サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

流行語大賞2017の候補に推薦したい名言

こんにちは。

 本日のブログのテーマは「流行語大賞2017」。

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2017年の流行語大賞候補

 本年度は以下、30語がノミネートされています。

1、アウフヘーベン
2、インスタ映え
3、うつヌケ
4、うんこ漢字ドリル
5、炎上○○
6、AIスピーカー
7、9・98(10秒の壁)
8、共謀罪
9、GINZA SIX
10、空前絶後
11、けものフレンズ
12、35億
13、Jアラート
14、人生100年時代
15、睡眠負債
16、線状降水帯
17、忖度(そんたく)
18、ちーがーうーだーろー!
19、刀剣乱舞
20、働き方改革
21、ハンドスピナー
22、ひふみん
23、フェイクニュース
24、藤井フィーバー
25、プレミアムフライデー
26、ポスト真実
27、魔の2回生
28、○○ファースト
29、ユーチューバー
30、ワンオペ育児

 メディアを通じて聞いた時のインパクトが大きかったもの、どっかで聞いたもの、まったく知らないものなどを含めて実に様々ありますけれど、この中から選べといわれたらやはり政治家の傲慢さ、力の弱い者に対して権力者はどれだけ横柄になれるのかを世間に知らしめた18の「ちーがーうーだーろー!」が最有力候補だろうと思っています。ところが同僚は今までの傾向から「流行ったかどうか微妙だが、それが受賞したことで世間から注目をされても、誰にも迷惑をかけない無難なことばを選ぶだろうなぁ」と予測。その説得力ある予測から考えると25の「プレミアムフライデー」あたりもあり得る。プレミアムフライデー?どこの会社でやっているんだよそんなの?っていいたくなる「金曜日早帰り」の取り組みも流行語大賞を受賞したことで知名度も高まり、そこに便乗させるイベントを行ったら多少の経済効果も見込めるだろうと考える企業があってもおかしくない。この記事ではそんな理由から

・ちーがーうーだーろー!
プレミアムフライデー

 この2つが大賞最有力候補だろうと予測します。その他についてはたいして印象に残っているものはないけど、11の「けものフレンズ」。今年の放映アニメで話題だった作品でしたけど、二期の制作決定後に生じた監督降板の騒動を指した「監督だけのけものフレンズ」ってのが僕の中ではヒットでした。

 

選外だけど覚えておきたい流行語 

 流行語っていうからには単純に流行っただけでなく社会に多大な影響を与える、もっというとその時代そのものを言い表したり、その当時の方向性を決定づけるぐらいのスケールは欲しいかなとも思う。そういった意味でこの30語は僕の中では流行語に値していません。僕だったらこれらも加えたい所です。

安倍総理ガンバレ!安倍総理ガンバレ!

 安倍総理昭恵夫人にとって教育理念が共感できたとするものの「非常にしつこくって、迷惑させられていた」という、籠池理事長の森友学園グループで運営される「塚本保育園」の園児による呼びかけ。これはこの国の政党政治が「政策」ではなく「権力者への個人崇拝」を求める傾向が強まっているという「現在」を僕らに突きつけたという意味で、流行語がどうのこうのじゃなく注目や注意を怠ってはいけないことばであると考えます。まだ、後者の理由による支持も少数でしょうけど危うい。

 

②こんな人たちに負けるわけにはいかない

 都議選の応援演説で、異を唱える人を「こんな人」呼ばわりしたため、都議選惨敗。あほ。小学館では全学年向けの学習雑誌「小学8年生」で偉人マンガ「安倍晋三」を掲載。

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 そっくりじゃん。これを見たら本人はどう思うか?「お、俺と似てるじゃん」と笑ったら政治思想について異は唱え続けるけど、人物的にはそれなりの器だと認める。 

 

③排除します

 自称?他称か知らないけど政界のジャンヌ・ダルクこと「小池百合子」のリベラル排除発言。安倍首相を勝たせたくない。だけど小池百合子も似たりよったりで思想的にはアブない。前原が民進党希望の党に合流させようとしたために、僕にとってこの選挙は「竜王」と「ゾーマ」どちらに票を投じるべきか?という問いかけに近いものになってしまっていたけど、この発言で枝野が立って「立憲民主党」を旗揚げして、共産や社民とも違うリベラルの受け皿を作ったって点で、後々大きな意味をもつかも。

 

 僕だったらこの3つを加えて流行語を選びたいところですけど、これらが選外になったのはたぶんだけど運営サイドの忖度によるものなのでしょう。

 

