サブカル 語る。

サブカルチャーなどについての雑談

漫画

「表現の自由」「エロ」について考えるなら、土田世紀の編集王を読むべきだ

こんにちは。 今日のブログのテーマは「表現の自由」。だけど今回は僕ではなく、ある漫画で語られた「表現の自由」についての見解から、その辺について考えていきたく思っています。その作品とは土田世紀の「編集王」。20年以上前に小学館の「週刊ビッグコミ…

「表現の自由」を叫ぶオタク共の「オウム化」をどう止めるかを考える

こんにちは。 そろそろ参議員選挙。選挙といったら「ラブひな」の作者が自民党から比例での出馬を決定だそうな。 赤松の表現漫画に見る「小林ゴーマニズム」との類似性 「表現の自由戦士」に見る「オウム」との類似性 赤松と小林とオウムに見える「権威志向…

月曜日のたわわ広告に、日本の「ダメさ」が濃縮されている

こんにちは。 今回のブログのテーマは先日、日経新聞に掲載されて顰蹙を買った「月曜日のたわわ」という漫画の広告について。ブログのタイトルでも述べているけど、この広告には女性に対する「日本のダメさ」が凝縮されています。 natalie.mu この広告、フェ…

「遊郭ってなーに?」っていう素朴な疑問に答えてくれる作品について

こんにちは。 お久しぶりです。相変わらず日々の仕事に追われまくっており、このブログも脚本も書けておりません。かといってその業務は大変かというと、疲労感はハンパじゃありませんけどもめちゃくちゃやりがいのあるものなので、それなりに満足をしてもい…

アクタージュを打ち切ってトカゲの尻尾扱いにしたジャンプに怒るべき

こんにちは。 先日のブログから2週間。この話題については「誤読」というか、おそらくろくに読んでない人たちからのブコメなど来るだろうなと思っていたら案の定でした。 アクタージュの連載打ち切りに伴う構造 作画の担当者が語る物語の責任 アクタージュを…

アクタージュの打ち切りの背景はアニメ・漫画業界全体が猛省するべきである

こんにちは。 長かった梅雨も明けてから連日、猛暑日が続いておりますが、皆さんお元気ですか。とかいう時候の挨拶はこの辺で、本日のブログはアクタージュの原作者、痴漢による逮捕に伴う「アクタージュの連載打ち切り」について。 アクタージュ大好きだっ…

ゆらぎ荘の幽奈さんの透かしエロ表紙問題について考える

こんにちは。 本日は前々からずっと書きたい。と思っていたテーマを取り上げさせてもらいます。これを皆さんは覚えていますか? ゆらぎ荘の幽奈さんの透かしエロヌードについて そもそも漫画ってなに? 記号でリアリズムを描いた手塚 ゆらぎ荘の幽菜さんを「…

キモオタどもが社会から嫌われる理由を言い表した漫画について。

こんにちは。 最近のオタクについて批判を続けているうちに、すっかりそのオタク共から嫌われたこのブログですけど、皆さんお元気でしょうか。 だからオタクは嫌われる オタクが嫌われる理由①「臭い」 オタクが嫌われる理由②「ウザい」 オタクが嫌われる理由…

物語をマンガから排除した「ゆらぎ荘」を僕らは褒め称えるべき

こんにちは。 本日のブログは久々に、毎週ごとにはてなブログで提示されるテーマに沿って書いてみましょうかね。ってことで今週のテーマは 今週のお題「好きな漫画」 僕、週刊少年ジャンプで連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」っていう作品がとても好きなんです…

今週号の「ゆらぎ荘」に少年漫画の読者高齢化を感じた

こんにちは。 先週は本業のネットワーク業務が立て込んでいたため、関西に土曜日から月曜日まで出張。そんでもって本日は通常業務。まぁ振替休日を今週まとめていただくので、別にいいんですけどね。疲れた身体と頭を引きずりながら新幹線に乗り、その道中で…

女体だーい好き!こそオタクとこの社会の本音である!

こんにちは。 毎度毎度の時候の挨拶みたいな書き出しにも飽きたので、今回は本題から。 今回のブログの本題はこのポスター。 出典:日本赤十字社 この辺について何度もブログで書いてきたので「どうぞお好きに」という想いもあり、基本的にスルーしようと思…

戦争を知らない子どもたちは「戦争」をどう語るべきか

こんにちは。 昨日は敗戦記念日。終戦ではありませんよ。「敗戦」です。日本が「国益を守る」という大義名分のために、多くの国民の生命や財産、権利などを犠牲に強いて戦った挙句、大敗を喫しただけという最低な歴史を振り返り、もう二度とその愚行を繰り返…

戦争をめぐる漫画の作者による、ある対談について

こんにちは。 日常業務にかまけてブログも怠け気味の今日この頃ですけど、皆さんお元気ですか。山本太郎とサブカルをめぐる関係についての雑感や、あいちトリエンナーレを巡る表現の自由についてなどかきたいことはあるんだけど毎日の仕事で頭が疲れているせ…

NHKから国民を守る党と小説「NHKにようこそ」

こんにちは 梅雨の三連休を過ぎて、世間と各党ともに7/21の参院選に向けて動きがさらに活発になってきている今日この頃。ここでは特定政党の応援などは控えておこうと思いますけど、批判はさせてもらう。そんでもって本日、話題にさせていただくのはこの党。…

参議院選挙の投票にはこち亀の「日本道楽党」をよろしく!

