こんにちは。
本日のブログのテーマは「ゲームとわたし」。
大人になってゲームに飽きた!
社会人となり20年近くになりますが、現在はプリキュア大好きな娘と遊ぶためのプリキュアゲームアプリ以外のゲームを卒業していることもあって、手にコントローラーを握ってRPGのレベルを上げたり、ボタンやレバー操作を駆使した対戦格闘ゲームで相手をフルボッコすることに、ムダな情熱を傾けていた日々からは遠ざかっています。たまにテレビでおもしろそうなゲームの宣伝やハード機のCMなどを観て興味が湧くこともあるんだけど、なによりゲームという非生産的なことに時間を割くということそのものが「めんどくさい」っていう思いの方が強くなった自分を振り返っては「僕も大人になっちゃったんだなぁ」と、センチメンタルな感情が込み上げてきたりもしている今日、この頃です。
ゲームを卒業した大人におすすめベスト5(タレントゲーム編)
っていうところでそろそろ本題。今の僕はゲームで遊ぶよりも、80年代のコンシューマーゲームを知る仲間たちとの「ゲームの思い出語り」のほうが面白かったりするんですが、やはり盛り上がるのは「金をドブに捨てる」ようなひどい出来ばえのゲーム。遊んでいてつまらない、クリアできないほど難しい、おもしろそうなパッケージに騙された、などユーザーからの酷評を受けまくったいわゆる「クソゲー」たちの思い出。
特に有名人をゲームキャラに有名人を起用して、その知名度にあやかってメーカーのゲームソフトを売りたいという思いで作られた「有名人キャラゲーム」は売ることだけが目的でゲームのおもしろさなんてのは二の次とでもいいたげな作品も多く、ユーザーがお金を払ったことを後悔させるクソゲーの宝庫といっても過言ではありません。中には吉本タレント総出演ながら物語が意外とシリアスでしっかり遊べる「さんまの名探偵」みたいな名作もあるけどね。
ってなことで今回は別に遊びたくはないんだけど話のタネになるキワモノゲームを集めました。
第5位 光GENJI ローラーパニック(ディスク)
えーと・・・なんでポートピア連続殺人事件の「ヤス」が7人並んでいるんでしょう。
ゲーム内容はLIVEを控えた光GENJIの7人全員が商売道具のローラースケートを盗まれてしまう。本番までに7人全員のローラースケートを探せというアドベンチャーゲームだそうです。ちなみにこのゲームはディスクシステムの最大のウリである500円でのゲーム書き換えが不可だったため定価で購入しなければゲットできないというアコギな商品でもありました。ほんとにジャニーズは汚い。ゲームとしての評価はローラースケートを探さないで買ってこい。っていうところでしょうか。はい、次。
第4位 田代まさしのプリンセスがいっぱい
夢の中でフェアリーな女の子の会話から始まるこのゲーム。たぶんまだ田代の頭からクスリが抜けていないんでしょう。薬物障害ってほんとこわいね。
第3位 ゴルビーのパイプライン大作戦
旧ソ連のゴルバチョフ大統領を主人公にした、購買層が分からないパズルゲーム。もっとも驚いたのは制作した会社が「ぷよぷよ」で有名になったコンパイルだったこと。もしかしたらゲームとしてはおもしろいのかもなぁ。
第2位 舛添要一の朝までファミコン
国際政治学者(当時)の舛添要一から、クイズ形式でビジネスの心得を学びながら進めるアドベンチャーゲーム。これも購買層が見えず誰が買うんだろう?と思いながらデパートのおもちゃ売場でまったく売れる要素もないくせして異質な存在感を放っているのが印象的でした。ふと気づいたらお店のショーケースからこのソフトが消えていたので「あぁ、どうにか売れたんだな」と思ったけども、あまりにも売れなくて返品されたのかも。このゲームについては以下の記事でくわしく紹介。
第1位 オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ
実はこのゲーム、先日まで知りませんでした。最初にベスト5を選んだ後、他にもインパクトのあるタレントゲームはないかな?と思って検索しまくってたら「オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ」なる単語にぶつかり、なんじゃいそりゃ?と調べていたら、ラジオ番組「オールナイトニッポンの放送20周年企画でリスナーのプレゼント用に作られた特別なスーパーマリオがある事を知って驚き。市販版との大きな違いはゲームタイトル。動画をみるとわかりますけど、「SUPER MARIO BROS.」の左に「オールナイトニッポン」と書かれています。