流行語大賞2017

 さて本題。上記のようにメディアでクローズアップされる多くの名言や珍言。だけど、注目を浴びる機会のない市井の人も、誰かにインパクトを与えるような名言を語ったりすることもあるもんです。本日は僕が今年衝撃を受けた、市井の人たちによる名言「俺流行語大賞2017」を発表。

 

・銅賞「確かに重い。だけど生命の重さほどじゃない」

 ネットワーク屋として勤務している現場で、同僚が放ったセリフ。NWをつなぐルーターという機材が古くなったために新規機器に交換を行う作業中、僕と二人がかりで外したルーターを持っていた際に、非力な同僚が辛そうな表情だったので「重いけど、二人で大丈夫か?」と聞いた時、その同僚が「確かに重い。だけど生命の重さほどじゃない」といいました。僕は「うぜぇ」と呟きました。

 

・銀賞「今日の気温と俺の生き様、どちらが熱い?」

 炎天下の中を「暑いなー、もー暑いなー!」と愚痴りながら外回りをしていた最中に別の同僚がドヤ顔で僕に放ったセリフ。その暑苦しさに頭を引っ叩きたくなった。ってか、引っ叩いた。

 

・金賞「その件について反省はしています。だけど俺は改めません!」

 コレはマジで驚いた。コレなにかって言うと上司にミスを責められた同じチームの若手がその上司に怒鳴り返した時のセリフ。その上司の注意はもっともだったんだけども、なにせ、そのものの言い方が嫌味っぽくてしつこい。だけど、ミスやったんだから黙って耐えて、その注意に従うのが社会人。その若手君はまだ社会人経験が乏しいせいで、売り言葉に買い言葉でこう怒鳴り返したでした。その若気のいたりな発言を冷静に正せばチームで尊敬を集めること請け合い。でもこの上司も大人げない人だったので「改めろよ!」とノリツッコミみたく怒鳴り返したので笑っていいんだか、いけないんだか変な空気になり、結局は猿同士のケンカみたくなって皆で二人に割って入ってケンカを止めたという。

 そんな現場の中で僕は今日も企業のLAN構築や整備などの業務に勤しんでます。

 

 

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 ※言葉はまさに人となり。そうはいってもこの発言を超える名言はまだありません。

 

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立川はサブカルの聖地だった?「立川あにきゃん」なるイベントを紹介

 こんにちは。

 久々に、家族連れで立川に買い物へ。都心に行くよりも近隣の立川あたりでショッピングや食事を楽しむというのは「多摩地域の住民あるある」ではあるんだけど、行く先々で僕はでこんな広告を目にしました。

 

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意外に多い!立川が舞台の漫画やアニメ 

 あーそういや昨年も今頃、こんなイベントの広告を見た記憶があるな。と思いながらその時はまったく興味なかったんだけど、自分の暮らしている地域の話題だけになんか気になってきたので、調べてみました。

 

立川あにきゃん 2017

 そもそも立川がアニメの聖地っていうのもあまりピンときていなかったんだけど、調べてみたら意外に立川が絡んでいる作品って多かったんですよ。

①『ガッチャマン クラウズ

www.ntv.co.jp

 異星人の犯罪者取り締まりのため結成された特殊部隊「ガッチャマン」の物語。舞台は立川。メイン主人公が女子高生っていうのも時代だね。



②『とある魔術の禁書目録(インデックス)

toaru-project.com

 ライトノベルを出発点とした科学と魔法の混在するバトル作品。としか言い表せない。そういや来年の2018年に第3期もやるそうな。

toaru-project.com


③『とある科学の超電磁砲(レールガン)』

toaru-project.com

 上記作品のスピンオフで、どちらも物語の舞台「学園都市」の風景は立川駅などがモデル。


④『世界征服~謀略のズヴィズダー~』

www.sekaiseifuku-zzz.com

 物語の舞台は立川がモデルの「西ウド川市」。このネーミングの由来は立川の名産品として有名な野菜の「ウド」。立川も公認なりそこねキャラ「ウドラ」でウドを広く普及させるべく、広報に励んでいるんだけど、知名度イマイチ。おまけに愛嬌もないし可愛くもない。

 

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※ウドラ

で、公式ホームページ

udolla.jp

 立川市民の公募キャラで人気投票2位になり、惜しくも公式の座を逃したキャラ。このイベントにも遊びに来るとのことなので皆さんどうか可愛がってやって下さい。って別に俺、立川市民でもないのにな。

 

⑤『サムライフラメンコ

www.samumenco.com

 ヒーローに憧れる青年の物語。物語の舞台について具体的な言及は特にないが立川駅周辺の描写が多くある。

 

