サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

やっぱり高級な食事には分相応、不相応があると思った

 

こんにちは。

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 本日は11月29日で「いい肉の日」だそうで。「いい肉」というといつも思い出す話があります。12年ほど前かな。社会人になり、給料を稼げるようになったある日。意中女の子を誘ってちょっとお高めの店へ二人で食事に出かけた時のことでした。そのお店の名前を具体的に書くことは控えさせてもらいますけど、ドレスコードで「スーツ着用」とされている、それなりに名店とされるお店でした。

 僕とその子も多少緊張気味ではあったけれどもその独特の雰囲気や、出されてくる料理の美味しさを味わっていた時、ふとナナメ向かいの家族連れのテーブルが目に入ったのです。子どももその両親と思しき男女も大人しく静かに座ってはいたけど、その醸しだされている雰囲気からいかにもこういった場所での食事に慣れてなさそうな異質感がめちゃくちゃ漂っていました。そうはいってもウチらも同類みたいなもんだったんですけどね。その家族の子ども(男の子)が肉料理を食べている時にギャルソンが、食べ終えた男女の皿を下げに来たのです。男の子はたぶんだけど、そのギャルソンに気を使っていたのでしょう。お店の料理をこう褒めたのです。

「おじさん、このお店のナイフすごくよく切れるね!」

 その瞬間、隣にいた女性が男の子の頭をパーンと叩いて

「お肉が柔らかいといいなさい!!」と怒鳴ってお説教。僕も思わず、飲んでいたお酒を吹き出しました。結局のところ良くキレたのはお店のナイフではなく、その女性の方だったっていうちょっぴり盛っているけれどほぼ実話のエピソードでした。

 

 


 

 

※いやべつに、人生まで変えたいとは思わないけども、ある程度のマナーは僕も身につけるべきだな。