サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

流行語大賞「そだねー」で思い出すEASTEND×YURIの「DA.YO.NE」

こんにちは。

 平昌オリンピックからもう一週間経ちますが、みなさんお元気ですか?そろそろメダル報道の熱も冷めた頃かと思いきや、まだまだ浮かれている人もいるかもしれません。日本は「メダルキチガイ」の国だからと、イヤミを呟く今日この頃。そんでもって、今回テーマは「そだねー」。

 

 皆さんもご存知のとおり、オリンピックで銅メダルに輝いた「日本カーリング女子」メンバーが競技中に何度も発していた掛け声。そうと知らず、最初にこのワードをツイッターや報道で目にした時は「何コレ?」と思いましたけど、後追いで調べて、あぁなるほどと納得。

 

number.bunshun.jp

 

 選手の「競技を楽しもう」っていう思いには心から同感だし、世界の強豪を相手に戦い、銅メダルに輝いたんだからいうことなしなんだけれど、この「そだねー」を聞くといつも思い出す曲があります。

 

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DA.YO.NE - Wikipedia

  90年代にリリースされた日本語のラップ。篠原涼子も在籍した「東京パフォーマンスドール」所属アイドルの「市井由理」がメンバーに参加して話題となった曲。歌詞は自分から一目惚れして猛プッシュの末、彼氏となった男の自慢。最近そっけない態度だけれども「カレって超、優しーの」とのろける市井が「それゼッタイ君、二股をかけられてるよ」とMCにツッコまれた後に「・・・だよね」とぼやく、非常にどうでもいい歌。これも今思うと、なんで売れたんだろう?と首を傾げたくなること請け合いです。

 

 だけど、この歌はめちゃくちゃ売れた。そのヒットを受けてローカル別のバージョンも作られたほど。

①SO.YA.NA→大阪弁
②DA.CHA.NE→東北弁
③DA.GA.NE→名古屋弁
④HO.JA.NE→広島弁
⑤SO.TA.I→九州弁

 

 ちなみに①の「SO.YA.NA」にはMCで今田耕司東野幸治が参加。⑤の「SO.TA.I」には漫才師の博多華丸が参加。これにはもちろん北海道弁バージョンもあるんだけど、それは話題の「SO.DA.NE(そだねー)」ではなくて「DA.BE.SA(だべさー)」。

※ちなみにこの市井由理。2017年にラップ活動再開とのこと。マジか?となりました。

www.huffingtonpost.jp

 

 本当かどうか知りませんけれども、一部報道によると今回のカーリング女子メンバー「藤沢五月」の芸能界進出が騒がれているとのこと。

www.sanspo.com

 たぶん本人はやらないと思うけど、そうしたら絶対、この「DA.BE.SA」を「SO.DA.NE」にして歌わせるんだろうな。どっちにせよアスリートに敬意を払わず
話題だけで使い捨てにしようとするアホメディアには心からムカつくわ。

 追記1:やっぱりやる気なのかと思って驚いたら東スポだった。

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2月28日(水)発行

 

追記2 :北海道のお土産で、「白い恋人」と人気を分ける「マルセイバターサンド」でお馴染みの菓子メーカー「六花亭」が女子カーリングの「そだねー」を登録商標申請。「選手の人気フレーズを囲い込んでガメつい商売に走る気」かと多くの顰蹙をかうも、その2日前に選手の出身大学「北見工業大学」の生協が「そだねー」を登録商標として申請を出していたとのこと。利益の全額をカーリング普及に役立てるということなので、ヘンに商売に使われなくてよかった。というところなのかな。

www.asahi.com

 

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※今、大切なのはアイドルとしてカーリング選手を売り出すより多くの人にカーリングっていう競技について知ってもらい親しんでもらうことだと思う。