 あにキャンのメインイベントを紹介

 この他にも、21世紀の現世へバカンスを楽しみにやって来たキリストとブッダの生活拠点が立川という設定のマンガ「聖☆おにいさん」に、アニメ的な可愛さに秘めたメンヘラな精神を持った少女のダークで後味の苦いダークなSFファンタジー魔法少女まどか☆マギカ』という作品の舞台っていう話じゃないけど立川の昭和記念公園をモデルにした公園なども登場していたとか。

参考資料

gakumado.mynavi.jp

 補足するとウルトラマン40周年で作られた「ウルトラマンメビウス」の怪獣出現のシーンほか、平成ライダー作品「仮面ライダーカブト」のオープニングテーマ映像でも立川駅周辺が使われているので、確かにサブカルとの関係は浅からぬ街ではあります。「イース」などのゲームで僕らの世代を熱狂させたゲームメーカー「日本ファルコム」も立川ですねそういや。

 さてそろそろ本題。この「立川あにきゃん」は以下の3イベントがメインになっている模様。

 

①会場総出のコスプレ大会

www.cosplaycossan.com

 衣装に身を包むコスプレイヤーや写真撮影に励む人。そんな愛好家が集う大規模なイベント。現在のところ参加しようとは思っていません。だけどコスプレに条件や制限はないみたいなので、
僕だったらスーツ姿で分厚い紙の束を本物の一万円札で挟み、指でめくって周囲に見せつける籠池理事長のコスプレをやってやる。

 

痛車の展示会

anican2017-itasha

 あにきゃんのイベントの趣旨としてはサブカルの集積地になった立川で、新たなコミュニティーや子どもの笑顔が生まれる街を作ろうということみたいだけど、痛車は逆効果で周囲の失笑を
産むだけなんじゃないだろうか。どうせだったらフェラーリカウンタックにポルシェなどの超高級外車にポルノ的なイラストをでかでかと描いた、金をドブに捨てるような「2つの意味で痛車イタ車)」みたいな車があったらおもしろいのに。

③謎解き街めぐり

 自立思考を持った小型の女の子ロボットを使ったバトル形式のアニメ「フレームアームズ・ガール」っていう作品に絡めた謎解きイベント。小型ロボットバトルって聞いて昭和50年代のアニメ作品の「プラレス3四郎」を思い出した僕はおっさん。

www.fagirl.com

 

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プラレス3四郎 - Wikipedia

 

 その他、声優のトークショーみたいな鉄板コーナーや萌えカフェ店員の歌とダンスショーという誰をターゲットにしたのかもよくのわからないステージの企画も。興味ある人は行ってみたら?僕は基本的にサブカルで町おこしに反対の立場なのでどうだっていい。

 

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※立川はまだ東京、首都圏なのでいいんだけど地方がアニメなどのサブカルを使って街おこしを考えるのはやめたほうがいいよマジで。おまけにサブカルナショナリズムとの親和性も高いため、現在の日本とサブカルの関係性やあり方についてをもっと業界は本気で憂うべき

大仁田の引退に、プロレスの常識と世間の非常識を考える

 こんにちは。

 いきなりの質問ですが皆さんは国語、文章の読解力に自信をもっていますか?手前味噌ながら自分はそれなりに読解力はあると自負していました。だけど先日、この新聞記事を見てひどく混乱。あれ?この文章の意味がさっぱり理解できないぞ?俺って思っているほど読解力が高くなかったのか?今日はそんな思いを読者の方々と分かち合いたくて記事を書きました。

www.nikkansports.com

 リングロープを有刺鉄線にして電流を流したり、触れたプロレスラーを爆発させたりするなどの過激な試合で多くの支持を得たプロレス団体「FMW」を旗揚げしたことで90年代のプロレスシーンで時の人となったレスラー「大仁田厚」引退。

 

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大仁田厚 - Wikipedia

 プロレスラーながら定時制の高校や大学に通い、卒業したと思いきや政治家になったり俳優になったりと多方面で幅広く活躍。その他にも海外で高い評価を得た全日本プロレス武藤敬司扮するヒール「グレートムタ」を堂々とパクり、「グレート・ニタ」としてリングに上がるなど全般的に「この人、何がやりたいんだろう?」と疑問を呈さずにいられない人物です。そういや91年ごろに日テレ系でアニメ化された「キン肉マン キン肉星王位争奪編」で「コニタくん」なるキャラもアニメのオリジナルキャラとなって出ていました。覚えている人も殆どいないだろうけどね。

 

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コニタくん 

 あと、このサブカル雑談ブログのアイデンティティー的に押さえておきたいのが、「クソゲー」ともっぱら評判のこのゲームかな。

www.youtube.com

 
 スーパーファミコンの画像としては当時、かなり頑張った作品には見えるんだけど大仁田本人の実写を使ったと思われるゲームのオープニング画面は大仁田の声が音割れしており、長州力天龍源一郎並の滑舌のひどさで何を言っているのかさっぱりわからない。そもそも反則行為のないタイマンでの強さに疑問符がつく大仁田で対戦格闘ゲームっていうのもどうなんだろう?

