サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

プリキュアに「親子の血」を求める僕は古いタイプのオタク

こんにちは。

 最近は小学生になった娘の成長を理由に「ヒーリングっど♡プリキュア」以降、このシリーズから長く遠ざかっていましたが初の青キャラの主人公設定に男の子や成人女子のレギュラープリキュア登場などやたら攻めているとの評判から再び見始めたプリキュア。今年の「ひろがるスカイ!プリキュア」は率直にいって「とても面白い作品」になっていると思います。

 

 そんなプリキュアシリーズも気づいたら今年で20周年。かつて、僕はこのブログにてプリキュア15周年を彩った「HUGっと!プリキュア」をこのシリーズだけでなく平成アニメのラストを飾るのにふさわしい最高傑作だと評しました。

 

arrow1953.hatenablog.com

※このブログ記事は最も気に入っています。言葉足らずの拙さと込めた熱量がいい。

 

独断ながら5年前に最高傑作認定したはぐプリを超えてもらいたいという想いと「いや
俺にとっての最高傑作が揺らぐのもイヤ」という二律背反を抱えてたりしていますが、今年の秋には大々的にプリキュアの20周年を祝う映画公開も。

 

2023allstars-f.precure-movie.com

 

こんな感じで25周年、30周年っていうふうに続くんでしょうね。

 

 長い前振りはこの辺でそろそろ本題。プリキュアウルトラマン仮面ライダーなど
世代を超えて知られるヒーロー番組の今後を社会的な情勢から推測するのは僕の趣味なんですけど、プリキュアも前述した昨今のヒーロー傾向に従って歴代メンバーの能力をカードみたいな何らかのアイテムに変え、その力を使って戦うプリキュアっていうのはたぶんそのうちあると思います。そしてもうひとつの傾向である「親子」。25周年か30周年には初代プリキュアの娘を主人公にしたシリーズが出るかも。などと考えているうちに「俺って案外血統みたいなものに縛られてるな」って思ったんですよ。

 初代プリキュアから25年、30年も経てば初代の「娘」がプリキュアになるっていうのはウルトラセブンの息子「ウルトラマンゼロ」、ウルトラマンタロウの息子「ウルトラマンタイガ」などを見ていてもおおいにあり得るものだし、親子で楽しめるプリキュアっていうテーマにも合致しているようにも思えます。だけどもそもそも女の子の自立をテーマにしたプリキュアで血縁みたいな、ある意味で人の自立を妨げるものをテーマにするだろうか?そんなことを延々考えていると息子という「血縁」をヒーローたる条件、理由だとすることについてさほど違和感を抱いていなかった僕自身がなんだか古く思えてきて複雑だったりします。現実でも政治や芸能の分野で多くの二世、三世など「血縁」が幅を利かせており、物語の中でもその気づくとその傾向があるんだなと思ったりする今日、この頃。旧態依然の古い価値観をアップデートする!っていうのもなかなか難しいもんですな。

 

 


 

 

※祖母が以前プリキュアだったという作品もあるので初代の娘がプリキュアになるというのも「ぶっちゃけありえなくもない」んだけど、どうなんだろうな?