サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

男の子プリキュアはあり得ないと笑った奴、ここに正座しろ

こんにちは。

 

 今年はプリキュア20周年。コロナによって製作が遅延したため「ヒーリングっとプリキュア」の放映が再放送になったことから娘がプリキュア卒業したのをきっかけに、僕も「そろそろ潮時だな」とプリキュアから遠ざかっていましたが、今回の「ひろがるスカイ!プリキュア」は男の子が変身するプリキュアがレギュラー出演する。との情報を得て、プリキュア視聴に復帰。以前の「HUGっとプリキュア」で物語に関わる重要キャラの男の子「若宮アンリ」が限定的ながらもプリキュア「キュアアンフィニ」に変身した時、以下の記事を僕は書いております。

 

 

 男の子プリキュアが今後の作品でレギュラーになれるかといったら正直言って、かなりキビしい。男女双方によるヒーローの「変身」についての考え方が上述のように明確に異なっており、「女の子だって暴れたい!」という当初のコンセプトに基づいた全員女の子のチーム体制が主流である現在のプリキュアに、男の子を混ぜる図式を違和感なく受容できる人は大人こども含めてまだ少数では?と思います。そもそもの主体が女の子であることを謳っている物語なのに、そこに男の子をレギュラーメンバーで加えたら物語の基本的コンセプトもブレますからね。

中略

 もしも今後も男の子のプリキュアが物語に出るとしたら、当面は今回みたくゲストという形になるしょう。とはいえ、今回のキュアアンフィニが多くのファンやメディアで好意的に受け取られていることを考えるとおそらく東映も男の子プリキュアのレギュラー化を模索していると思います。男の子レギュラーを実際に実現させるとしたら嘗てのタイムボカンシリーズのように男女対等の二人一組タッグ体制にして、男の子のコスチュームをボーイッシュ傾向の強いものにデザイン。二人の能力もダブルライダーの「技の1号 / 力の2号」みたいな差別化を図り、異なる特性でお互いを対等に補って戦えるプリキュアというのが現状ではベストではないでしょうか。まぁ初代プリキュアっぽくなるけど

 

arrow1953.hatenablog.com

 

 いやー!予想外れたなー。悔しいけれど、やったな!という気持ちが強いです。この男の子プリキュアを本気で(勝手に)あり得るのか?を考えるきっかけになったのはその前のスーパー戦隊シリーズで「女性レッド」がいてもいいんじゃないか?というブログ記事がさんざん叩かれたことでした。

 

arrow1953.hatenablog.com

 

 数年前に「男性レッドはあり得ない。だったら男のプリキュアを出してみろよ!」と
笑われたのがうそみたいですな。まぁ僕も予想を外したのでえらそうなこといえませんけど。何?ポリコレ?ちげーよ!これは社会が変わってきているんだよ。

 

 こんなふうに社会は少しずつ変わってきている。僕らオタクも社会の変化に少しずつ
対応できないといつまでも古いフォーマットや再生産され続ける「エロ」「萌え」から出ることはできないのでしょう。

 

その前に男の子プリキュアはありえないと笑った奴、ここで正座な。

 

 


 

 

 そもそもさぁ「ジョジョ」や「FF(ファイナルファンタジー)」「ワイルドアームズ」など女性が主人公を務めたシリーズもあるのに「女性レッド」や「男の子プリキュア」の可能性を想像できないっていうのがおかしいんだよなぁ。