 

 でもってそんな大仁田も、気づいたら60歳。そりゃ引退を考えるわな。なんて思っていた時に、ふと目にしたセンテンス。

 

7年ぶり7度目の引退。

 

 どういうこと?引退ってどういう意味だったっけと考えて辞書をひいてみました。

dictionary.goo.ne.jp

引退・・・役職や地位から身を引くこと。スポーツなどで現役から退くこと。 

 

 引退を決めたプロスポーツのアスリートが数年後に現役復帰!ってのはまぁよくある話。この「引退」って単語の意味と用法も別に「身を退く回数」について細かい決まりを定めてはおりません。だけど7度目の引退っていうのは常識的に使い方変だろ!それ普通に考えて引退じゃなく単なる休業だろ?なんでどのスポーツ新聞の記事もフツーにこの話題を扱っているの?どうしてどこの新聞社も「7年ぶり7度目って、野球チームのリーグ優勝かよ!」ってツッコまないの?まさか大仁田の復帰、引退の回数っていうのはプロレスの世界だと、さほど珍しくもないスタンダードなの?と、まぁそんなことを考えながら昨日は業務に励んでおりました。プロレスラーの常識=社会の非常識。そして非常識っていえば、やっぱりプロレスラーの放つ名言。想像を絶するトレーニングや試合で鍛え上げ、限界を越えた肉体を持つ男たちの「考えるんじゃない!感じるんだ!」とでもいわんばかりの小賢しいロジックを越えた肉体言語は人の心を打ちます。そんな数多あるプロレスラーたちの名言から、本日はこんなひと言を紹介。どんな人でもコレを見たら元気出ますよマジで。

 

猪木!!
てめえの首をへし折るのに3分もいらねえ!
5分もあれば充分だ!

 

ー将軍KY若松ー

追記:っていうかこの記事書いて1年も立ってないのにプロレス復帰するんじゃない!

www.sponichi.co.jp

 

 


 

 

 

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※社会は禅問答のように正解などない混沌であるということをレスラーの名言に学べ!

 

 

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」

フルタ製菓のフルタマン。それはオレの心を鷲掴みしたCMヒーロー

こんにちは。

 昨日は衆議院選挙でしたが、皆さん投票行きました?今回の結果について思うことは、あらためてまた書きたいなと思っているけどポリティックな話題を続けるのも疲れるので、本日からまたサブカル関連メインの雑談ブログに戻りましょう。

 

 さて本題。本日はこのブログから。

www.amiclo3sisters.com

  自称ヲタクのママさんが小さな三姉妹のママとして奮闘するブログ。ブログスタートさせてめでたく一ヶ月突破ということなので、お祝いとして紹介させてもらいました。ブログによると娘さんも現在、放映中のアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」にハマっているとのこと。同じく僕の娘もこのアニメが大好きで、プリキュアたちが怪物と戦う時に使う「キャンディーロッド」っていう武器アイテムを振り回したり、コスチュームをプリントした服を着てキャラになりきっているのですごく親近感わきます。

 

 この「キラキラ☆プリキュアアラモード」をご覧になっているよい子やその保護者の皆さん、そしていい年こいてプリキュアをこよなく愛する男性の大きなお友だち。そんな人たちの心を今、鷲掴みにする個性的でぬるいヒーローが現れました。その名も

フルタマン。

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  中堅お菓子メーカーのフルタ製菓のCMで商品広報に勤しむヒーローです。そして後ろにはアシスタントの「あおいちゃん」「ゆかちゃん」。この二人を従えてフルタマンはプリキュア視聴者にフルタ製菓のお菓子の魅力を語りかけるのです。

 

