40にして迷わずという昔の格言と程遠いところにいる自分を情けないと思ったりもしていた時、こんな話を知りました。

 

「40にして惑わず」は解釈違い?

 

 どういうことかっていうと孔子の時代はまだ「惑」という漢字がなかった。従って「四十不惑」は漢字間違いであり、正確には「四十不或(40にしてくぎらず)」だという説もあるそうな。この「くぎらず」という意味は「そこに居続けるな」。つまり、自分を限定しないで多くの可能性を試せ!っていうこと。実際の解釈はどっちが正確なのかは今後も文献研究が続けられて、覆ったり戻ったりするんだろうけども、僕としたら後者でありたい。自分自身のあるべき居場所である「家庭」を家族みんなで守り、作りながらも冒険を手放さない。そう考えたら独身だった頃よりもやることが多くて大変なんだけど、やりがいだって独身時代よりも大きくなったんだという強がりもいったりしちゃいます。ってな具合に今後も大人げない大人をやり続けるので今後もどうぞよろしく。長々文章を書いてきたけど「お前、41歳にもなってそんなんでいいのか?」って読者も思ったことでしょう。だけども「これでいいのだ!」

 

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スタ丼(スタミナ丼)の発祥の地、国分寺に行ってきた。

こんにちは。

 

 本日のテーマは「スタ丼」こと「スタミナ丼」。コンビニとのタイアップ弁当や日本各地でチェーン店が増えているため、その知名度も高まってきているこのメニューですが、20年ほど前までは発祥の地「国立・国分寺」でのみしか食べられない極めてローカルメニューでした。

 

 

スタ丼は国分寺 / 国立のおらが町メニュー

 この「スタ丼」というのは豚のバラ肉と長ネギを、にんにくを漬け込んだ特製タレで炒め、海苔を敷いたどんぶりご飯の上にどっさり乗せ、丼の横にたくあんを2枚添え、さらに肉の上に生卵を乗せて出来上がり。そしてもやしだけのシンプルな味噌汁つき。20年前は500円ちょっとでお腹一杯食べられる「貧乏学生の味方」ともいうべきメニューで、国分寺にある大学に通っていた僕も、何度も店に足を運んだもんでした。先日、買い揃えているおひとりOLさんの食事マンガ「ごほうびごはん」の単行本5巻でこのメニューがネタに取り上げられていたので

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 久々に食べたくなって会社帰りに国分寺駅で下車。学生だった頃の気分で、お店に走って向かいました。

 

※このメニューが最初に作られたのは昭和47年の国立。国立駅から離れたところにある「サッポロラーメン」の店のおやじさんが金のない学生にたらふく飯をくわせてやるという思いで考案されたそうな。そのおやじさんが経営していたのが国立にある2店舗と国分寺にある1店舗。僕が食べに出かけていたのはその国分寺の店です。

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昔はもっと油っぽくて汚らしい店構えだったなぁ。

 

スタ丼の店の不愛想な接客が懐かしい

久々に店内に入ると黄色い紙のメニュー。

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※20年前、底の深いラーメンの丼にご飯を入れたスタ丼大盛りとラーメン大盛りを食べきれると(確か、女性は大盛りだけでも可)記念にお店に名前を書けるサービスをやっていたんだけど現在、そのサービスはやっていない模様。そしてこれが本場の

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スタ丼(スタミナ丼)。

 

 このメニューの画像を見て「アレ?」っと思った人は鋭い。現在スタ丼は、各店舗でこういう黒塗りの器に盛られています。

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「伝説のすた丼」と書かれている黒塗りの器に盛られるスタ丼。だけどもこの時には、国分寺店で「原点回帰」と銘打ったキャンペーン中で30年前の方式で営業。

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sutadonya.com

 

 30年前に使っていた丼にメニューを盛り、食券の販売機を撤去して店員さんに直接メニューを注文する形式になっています。また、この他にも当時のメニューも限定復活だそうな。食券でなく直接の注文方式で営業!別に昔を知らないお客さんにとっては「だからナニ?」といわれそうだけど僕自身は学生の頃を思い出して、懐かしい気分になりました。

 


 

※当時のスタ丼屋の店員さん、無愛想でとっつきにくかったんだけど現在の「お客様」をやたら持ち上げる昨今の卑屈な接客よりも僕は好きだったんだよなぁ。

誰でも簡単!会社で愛される人間になるコツについて。

こんにちは。

 

 本日のテーマは会社での人間関係に疲れたあなたにおススメ!簡単に会社で誰からも愛される人間になるコツについてです。


www.hitode-festival.com

  まぁ出世とはちょっと話が違うかもしれないけど会社の人から愛されるのって、わざわざ人に好かれたいって思って努力したり、周囲の空気を読まなくてもいいんじゃないかと僕は思います。

 

 10年ほど前、僕がネットワーク分野の技術屋だった頃の話です。その頃の僕はヘビーな業務のため帰宅がいつも終電でした。ある日、その疲れもピークに達したためお得意さんの会社のお偉いさん方が多く来る規模の会議で僕はつい居眠り。でもって、僕の隣にいたイヤミな現場のリーダーがわざと大声で「おいAMさん!居眠りやめなさい」と、わざわざ起こしたのです。慌てて起きると、周りが僕を凝視していました。このリーダーは僕に向けて嫌味たらしく笑って「やる気がなく、眠たいならこの現場を辞めてもいいですよ」とかいってニヤニヤ笑っていやがる。テメーがムチャクチャな業務の割り振りをするから僕や周囲がいつも終電になるんだろうが!って怒鳴りたくもなったけど、その怒りをギリギリ堪え、首のネクタイに指をかけて「アナと雪の女王」のエルサのマネで「少ぉ〜しも、眠くないわ〜と歌ってネクタイを外してみせ「ありのままの姿を見せてみました!」と、ボケてみたのです。

 直後、会議の議長が思いきり吹き出したのを見て、僕はその危険な賭けに勝ったことを確信。議長の笑いは周囲に伝わり、全員笑った後で「お見苦しいところをお見せして申し訳ございません」と、頭を下げた後で会議も休憩となり、その後もお説教やお客様のクレームもありませんでした。それどころか後日、話をきいたところ、お偉いさんが「あのきまずい空気を自分のものに変えた人の名前、なんていうの?あの人の人間力凄いね」とえらく興味をもってくれたそうな。

 いやぁ〜危なかった。ヘタしたら怒られるなんてもんじゃすまなかったから。こんな具合に僕は、どこの現場でも「AMちゃんってバカだけども、ほんとうに憎めないキャラだね」というポジションで働いています。会社で愛されているかというと、そこは微妙だけど会社でうまくやっていくには周囲の空気を読むというのも確かに適切な手段ですが、それを苦手とする人だったら逆に「自分のキャラ」を通して周囲をねじ伏せるというか自分がこの場の王になるという気概をもった強引さもアリだと思います。ただこれはギャンブルであることは間違いないので、それをやって失敗しても僕は責任を負いません。

  

 ※空気を読むのに疲れたら、自分が空気を支配すりゃいいんだ。