こんにちは。 先週から本格的にスタートした参議院選挙。サブカル関連の雑学ブログでありながら何度も皆さんによびかけておりますが、ここでも述べさせていただきます。 「選挙に行け!だれに投票したらいいのかわからない!とかほざく奴はただのバカ」 この…

「いちごの学校(きづきあきら+サトウナンキ)」はもっと評価されるべき

こんにちは。 本日のブログ、本音を言うとあまり書きたくないテーマです。だけどこの数日間に、こういった報道がされているのをツイッターやニュースなど多くのメディアで見ていて書きたくはないけれど、書いておくべきだと思いました。 文字どおり「女性を…

クニミツの政(まつり)の続編を、今回の地方選で。

こんにちは。 先日から始まった統一地方選。国政選挙より規模も小さいため、みんな軽く考がえがちになるけども地方選っていうのは僕らの生活に深く関わる大切な選挙です。 クニミツの政に反映された「まともな政治への渇望」 地方選挙は民主主義の学校 あな…

『響~小説家になる方法~』をつまらないと思った理由。

こんにちは。 本日のテーマは女子高生小説家が主人公の漫画「響~小説家になる方法~」。 響ってどんな物語? 「響」がつまらない理由 対極の天才を描いた作品 響ってどんな物語? 小学館のビッグコミックスペリオール」で連載されており、マンガ大賞2017で…

週刊少年ジャンプは50周年を経て、今また黄金期が来たのかもしれない

こんにちは。 本日のテーマは「週刊少年ジャンプ」。 ジャンプ掲載の作品に幅が広がってきている アクタージュ act-age 約束のネバーランド Dr.STONE(ドクターストーン) 単純な友情・努力・勝利に飽きた読者 高度成長期~バブルを引きずっていたジャンプ …

BL(ボーイズラブ)を初めて読んだ乙女の感想が意外だった

こんにちは。 本日のブログ記事は思うところあって、以前書いた記事のリライト。最近ブログアクセスが増えており、それはそれで嬉しいんだけど、その中でもお気に入りな記事であるにも関わらず未だ殆どの人に読まれていない記事も多くあったりします。そんな…

サンリオピューロランドに家族で出かけて、サンリオ男子の気分に浸る。

こんにちは。 先日は会社も休みだったので、妻と娘と三人で多摩市にあるサンリオキャラたちのテーマパーク「サンリオピューロランド」に行ってきました。 www.puroland.jp 今回でサンリオピューロランドに来たのは3度目。毎度のことながらサンリオの可愛い…

「火ノ丸相撲」作者は大相撲の暴力問題に挑んだ点で評価すべきである

こんにちは。 本日の話題は、週刊少年ジャンプで連載中の相撲漫画「火ノ丸相撲」。僕もこの作品大好きで、出勤中の電車でまず最初の方に読むんだけど、先日ジャンプに掲載されたエピソードについてはほぼ同じ時期に横綱日馬富士の暴行が明るみになったため違…

吉祥寺のカフェゼノンで「北斗の拳」「花の慶次」「CITY HUNTER」のキャラにご対面

こんにちは。 昨日は妻の友人ファミリーが大阪から東京に来ているため、久々に合流することに。我が家も電車に乗って、待ち合わせ場所である吉祥寺に向かいました。合流するお店は吉祥寺駅の高架下にある喫茶店「カフェゼノン」。 www.cafe-zenon.jp 「MANGA…

企業への内定辞退に悩む学生に読んでもらいたい「日本でいちばん大切にしたい会社」

こんにちは サブカルだけでなく、サブカルと世相を絡めた話題についても多く取り上げるこのブログ。本日のテーマは「企業の内定辞退」。 blogos.com www.huffingtonpost.jp 就職氷河期と呼ばれる時期に学生だった僕からしても「そんな時代になったんだなぁ」…

るろうに剣心の北海道編にちなみ、目先を変えた新撰組スポットを紹介

こんにちは。 本日発売のジャンプSQで連載スタートとなる「るろうに剣心」の北海道編。 jumpsq.shueisha.co.jp 20年前にジャンプでリアルタイムに読んでいたおっさんとしてはこの情報は感慨深くもあり、どんな物語になるかはかなり気になるところであります…

海パン刑事の元ネタはこち亀ではありません!

こんにちは 本日のブログはこの話題から。 nlab.itmedia.co.jp コレどういう話かっていうと福岡県警が海水浴に来た客の荷物置き引きの防止策として、水着姿の私服警察を海に派遣。その効果も上々とのことでまぁ結構な事だけど、この話題で使われている「海パ…

動物王国で有名なムツゴロウさんの自伝マンガについて語る

こんにちは。 サブカルチャーのちょっぴりマイナーな話をメインに扱っているこのブログ。記事ネタはおもに自分の記憶力なんだけどその記憶が意外なところから呼び起こされることも少なくありません。 今回、紹介させていただくのはこの記事。 www.yukicoco.n…

「ジャンプ放送局」単行本はヘタな漫画なんかよりもおもしろい!

こんにちは。 本日のテーマは創刊50周年を越える「週刊少年ジャンプ」。おっさんとなった現在の僕も愛読している漫画雑誌です。 ジャンプ放送局。それは漫画よりおもしろい読者コーナー ジャンプ放送局が漫画を凌駕した日 ジャンプ放送局は日本エンタテイン…

そもそも日本の「自衛隊」とは何か?を考える前に読みたいマンガを紹介

こんにちは 森友と加計学園を皮切りに何かと常に騒がしい現、安倍政権。先日は「憲法改正」について、こういったニュースも報道されました。 www.j-cast.com 護憲?改憲? 突撃め!第二少年工科学校 自衛隊という組織の矛盾、その意義 そしてあなたはどちらを…

教育勅語とは何かを、マンガの「魁!!男塾」のギャグから考える

こんにちは 最近のニュースを見ていると「教育勅語」やヒトラーの「わが闘争」を教育に使うことに問題があるだのないだの騒いでいますけれど僕個人の感想をいわせていただくと、「地味に戦前回帰が始まってきやがったな」という印象を抱いております。 教育…