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 フルタの代表的な商品「ハイエイトチョコ」を覆面にして目元を覆っているために二人ともやる気があるんだか、ないんだか表情からはまったく読めません。そのだらけた雰囲気から「コレってプロの役者じゃなくてフルタ製菓勤務の女性社員がムリヤリCM出演に駆り出されたんじゃねーのか?」なんて思ったりもしたけど、実際はどうなんだろう。そんな無表情な二人とフルタマンの醸し出すなんとも味わい深いCMに僕は心を奪われました。そして休日にプリキュアを見た後はフルタマンのマネをしながら「フルタイソウ」で身体と心をスッキリ、リフレッシュさせる。

 

 フルタマンたちのテレビCMは以下のサイトで閲覧下さい。動画で視聴者に向けて「みんな、チョコ食べてる?」と語りかけた後、何の返事もない空間でとある元兵庫県議会員のように耳を傾けた後、独特の体操をただ繰り広げるだけの徹底的な独善っぷりが、なんともたまらなくなってきます。このポジティブな講師を中心に、両サイドにはさほどやる気を感じさせないアシスタント。コレってなんかどこかで見覚えあるなぁって考えていて思い出した。

 

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 コレだ。樫木裕美先生のカーヴィーダンス講座DVD。体操を普及させるべく張り切ってる樫木先生と両隣の「りかちゃん」「かなえちゃん」。ちなみに僕、この体操を続けたことで、以前3キロ減量できました。 

 

www.furuta.co.jp

 今後、フルタマンはどうなるのか?「ヤキソバン」みたく認知度を上げて続編CMが作られたりVシネマやゲームになったりするのか。はたまたこのままマイナーキャラとして知る人ぞ知るヒーローの域を出ずに人々から忘れられていくのか。だけど大丈夫。みんながフルタマンを忘れたとしても僕はぜったいに覚え続けてやる。本日のブログ記事は、そんな一部でプチ話題のヒーローについて語ってみました。

 

  

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プリキュアアラモードの放映時間以外でも、このCMを見たという人がいたら情報をお寄せ下さい。


今週のお題「休日の過ごし方」

政治や選挙に関心ないバカでも安心。投票先を選べる簡単ツールが便利!

こんにちは。

 衆議院選挙に向けて与野党の選挙活動や報道もヒートアップ。皆さんもどこの政党に自らの票を投じるか、なんとなく決め始めているころじゃないでしょうか。ん?まだ?もしまだ決めかねているのでしたらこのサイトを参考にしてみたらいかがでしょう?

japanchoice.jp

 

 人気番組の知名度だけで議員になった自民の丸山いわく、自民以外の議員に票を投じる有権者は「頭のおかしい人」だそうな。まぁいいや、コレは今回の衆議院議員選挙用の特設サイト。与野党・候補者の公約、日本全国のブロック別獲得票予想分析などが網羅された便利な構成になっております。中でも便利なのがこの「投票ナビ」。

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 消費税や憲法改正、外交など20の設問に答えていき、自分の都道府県と所属する選挙ブロックを選択するだけで、比例代表で選ぶべき政党がグラフで表示される!今までありそうでなかった、画期的なツール。自分もためしに使ってみたけど「便利だな」という印象を持ちました。ただ結果はこのブログ読者さんの投票にも影響を与える可能性もあるため公表しません。

  

 このサイトを作ったのは26歳で「NPO法人Mielka」を運営する徐東輝さん。学生だったころから若者の政治参加を促す活動に携わってきたが、日本の若い世代の選挙の無関心さには心を痛めていたそうな。長きに渡る啓蒙活動を続けてきた中で昨年の米大統領選に学ぶため渡米。そこで徐さんはアメリカの進んだ情報公開に触れる。多くのメディアや団体が、大統領を選ぶため、有権者の求める情報をデータにして広く伝えているのを目の当たりにしながら、日本での選挙の啓蒙活動について助言を求めると『(有権者に)投票を促すだけの啓蒙はおかしい。有権者に甘えるな!!』という意見をもらったそうな。それを受けて「日本では政治や、政党の政策を理解するほど暇な人は多くない。どう考えても大変だ。だったらデータとファクトを見せることで合理的に判断できるようになる。有権者は頑張らなくてもいいんだ!」という反省から、上記の情報サイトを作成したとのこと。

 

 ただね。たしかに便利だし、この徐さんの語ることや活動の意義もすごく理解できる。同じく選挙について投票率が上がったらいいのにと考えていながらも何もしていない自分には徐さんの積極的な行動について敬意を払うんだけどもなにか、どこかに違和感もあるんですよ。

 

「興味を持て、ってしんどいじゃないですか」

 