他にもゲームのキャラに注目。おなじみ雑魚キャラ「クリボー」などが、その当時金曜日のパーソナリティだったサンプラザ中野に変わっており、救出キャラのキノピオが他の曜日のパーソナリティだった石橋貴明やビートたけしなどになっています。詳細はこちらをどうぞ。
オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ - Wikipedia
そして忘れてはいけないのが人気漫画、アニメなどを題材に作られたゲームいわゆる「キャラゲー」。先日、週刊少年ジャンプの創刊50周年記念で、ファミコンソフトになったジャンプ作品のゲームを集めた「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」が発売されて、ちょっとした話題になりました。
ゲームを卒業した大人におすすめベスト5(キャラゲー編)
多くのゲームが乱立する中で「キャラゲー=クソゲー」みたいな公式は一般論としてあります。メーカーもある程度の売上を見込めるし、ゲームの購買者も殆どが作品のファンだからコレクターズアイテムみたいな感じで買うので、面白さは二の次!みたいな心理も働くためか、キャラゲーの出来については皆さん、比較的寛容な印象もありますけど実際に遊んでみて面白いゲームも多くあります。そこで、僕の独断でそんなゲームを集めました。
第5位 ウルトラマン ー怪獣帝国の逆襲ー
ウルトラマン好きな僕には外せない名作。ハヤタがフィールドで小さな怪獣を倒してエネルギーを集めまくり、変身。ウルトラマンとなって強敵怪獣を倒しながらウルトラマンジャック、エース、タロウを救出後、宿敵の巨大ゼットンと対決するアクションゲームです。変身できる時間は3分間だけで基本攻撃はチョップにキック。残り1分になるとおなじみのスペシウム光線やウルトラスラッシュも使えますが、ラスボスのゼットンでさえチョップだけで倒せちゃう、ロマンもクソもないゲームバランスが最高。
第4位 忍者ハットリくん
名作の横スクロールアクションゲーム。動画の上にあるアイコンは忍術を表しており、それを選んで使うことで足が早くなったり、空を飛べたりするなど、操作の幅が広くなるのがおもしろいゲーム。ちなみにこの画面の上部に見えているのは隠れキャラの高橋名人。
第3位 グーニーズ
80年代の傑作アドベンチャー映画を、ゲーム化した作品。主人公のマイキーという少年が、フラッテリー一家アジトに乗り込み、人質となった仲間を救出していくアクションゲーム。ゲームとしてもおもしろいけど、シンディー・ローパーの歌うテーマソングを忠実に再現したBGMが最高。
第2位 キン肉マン マッスルタッグマッチ
普通に考えたら駄作。だけど遊べば遊ぶほどその味わいにハマるゲーム。ゲームプレイヤーはキン肉マンやテリーマンなどおなじみのキャラを二人選び、タッグマッチ形式で対戦。だけどこのゲームは操作性が最悪なのでお互いの間合いは詰められないわ、詰められたとしても技をうまくかける事ができず、非常〜にストレスがたまります。勝負を決めるのはミート君が投げるボール。これを取るとそれぞれのキャラクター特有の技を使えるようになるのですけど、技の使い勝手も大きな差が。相手の背後に回ってAボタンを押さなきゃ使えないキン肉マンのキン肉ドライバーに比べ、ただAボタン連打だけで使えるブロッケンJRの毒ガス攻撃にウォーズマンのスクリュードライバーは対戦相手には何よりの脅威だったためブロッケンとウォーズマン禁止ルールはどこでもみられました。んでもってお互い使いづらいキャラで対戦してはその操作性のひどさに悶えたもんです。
第1位 ドラゴンボール3 悟空伝
文句抜きにおもしろい傑作。孫悟空の少年時から青年時のピッコロまでの戦いを描いたRPGです。このゲームの戦闘システムはユニークで悟空と敵がお互いの持っているカードを出して、左上の星の数(星の多い方が攻撃できるだけでなく、技の威力も反映)右下にある漢数字(防御力)を比べあって戦います。このシステムはピッコロ大魔王との闘いを描いている「大魔王復活」で確立されており、ラディッツやベジータと闘うサイヤ人編の「強襲!サイヤ人」などのシリーズにも使われました。
強襲!サイヤ人以降はキャラが立体的に画面の中を動き回りますけど、僕はあくまで平面でグラフィックを描いている悟空伝のほうがファミコンぽくって好き。機会があったらぜひ、遊んでみて下さい。
![]() ボクはファミコンが欲しかったのに |
※っていうタイトルの小説。僕のクラスにもいたなぁ、そういってセガをもってた奴。うわー、このマリオの事を周囲に広めたい!!
今週のお題「ゲームの思い出」