サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

日本で最もサステナブルなのはアニメ・マンガ業界である

こんにちは

 

年も明けてダラダラしていたら、あっというまに一ヶ月たってやんの。正月も明けて

年始の挨拶も今さらですが、今年もどうぞみなさんよろしく。

 

さて、そろそろブログの本題。今年最初のブログでは何について述べてみるかな?とか思っていた矢先に知ったこの話題。

 

uy-allstars.com

 

「ラムさぁぁーんっ!あなたは私の青春だったぁーっ!!!!!!!!!!!!」

 

などと、千葉繁の声まねで叫んでみたくなる今日、この頃でございます。いや…別に、いいんですよ。私、あの小劇場の即興劇みたいな独特のテンポやキャラの行動、セリフなど満載の「るーみっく・わーるど」大好きだから、このリメイクそのものに批判なんぞございません。ただ、寅年だとか、小学館100周年だとかいわれてみても、わざわざ40年ほど前の作品を引っ張りださなくてもいいんじゃないかな?と思う自分もいます。

 

 過去の作品を現代にリメイク。そんなのは昔からあるものなのでリメイクそのものを否定などはしません。だけど、この20数年で「物語」をめぐる環境は大きく変わった。テレビは民放やNHKだけでなくCSを含め多チャンネル化。マンガや小説も従来の雑誌に加え、Web媒体などを通じてやはり20年数年前と比べ物にならない程の量が流通している。いってみりゃ巷に「物語が溢れかえっている」状態だといえます。だったらその中から「現代を象徴する、現代を象徴できる作品」を探してそこにスポットライトをどんどん当てて育てりゃいいのにとも思うんだけど僕の見る限り、どうもその辺があんまり積極的とは思えない。小学館100周年の節目を飾るのは「今の小学館を代表する作品」ではなくて「40年前の代表作のリメイク」。それだけでなく、アニメや特撮の界隈では相も変わらず「エヴァ」や「逆襲のシャア」の続編が作られたり、今年~来年はウルトラマン仮面ライダー「シン」が話題ときたもんだ。お前らよく飽きねーなと、ウルトラマンを愛している僕でもついイヤミなんぞをいいたくなります。余計なお世話だろうけど。

 

だけどもまぁいいか。世間では環境保護や持続性のある社会構築とやらのために「サステナブル」なるものが注目を集めているこのご時世。過去の作品を掘り出してリメイクしたりその素材を切り貼りして作られた二次的作品っていうのはある意味で最も「現代を代表した物語なのだ」ともいえます。

 

www.env.go.jp

 

他分野の生産業も日本のマンガ・アニメ業界を見習って、サステナブルなものづくりに励んで下さい。