 これは徐さんのインタビュー記事の見出しに使われていた発言(現在削除されている)なんだけど、僕はやはりそこに対して賛同できないものがあります。「政治に興味を持てというのはしんどくて、実際に政治を理解するため頑張りたくないという人がほとんど。どうして政治だけは勉強して意識が高くないと判断さえも許されないのか?」っていうインタビューの言い分も確かに分かる。だけども、上記のツールで自分の求めている政治がグラフ化されたのを見て、なんとなく「イヤだな」と思った自分がいました。そのグラフを頼りに比例で投票する政党を選んだとします。だけどそのデータだよりに選んだ政党の先に「自分」はいるのか?そんなふうに考えたら、だんだん興ざめをしてしまったのです。

 

 はっきりいって自分の意向が100%反映された政党なんてそうそうありません。賛同できるもの、できないものなどを公約から読み取って自分の中でそのプライオリティを決めて票を投じる。そうやって悩み、考えながら票を投じるからこそ選挙っていう行為に価値があるんではないのか。熟慮の先の投票だからこそ、政治への関心や選択者としての責任が芽生えるんじゃないのか。便利さと合理的って結局、自分の苦労や苦悩の逃避じゃないのだろうか?と思えてなりません。今回、このツールを紹介することで選挙への興味を持ってもらえるきっかけになれたらという思いからブログで紹介させてもらいましたが、そういった自分のバカさに多少呆れています。だからこの記事のタイトルは煽りではなくてこの文章の書き手自身の自嘲だと捉えてもらいたい。

 

 とはいってもこのサイト。自分の選挙区の候補者のツイートやFacebookのコメントを検索できる「マップ」政党別の政策を記号で比較できる「政策比較」などはすごく便利。徐さんの労力には心からの敬意を払いたいと僕は思っています。ただ「投票ナビ」と政治に対して「政治に興味を持てってしんどいじゃないか」という意見には「そのしんどさに耐えるのが大人」なのだと僕はいいたい。 

 

 

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選挙前の世論調査をみて投票など、どうでもいいと思った男のブログ

こんにちは。

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 10/22と迫った衆議院選挙。都議選後の内閣改造からいきなりの解散、希望の党への接触による民進党の実質的な解体、そこを乗り越えての「立憲民主党」旗揚げ。今までを振り返っても、ここまで情勢が変化を続けている選挙ってなかったんじゃないかな?と思っています。この目まぐるしい情勢に「コレはもう想像できない凄まじい選挙になるんじゃないか?」と期待せずにいられなかったんだけれども、先週の世論調査の結果に唖然。

 

www.yomiuri.co.jp

 

www.huffingtonpost.jp

 

 安倍政権寄りな読売と政権に否定的な朝日がほぼ同じ結果を出していることから、この調査結果はそれなりに妥当だったのだろうなと思っています。

 もう正直にいって、僕は疲れた。森友や加計だけではなくカネを巡る多くの疑惑に議員のパワハラ。都議選敗北で頭を下げ「不信払拭のために、丁寧で誠実な説明を」といいながらも自分の疑惑のほとぼりが冷めるのを待つため、臨時国会を逃げ続ける振る舞い。どれもこれらはこの国の人々をひどく怒らせました。それでもなお選挙になると、急にその怒りは喉元を通り過ぎた熱さみたく引いていく。その結果、日本の政治に自浄作用は働くこともなく、何度も同じ疑惑や騒動は起こり続ける。そう思ったらもう、どうだっていい。なにもかもアホらしい。選挙になんて行ってたまるか!

 

・・・2、3分ほどそんなことを考えた後、気持ちを切り替えました。今回の調査をウソだとは僕も思わない。けど一方では民進党、希望の党のゴタゴタのせいで「立憲民主党」という新たな受け皿に歓喜の声も多く集まっており、共産党やその他の反安倍を訴える議員も立憲民主党との結束を強めている印象もある。実際、内閣支持率を見ても「支持37%」「支持しない43%」になり逆転している。だけど自民が比例投票先で一位になる予想。このズレはどうして発生した?」と、

 

www.nhk.or.jp

幾つかの新聞記事を読みあさり、2つのポイントに注目することにしました。

反自民有権者が、希望の党がコケてどの政党を選ぶか迷っている
②選挙にいくかどうか迷っている人が4割近くいる

 

希望の党がコケてどの政党を選ぶか迷っている

 新聞の世論調査グラフを見てみるとそれは一目瞭然で、希望の党の失速に反比例して立憲民主党が伸びている。ただ、その失速分を全部野党が回収できていないため、宙ぶらりんっだったり自民に戻った有権者もおそらく多いのでしょう。

②選挙にいくかどうか迷っている人が4割近くいる

 現在の政権、ぶっちゃけもう信頼できないんだけど、選挙となるとめんどくさい。或いはどこに入れたらいいのか分からないので選挙行かないという、おなじみとなった「無党派層」の行動が結果を左右するパターン。

 

 メディアの世論調査では「選挙に行く」という人が6割近いみたいだけどそれはまぁ参考程度。本当に選挙になったらどれだけの人が選挙に足を運ぶのか分かりません。選挙戦も週明けからもう後半戦になりましたけど、この①、②のポイントを踏まえて、ぜひ与野党にやってもらいたいことが2つあります。それはこの国の選挙民に向けて「選挙に来いよ!」と訴える営業です。「責任与党に1票を!」「政権にNOを!」とかいった自分たちへの支持・不支持者だけに呼びかけるケチな営業じゃなく双方ともに「自分たちへの支持・不支持は問わない。ともかく選挙に来い!」と太っ腹な声を発して訴えてもらいたい。安倍首相だったら「政権の是非を選挙で決着つけてやる!投票率50%前後の結果で満足できるか!最低でも70%前後の投票率がなけりゃ総理を辞める!高投票率は与党に不利とか言われているが、そのうえでも俺はこの選挙で勝ってやる!」ぐらいの懐の広さと余裕みたいなものをこの国の人に見せつけて欲しい。立憲の枝野さんや、共産の志井さんには「リベラルは負けない!政権打倒のためにあなたの力が欲しい!それからミンシュガー、キョウサンガーとSNS複数アカウントを使って叩かれたってどうってことはない!文句あるなら『投票』という手段で戦おう!正々堂々受けて立ってやるぜ!」とかいう気合い、根性をぶつけてもらいたい。

 まぁそれを実際にやるかどうかはともかく、少なくても安倍首相はその「営業」の義務はある。なぜかっていうと今回の選挙は「国難」というフレーズを打ち出して行ったものだからです。その国難を解決できる政策を大勢の前で安倍首相は語ったうえで信を得るのが物事のスジというもんです。だけど肝心の首相はヤジがイヤで人の少ない所をねらって転々と回っていたこともあり、それを自民も支持者も認めていた。実に無責任だし、何より国難を銘打った当事者としては矛盾しているなぁと思います。自民の支持者や保守の人だったら「国難打開のために政策を広く訴えて下さい」とか「演説で現在の支持率の低さを挽回して下さい!首相だったらできます!」と強く叱咤激励して大勢の前に立たせることこそが、現在自民党としてやるべきことなんだけども、誰もやろうとさえしない。言い換えればその矛盾こそ、今回選挙を決めた首相最大の弱点なので、野党もモリカケの疑惑よりそこをつけばいい勝負にもちこめるんじゃないかと思うんだけどなぁ。

 

 さて。ここからは選挙に関心があるけれど投票に二の足を踏んでいる人の気持ちになって文章を続けていこうと思います。政治に思うこともあり、何とかしなきゃっていう思いもある。だけど、どうしてみんな投票にいかないのか?それはたぶん、多くの人たちが「何万分の1である自分の投票が何かを変えられると思えない」。と考えているからじゃないでしょうか。だけどそれは違う。その何万分の1票こそ50%対50%の拮抗を51%対49%へと変えるための決定打になりうると、僕は思います。大多数を前に演説で「皆の力を合わせて!」と大勢の人に訴えるのも大事だけど同時に「決定打にあなたの力が欲しい!」と、政治家の人には何万分の1の人に語りかけて貰いたい。ましてや現政権は支持を下げている。つまり殆どの人が「現状はもう嫌だ!」と思っていることになります。そういった声が多勢であり、選挙をためらっている人の理由が「自分が参加してみたところで何も変わらない」っていうものであり、そのためらいが現在の内閣支持率、選挙結果の予想とのズレを生じさせているなら迷わず投票に行けばあっさり現状なんて打破できるぜと!いう単純なことなのに、そんなに何を難しく考えているんだか、僕にはさっぱりわかりません。

 

 そうはいっても選挙前の予想を見ていると・・・という声も聞こえてきそうですけど、その一方でこういうデータもあります。

 

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 これはツイッター上で「はる」という人が新聞の行っている選挙前の46都道府県全ブロックの情勢調査をまとめて発表されているデータ集であり、それをみると確かに勝利は固そうな候補者も多くいるけれど、案外与野党で競り合いが続き、その結果は当日までは分からない。といったエリアも少なくはありません。この選挙情勢の先には「安全だと思っていた候補は思っていたよりもキツい戦いだった」、「選びたい候補者もいるけど、どうせ勝てないと思っていたら思いのほかいい勝負」、「野党を勝たせたいが応援している候補ではキビシイ。だったら与党に勝つため、他の勝てそうな野党候補に鞍替えを考える。そして、比例で応援シたい候補の政党に票を投じる」など、そこには自分の声(民意)を政治に反映させる「戦略」があるはず。こうなってくるともう、この選挙はプレイヤー(有権者)が増えていけばそれだけどちらが勝つかも分からない、遊びがいのある壮大な陣取りゲームにもなり得ます。データ上にしかない、空想の陣地ではなくリアルな生活拠点で繰り広げる、政治への理想と民意反映のリアリズムを同居させた無料参加のゲーム。絶対におもしろいぞとこのブログの読者さんには声を大にしていいたい。

 

 この選挙を「どうでもいいもの」とするか、「遊びがいのある戦略陣取りゲーム」に昇華させるか。さてさてどうなるやら。 

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※選挙で有権者投票率が80%を下回ることのない国に行ってみたい。日本だって、いつかそういう国になれるはずだ。 

 

 

今週のお題「行ってみたい場所」

こんなのパチンコで出して売れるのか?とマジで思った作品

こんにちは。

 きのう10/3は「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公、鹿目まどかの誕生日だったそうな。さて、この魔法少女アニメ。キャラのほんわりとした絵柄と作品のテロップから一見、のんびりしたほのぼの作品かと思い、手を伸ばしたらエグい演出やメインキャラクターたちの抱えているトラウマに端を発するメンヘラな心理描写などに頭をぶん殴られるというかなり屈折したものであり、それでいて物語は意外と正統派なSFだったりするため僕もどう評価したらいいものかとコレを見た時はただ、唸りました。物語を簡単に説明すると別の空間から現実社会に侵食してくる「魔女」を倒すため、10代の女の子たちが魔法少女となり戦う。少女たちは魔法少女の使い魔「キュウべぇ」と契約して魔法の力を手に入れる代わりに、願いをひとつだけ叶えて貰えるけども・・・。みたいな極めてダークファンタジーな作品。そんな作品が最近パチンコになったそうな。まぁその前にパチスロ機になっていたので驚きもありませんけどね。

www.kyoraku.co.jp

 さて本題。パチンコ機、パチスロ機のメーカーがギャンブルに興味なさそうな層を開拓するため、人気の映像ソフトやテレビ番組などをコンセプトにした機器を開発するという傾向はこの10年ほど続いておりますが、そのエポックメイキングだったのはやはり「ビスティ」というメーカーの作った「新世紀エヴァンゲリオン」ではないでしょうか。

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 大当たりかハズレかの直前に本編のアニメ映像を挟む演出で人気を博して以来、今も新作が出続けているシリーズですが、この機器の大ヒット以来、俺らも続けと!と多くのメーカーがアニメやドラマ、映画作品でパチンコ機、パチスロ機を作り続けています。ロボットアニメだったら「ガンダム」や「マクロス」。特撮だったら「仮面ライダー」に「ウルトラマンシリーズ」。などなど枚挙に暇がありません。

 そんな中で、「このパチンコ、誰が遊ぶのよ?」と驚いた作品があります。f:id:arrow1953:20171004004516p:plain

フランダースの犬世界名作劇場

 

 PTA推薦の良い子におすすめのアニメと薄汚い大人のギャンブルをコラボさせた作品!!ピュアな眼差しや笑顔で当たりそうなリーチを誘い、期待させながら大ハズレを突きつけて大人から情け容赦なく金をぶん取るこの少年たちは近藤真彦の名曲「ミッドナイト・シャッフル」でいうところの「天使のような悪魔」というところでしょうか。アニメ業界にいた友人曰く宮崎駿のイラストでエロゲー作るようなもんだぞ」というのは、実に的を射ている表現だと思います。いや、当時マジでこんなのあったんだ!と驚きました。だけどそういうキワモノを見つけたら試してみたくなるというのが人情。友人を連れてその台を置いているパチンコ屋にいってみました。

 僕は本来ケチなので3000円ほど使って当たったらラッキー。っていう感じで遊びましたが、そのお金を丸ごと損する結果に。ところが同伴の友人はというと大当たり!ただ、当たりをひいたのがフランダースの犬リーチだったため「俺の大当たりのせいでネロがさらに貧乏になった気分になって、なんとなくだけども不愉快になる」とのこと。

 なんにせよ皆さん、ギャンブルは節度を持ってほどほどに。

 

  

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世界名作劇場の中で目立たないけど、「牧場の少女カトリ」が僕は大好きだ!!